会報 ゆきしろ 65号 

会報「ゆきしろ」65号
(平成24年3月発行)

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     第65号
(発行者)
 社会福祉法人 富山県視覚障害者協会
 〒930-0077
  富山市磯部町3丁目8番8号
 電話 (076)425-6761
  Fax (076)425-9087
 Eメール:bcb05647@nifty.com
 Homepage:http://www.toyama-ssk.com
(発行責任者)
 会長  中西 美雄


 上の題字は 鶴木大壽 氏によるものです。

【ゆきしろ(雪代)の意味】

 雪国にあって、大地が春の雪原と接する部分で静かに融けはじめ、しずくとなり、やがてかすかな流れをつくり、それが集まって春のはじめの雪どけ水となって音をたてて大河に注ぐ様を、古くから俳句における春の季語として「雪代(ユキシロ)」とよばれています。
 当協会が、このしずくが集まって大河をつくるように大きく発展していくよう、願いを込めて命名いたしました。

   【ゆきしろ65号 目次】

◆巻頭言             会長 中西 美雄
◆ボランティアと利用者交流会報告    本江 とみ子
◆第37回視覚障害者球技大会報告     舟川 由紀子
◆視覚障害者に適した誘導システム講習会 上坂 敏彦
◆平成23年度 宿泊研修         白口 務
◆第35回文化祭・福祉機器展       上坂 敏彦
◆点字競技会・パソコン競技会報告    高島 久子
◆タンデム自転車体験会に参加して!   鈴木 修博
◆三療研修会の報告           堀 惠一
◆煙は甘くはない! 災害避難訓練    山内 正一
◆全国障害者スポーツ大会に参加して   中西 美雄
◆第57回全国盲女性研修大会・福井大会  柳田 信子
◆全国盲青年研修大会 仙台大会     濱野 昌幸
◆第20回北信越ブロックSTT大会    高島 久子
◆ミルコのひかり(イタリア映画)    小林 忠之
◆トロロ昆布がガイガーカウンターに反応 松井 吉則
◆世界マスターズ重量挙げ選手権大会   作田 佳弘
◆富山三つ星山の会より    事務局長 桐井 英志
◆納山祭(11月例会)に参加して     牧野 清美
◆消息 ◆受賞
◆時事暦
◆平成24年度主な行事予定
◆編集後記         文化部部長 上坂 敏彦

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《巻頭言》
◆社会参加へのバリアフリーを目指して
                              中西美雄
 9月に、初めて富山県ゆかりの総理大臣が誕生しました。政党や人物がどうあろうとも県ゆかりの人を応援したくなるのが人情でしょう。野田総理の両親は、富山市八尾町の山間の出身です。私も隣村の出身であることから喜びも大きかったように思います。
 ところが、その野田総理が「税と社会保障の一体改革」という大義の元で、平成27年には消費税の10%アップを宣言されました。この税金の使い道は、医療や老人介護、障害者の社会福祉などに主に使いたいとのことで、私としても無下に反対するわけにもいかないように思っています。とはいえ、東日本大震災復興税や多くの税金控除などの廃止によって家庭生活への影響は大きくなることでしょう。
 さて、私は本号を含めて「社会参加へのバリアフリーを目指して」と題して浅学菲才を曝露してまいりましたが、その根元には遅れている富山県内の視覚障害者の福祉を一歩でも進めたいという思いがありました。
 われわれ視覚障害者にとって、読むこと、書くこと、歩くことの三つが保証されたら何の不自由もなく、生活も社会参加も可能になると思っているからです。その意味で20年度は二口会長のもとで「日常生活用具給付事業」の拡大を目指して、市町村役場へのアンケート調査や当局への聞き取り調査をしていただきました。
 そして、21年度には「ガイドヘルパー事業の実施状況のアンケート調査」をして、市町村による格差是正のお願いをしたり、22年には銀行など金融機関への代筆・代読・行内の誘導を、県障害福祉課の指導をいただきながら実現したり、僅か5品目ではありますが「視覚障害者用の日常生活用具」の展示をしたり、23年には「同行援護」という画期的な制度を日盲連との強い運動でなすことが出来ました。
 この内の「視覚障害者用日常生活用具の展示」につきましては、本誌が手元に届くころには相当数の用具が展示されているものと思います。センターにお寄りの際には、事務所にお申し出いただき、手に取ってごらんいただけるものと思います。
 平成22年12月に「障害者自立支援法」が改正され、23年の10月1日から「同行援護」という新しいサービスが始まりました。これは市町村によって格差のあった今までの「移動支援」とは異なり、全国どこに住んでいても格差のない移動サービスを提供するというものです。
 「同行援護」というのは、今までどおりガイドヘルパーの手を借りて移動しますが、ただ目的地まで歩くのではなく、移動中の情報を伝えたり、時には代筆や代読もしてもらえるようになりました。また、利用範囲や利用時間も行政や予算に捉われることなく、利用者の希望に沿った利用が可能になりました。まるで、夢のような法律が出来たのです。
 ところが、この夢のような法律も、富山県内にあっては、その立法の精神を無視し、利用時間を8時間とか20時間とかに設定する市町村もあり、ほんとうの意味での「同行援護」は、まだまだ遠いようです。私たち協会といたしましては、県の障害福祉課を通して、また、協会から直接に市町村長宛に要望書を発したりして、「同行援護」が円滑に且つ立法の趣旨どおりに運用されるようにお願いしています。
 読者の皆さんで、障害者手帳をお持ちの方は、お住まいの福祉課で「同行援護の手続き」をされ、旅行でも、散歩でも、買い物でも…。センターへお出かけいただくのも良いのではないかと思います。この同行援護を希望する人が増えない限り、行政を動かせないのではないかと思います。みんなでガイドヘルパーを利用して街中へ出かけようではありませんか。
 また、平成22年12月31日にお亡くなりになられました、故田島名誉会長の追悼文集を製作しました。すでに皆さんのお手元に届いていることと思います。ほんとうに多くの皆さんのご協力と、関係者の努力により、氏のご功績にふさわしい出来上がりになっています。お手元に置いていただき、ときどき思い出して上げてくだされば文集を作成した意義も増すものと思います。
 最後になりましたが、平成24年度も、気軽にセンターへお寄りいただき、上記いたしました日常生活用具に触れていただいたり、各種の趣味活動にご参加いただいたりして、日々の生活を便利に、豊かに送っていただくための一助となれば幸いに思います。

《行事報告》
◆ボランティアと利用者交流会報告
                          施設部 本江とみ子
 7月3日(日)梅雨空の蒸し暑い中、ボランティア54名、利用者53名が一堂に集い、「ボランティアと利用者交流会」が視覚障害者福祉センターにおいて開催されました。最初に中西会長さんの挨拶があり、その後、音訳と点訳のグループに分かれ交流会を行いました。

(1)点訳グループ
 点訳は2階の和室で、ボランティア21名、利用者12名の参加。初めに自己紹介を兼ねて点字にどのように携わっているか、また点字環境について一言ずつ話していただきました。
 その中でボランティアグループのDAN(ダン)の会では観光物を点訳、日赤点訳奉仕団では支援学校へ収める図書を、コスモスの会ではおもに小説を点訳しているとのことでした。
 利用者側からは、点字の記号について、「点訳者さんの方は習得されているのに、利用者の方は全てを習得していない」という発言がありました。
 ある利用者からは、コスモスの会で点訳していただいた本『新参者』を読んだことについて話されました。
 「この本は、重要文化財にもなっている情緒豊かな日本橋を舞台にした刑事ドラマでした。そしてその後、東京へ行く機会があり、この本にあった日本橋へ行ってみたところ情緒豊かな日本橋とは違い、橋の真ん中にはドラゴンの像、その横には狛犬、その上には高速道路」となっており、それがとても不思議に思えたそうです。
 そしてまた、今度は『麒麟の翼』という本を点訳してもらい、読んだところ、その時不思議に思えていたことが、この本に書かれていたそうです。「どちらもとてもおもしろかった」と、感謝の気持ちを述べられました。
 またある利用者からは、「献血をした際に、その時のデーターを点訳してもらえないか」と、日赤点訳奉仕団の方に数年前にお願いしていたところ、それがかなえていただけるようになり、今では点字でデーターが送られて来るようになり良かったと、感謝の言葉も述べられました。
 次に射水市の点友会の方から活動内容を発表してもらい、その後点訳の現場と苦楽について話し合いました。点友会の活動としては、
・毎月第1、第3土曜に例会、年に1回点訳講習会を行う。
・点訳者は講習会後、点訳者になるための通信教育を受ける。
・小学校へのクラブ指導、また4年生を対象にした点字指導。
・おもな点訳物は、『福祉いみず』、福祉大会のプログラム、ゴミの分別表、コミュニティバスの時刻表、新湊曳山祭りの曳山順路および予定時刻表など。
・射水市(旧新湊)図書館に、毎年数タイトルの点訳本寄贈。
などの内容が発表されました。
 次に点訳者になるまでの過程を、順をおって話していただきました。点訳者になるには、
・点訳講習会を受ける。講習会では『点字入門』の手引きを使い、点訳をしていく上で、避けては通れない大切なことを習得。次に簡単な文章を使ってマスあけの練習をします。
・これが終わると天理教点字文庫の通信教育へと移ります。ここでは、120問の例文集を点訳して、文庫の方に送ると、添削されて返ってきます。基礎コースを終了すると仕上げコースへと移ります。仕上げコースでは、更に難しい課題文が送られてきます。これを卒業できたら文庫の方から、点訳者という資格が与えられるそうです。
 次に点訳の現場と苦楽について話し合いました。「苦労」という点では、
・漢字の正しい読み方を、どう決定していくか。
・点訳者の定着率が低い。
・本の校正の中で間違いがあった場合。
・点訳の本選び(どのような本が読み手に受けるのか?またどのような本が、点訳者に点訳してもらえるのか?)
 「楽しい」という点では、
・支援学校の生徒さんから、お礼状をいただいた時。
・本が早くきれいに仕上がった時に得られる達成感。
などでした。

(2)音訳グループ
 音訳グループは、研修室において交流会が行われ、ボランティア33名、利用者41名の参加がありました。
 最初に利用者の小林忠之さん(富山市)から、録音図書を利用しての思いを、梅川彰著の『人間関係がこじれかけた時に読む哲学』という本を取り上げてお話され、「私にとってこの本は、宝だ」と述べられました。そして図書を聞いて思うことは、「固有名詞など、どのような漢字が使用されているのかを説明してほしい」と希望されました。
 小林さんの意見発表の後、皆さんからも意見が交わされました。そこでは、
・本を読んでいる時、息を出しているので聞きづらい、もっと声を出してほしい。
・テープが届くとわくわくする。
・本を聞いていると2人で一緒に読んでいるような気がする。
などの発言がありました。
 両グループの交流会の後、研修室において全体会を行いました。どちらのグループも活発に意見が交わされ有意義な時間が持てたこと、またボランティアさんの苦労や大変さも知ることができ、更に感謝の気持ちを深められたことは、とても良かったと思いました。併せてボランティアさんからは「皆さんからの要望については答えられるようにしていきたい」と、前向きな言葉を頂けたことも良かったと思います。

(3)バリアフリー映画鑑賞会
 映画鑑賞に先立ち、昨年全日本マスターズ大会のウエイトリフティングで優勝されたセンター職員の作田さんが、今年の10月末から11月の初めにかけて地中海のキプロスで開催される「世界マスターズ大会のウエイトリフティング」の日本代表に選ばれた報告がありました。
 さる6月13日にNHKで放映されたVTRが映し出され、作田さんの職場や家庭、大会に向けて練習されている様子が紹介されました。作田さん、ぜひ表彰台をめざして、ベストを尽くして頑張ってきて下さい。皆さん一緒にエールを送りましょう。
 これに引き続きバリアフリー映画『ミルコの光』の鑑賞会となりました。この映画はイタリア映画で、ミルコという少年が不慮の事故により両目を失明し、両親の勧めで盲学校へ転校します。
 なかなか失明したことを受け入れられないミルコでしたが、ある時古ぼけたテープレコーダーに出会い、音のおもしろさを知ることになります。そしてミルコの才能が開いていき、周りのクラスメイトにも夢と希望を与えていくこととなります。やがてミルコは音によって映画を表現するサウンドデザイナー(音の魔術師)となります。
 この映画は実話に基づくもの、音の世界に人生の光を見出したミルコの実話です。私たちにも何か生きることの喜びと希望の持てる感動の映画だったと思います。
 今回も多くの方の参加ご協力をいただきありがとうございました。私たちはこれからも大いに点字図書・録音図書を利用し、楽しみ、そして大切に使っていきたいと思います。次回の交流会の際にも、また多くの方の参加ご協力をいただけますよう、よろしくお願い致します。

◆第37回 富山県視覚障害者球技大会報告(平成23年8月21日)
                          厚生部 舟川 由紀子
 ここ数年、球技大会は本当に暑い中での開催となっています。そして、今年もまた、本当に暑い夏でした。ところが、お盆を過ぎた頃から急に涼しさが感じられ、球技大会当日の天気予報は、ちょっと高い降水確率を示しています。
 大会当日の朝、富山駅に到着すると小雨が降っていました。 グランドソフトボールの開催が危ぶまれましたが、徐々に雨は止み、そして何より、皆様のご協力により、予定通り大会を開催する事ができました。球技大会が行われている時間中は晴れると言う「特異日」なんでしょうか?
 今回、南部中学校グランドにおいて行われたグランドソフトボールは、社会人の「Aチーム」と、視覚総合支援学校の学生さんと卒業して間もない方との混合「Bチーム」に分かれての試合が行われました。
 ここに、第37回富山県視覚障害者球技大会の結果をお知らせいたします。
<グランドソフトボール>
A対B 1回:1対3 2回:0対2 3回:1対0 4回:4対0 5回:1対0 6回:2対0
※A対B…9対5  優勝 Aチーム(社会人)
最優秀選手賞 柳沼芳一(ヤギヌマ ヨシイチ)Aチーム(富山支部)
優秀選手賞 中西美雄(ナカニシ ヨシオ) Aチーム(富山支部)
優秀選手賞 湯浅 喜八郎(ユアサ キハチロウ) Aチーム(高岡支部)
<サウンドテーブルテニス・アイマスクあり 男子の部>
1位 塘添誠次(トウゾエ セイジ)(射水支部)
2位 柳沼芳一(富山支部)
3位 安達 実(アダチ ミノル)(富山支部)
<サウンドテーブルテニス・アイマスクあり 女子の部>
1位 徳市和美(トクイチ カズミ)(高岡支部)
2位 本江とみ子(ホンゴウ トミコ)(射水支部)
3位 柳田信子(ヤナギダ ノブコ)(富山支部)
<サウンドテーブルテニス・アイマスクなし 男女混合の部>
1位 高橋 亨(タカハシ トオル)(富山支部)
2位 藤野 多喜夫(フジノ タキオ)(視覚総合支援学校)
3位 太田蓉子(オオタ ヨウコ)(射水支部)

 優勝、最優秀選手賞の方々より、喜びの声をいただきましたので、ご紹介いたします。
☆グランドソフトボール 優勝Aチームより清水外弘(シミズ ソトヒロ)さん
 チーム分けされたメンバーを見て、これじゃ試合にならないんじゃないかなって、正直思いました。案の定、立ち上がりに点数を取られましたね。ところが、この点数を取られた事がピッチャーの柳沼さんに火を付けたんじゃないかな!久しぶりなんて感じさせない、本当に見事なピッチングでした。それに、ちょっと年齢の高い方々の活躍もすごかったですよ!ライナー性の打球を止めた中西さんの活躍には、目を見張るものがありました。あの球が抜けていたら負けていたんじゃないかな!本当に面白い試合で、グランドソフトボールを楽しみました。
☆グランドソフトボール 最優秀選手賞 柳沼芳一さん
 朝、雨で中止になるんじゃないかと心配しました。皆さんの熱い思いが通じたんでしょうね。雨がやんで、本当によかったです。今日は、久しぶりのピッチングだったんですが、とても気持ちよく投げる事ができました。本当にありがとうございました。
☆サウンドテーブルテニス(アイマスクあり 男子の部)優勝 塘添誠次さん
 ずっと、柳沼さんに勝って優勝するのが念願だったので、とてもうれしいです。柳沼さんには卓球部繁栄のため、今後益々のご協力をお願いしたいと思います。
☆サウンドテーブルテニス(アイマスクあり 女子の部)優勝 徳市和美さん
 女子のレベルが年々アップしてきているので、とても驚異に思っています。これからもレベルアップに努め、来年の球技大会へ向け、お互い頑張りましょう!今日はありがとうございました。
☆サウンドテーブルテニス(アイマスクなし 男女混合の部)優勝 高橋亨さん
 これまでなかなか勝てなかった太田さんに勝っての優勝なので、とてもうれしいです。来年は、昨年負けていて、今回は対戦がなかった徳市秀晴さんに勝ち、再度の優勝を目指したいと思います。

 優勝、入賞された皆様、おめでとうございました。閉会式において、サウンドテーブルテニスの審判員の方より、次のような総評がありました。
 「サウンドテーブルテニス・アイマスクなしの競技を初めて審判しましたが、一般の卓球にも劣らない迫力を感じました。また、他の競技においても、年々レベルが上がってきているのを感じています。選手の皆さん、今後益々のレベルアップを期待します」

 アイマスクなし・男女混合の部は、ロビーに2台の台を設置し、試合を行っていましたが、うち1台はかなり古いもので、審判の方より、ひび割れが見られるとご指摘いただきました。しかし、このような悪条件の中でも、数々の好試合が繰り広げられ、中でも、研修室へ場所を移しての決勝トーナメントは、見る人すべてを釘付けにする、本当に素晴らしい試合でした。次回の球技大会が益々楽しみになりますね!
 最後に、この球技大会が、今後益々より多くの皆様に楽しんでいただける、よりよい大会となるよう、皆様のご意見、ご要望をお寄せいただければと思います。そして、改めて、今回ご参加、ご協力いただきました皆様に感謝し、来年の大会への、より多くの皆様のご参加を、心よりお待ちします。

◆自由に外出・社会参加するために!
 視覚障害者に適した誘導・案内システム講習会
                        文化部部長 上坂 敏彦
 我々視覚障害者が、安全な外出や社会参加をサポートしてくれる、誘導・案内システムの設置・整備など検証すべく講習会が、8月31日(水)午後1時より視覚障害者福祉センターで開かれた。
 参加者は、協会役員・支部長・利用者、県内自治体福祉関係者並びに駅整備建設担当(富山市・高岡市・射水市・滑川市)と誘導・案内システム機器開発・販売業者が集まった。それぞれの立場で、知識を深める大変有意義な講習でした。
 進行は、レハビジョンの一二三(ひふみ)氏が誘導ブロック・案内板の適切な事例や不備なものなど、池野通建の久永氏から音声案内・誘導機器等の紹介と設置個所等、資料やプロジェクターを使って説明を受けた。質疑の後、誘導ブロック・案内板・音声装置などに触れてみて、材質や手触りを検証してみた。
 日頃、利用している我々が、知識や状況を知って、生活や社会活動に安全な移動ができるように取り組んでいかなければならないと感じた。

◆平成23年度宿泊研修
 視覚障害者と家族激励大会・山岳歩行訓練・研修会
                          厚生部 白口 務
 今年も各方面から多数の参加を頂き、射水市あゆの風センターにおきまして、激励大会が、予定をしていた時刻よりも遅れて、布尾総務部長の開会の辞で始まりました。
 中西会長の挨拶の中で、故田島氏の偉業を讃えられ、また、銀行における代読・代筆・誘導等が実施されるようになり、我々において大変前進したことを報告され、この事を全国に展開していくとのことでした。
 塘添支部長による歓迎の言葉では、射水市のことを事細かく説明を頂きました。来賓の方々の激励の言葉には、夏野元志市長様の言葉には心のゆとり・災害時の情報の正確さ・視覚障害者のために音声誘導等の設置など。
 続きまして四方正治県議様より内川は東洋のベニスと呼ばれて心の和むところ、自分がどうして生きるか、また、永森直人様は情報の正確さ・避難場所の確認、海老克昌様は震災の対応・避難場所の対応など。
 梶谷幸三市議会議長様より障害者制度改革・地域の福祉・住みやすい安全・安心して暮らせる地域作り・知恵と工夫、宮城澄夫社会福祉協議会会長の代理の方より一人一人が強くなり一同が力を合わせて福祉計画に臨みましょう、と我々に勇気と元気を与えて下さるお言葉を頂きました。
 東日本大震災の教訓として、情報の正確さ、避難場所の対応、地域福祉に力を入れ、安全・安心で住みやすい街作りの約束をして下さいました。
 激励大会終了後、手荷物をバスに預け歩行訓練に出発。歩行訓練に参加しない方は川の駅にてお茶や店内の散策で時間の調整をしました。
 歩行訓練においては地域のボランティアの方々と3班に分かれて、14ある橋の内、東橋、山王橋、神楽橋、中新橋、中の橋、新西橋の6つの橋を渡り、内川の散策に汗を流し、新湊庁舎からバスで「磯はなび」に向かいました。
 磯はなびに到着後、各自部屋に入り歩行訓練での汗を洗い流して懇親会に入りました。会長の挨拶に続き、射水市心身障害者連合会会長 久々江徐作様による来賓激励の言葉を頂き、萩中俊一常務理事による乾杯の音頭で懇親会が始まりました。
 例年のように歌謡ショーばりのうちに大盛況で、堀惠一副会長の万歳三唱があり、お返しの万歳を久々江様よりいただき懇親会がお開きとなりました。
 各部屋に戻り、風呂に入る人、飲み直しをする人などそれぞれ一夜を楽しみました。  研修会は10時より2階「立山」の部屋にて、演題「古代射水郡を知る」と題して、高岡市万葉歴史館主任研究員副主幹関隆司先生の講演を聞き、「県」とは何だろうか、射水郡はいつ富山県に含まれたのだろうか、古代射水郡とは、と色々私達の知らない郷土のことを学びました。
 語源の諸説を面白おかしく、多くのことに例えて説明をして頂きました。また、疑問に思ったら自分で調べて下さい、調べるのが面白くなる、調べるという気を持って下さいとのことでした。
 最後になりましたが射水支部の皆さんご苦労様でした。来年は下新川支部担当にて開催いたしますので、多数の参加をお待ちしております。

◆香り楽しむ1日!! 第35回視覚障害者文化祭・福祉機器展
                        文化部部長 上坂 敏彦
 金木犀の香りが風に乗ってあちこちから漂い、秋の到来を感じた10月2日(日)、富山県視覚障害者福祉センターで、視覚障害者文化祭・福祉機器展が開かれた。今年で35回を数える。
 10時に中西会長挨拶で開会し、続いて研修室では講演会を行った。講師にアロマテラピスト・山口ひとみ先生を迎え、「香りと文化」と題し、講演頂いた。
 香りは、実際、芳香剤や化粧品など、生活の中にもう溶け込んでいて、アロマの歴史は、古くクレオパトラがミントを使っていたとか?香りは、嗅覚から直接脳へ伝わり、自立神経を刺激し、身体に興奮・鎮静と様々な生理的作用をもたらしています。
 まだ、分からない点も多く、研究途上らしいです。今日、お持ちいただいたいくつかの精油、ミント・オレンジ(興奮作用)とローズ・ラベンダー・イランイラン(リラックス作用)の香りを順に嗅いでみました。講演を聞いて、生活の中にうまく香りを取り入れてみたいと思われたら幸いです。
 引き続き研修室で、世界マスターズウエイトリフティング選手権大会に出場する、作田選手の壮行会を行い、皆さんから寄せられた、支援と応援メッセージのつまった箱を手渡し、高橋グランドソフトボール部主将発声の下、みんなでエールを送った。
 センター内では、飲食物販売(弁当・コーヒー・飲み物・焼き鳥など)やボランティアグループ手作り品バザーを調理室で、女性部員がお茶席を和室で行っていた。福祉機器展は、よむべえ2011、携帯拡大読書器を2階盲人控室にて、漢点字コーナーや女性部皆さんの作られた手芸等作品と、松井吉則さんがガイガーカウンター(音で数値がわかるように製作)を2階フロアーで展示。
 今年は日本盲導犬協会の協力で、盲導犬体験をセンター隣、5割1分ビル駐車場も使い、3頭の盲導犬で、延べ15人の方が体験した。
 午後は、生きがい教室発表を研修室で、フラワーコーラスの合唱、詩吟、民謡クラブによる演奏・歌・踊り、新舞踊、カラオケと教室での練習成果を披露された。
 今日、センター内はアロマの香りやコーヒー・焼き鳥など飲食物の匂い、仲間同士の対話を味わえました。
 今回は109人の来場者があり、ボランティアさんの協力にて、無事終えることができ、ありがとうございました。

◆点字競技会・パソコン競技会報告
                          文化部 高島 久子
 平成23年10月23日(日)午前10時から富山県視覚障害者福祉センターにおいて、第60回点字競技会と第12回パソコン競技会が行われました。点字競技の種目は次の通りです。
ア.記憶書き(2分間一斉) イ.聞き書き(2分間一斉) ウ.写し書き(2分間一斉) エ.早読み(1分間個別)
 また、パソコン競技の種目は
ア.朗読文の聞き書き  イ.短文聞き書き

 開会式は、開会宣言、優勝杯返還、会長代理の塘添副会長の挨拶で始まりました。中西会長は第11回全国障害者スポーツ大会(山口大会)に選手・副団長として参加のため、メールで「できるだけ多くの皆さんが点字に興味を持っていただき頑張ってほしい」という、励ましのこもった暖かいお言葉が届きました。
 続いて、オリエンテーションがあり、いよいよ競技が始まりました。いつもよりも競技と競技の間の休む時間を5分間も取っていただいたことで、私のような高年齢の者にとっては疲れの点で救われた感じでした。
 競技が終わると、お昼休みにはお弁当を頂きながら、それぞれの近況報告や情報交換など和気あいあいと、大変楽しいひと時を過ごすことができました。
 午後からは、二人一組になって、感覚を養いたいということで、オセロゲームを行いました。皆さんはよく知っておられる様子で楽しそうにしかも真剣にやっておられました。

・点字競技の講評(土田庄二氏)
どうしても点筆を引きずっている人が何人かいた。写し書きはまだ書いてあるのに、もう終わったと思い、次の行に移って書いている。早読みは何とか200字読めるといいと思うが、「点字毎日」でも読んで力をつけてほしい。聞き書きは単語として捉えて書いてほしい。
・パソコン競技の講評(中川氏)
長文は凡そ80%できていた。改行もOKでした。短文は、20問のうち最高17問できている人がいた。長文はかなりできていてよかった。
 「~来ない」は平仮名、「~行く」は平仮名、「指向性を持つ」の「持つ」は平仮名、「シオカラトンボ」「ススキ」は動植物名なので片仮名。「しこうせい」は漢字ならば、「し」は指、「こう」は向く、という字を書く。
 「なでしこジャパン」の「なでしこ」は固有名詞なので平仮名。どれもこれも去年に増して頑張っていると思った。

<成績発表>
■点字競技会
団体 第1位 富山市Aチーム 第2位 射水市チーム 第3位 高岡市チーム
個人総合 第1位 松波律子
一般の部個人総合 第1位 松波律子(高岡支部) 第2位 上沢淳一(富山支部) 第3位 鈴木修博(射水支部)
中途失明者の部個人総合 第1位 岩黒勝義(射水支部) 第2位 塘添誠次(射水支部) 第3位 谷内幸子(富山支部)
田島杯 竹島好子(高岡支部)

■パソコン競技会
第1位 田口明美(高岡支部) 第2位 上沢淳一(富山支部) 第3位 堀 惠一(富山支部)

 この他に携帯電話の競技もやりましたが出場者が一人しかいませんでした。ご協力いただきました視覚総合支援学校の先生方、ボランティアの皆様、本当にありがとうございました。来年はもっと多くの仲間に出ていただけたらと文化部一同張り切っております。一人でも多くの皆さんと会えることを心より願っております。

◆「タンデム自転車体験会」に参加して!
                          射水市 鈴木 修博
 10月30日は、県視覚障害者協会の「タンデム自転車体験会」が、県の総合運動公園で開かれました。午前10時に簡単な開会式があり、早速その自転車に乗ることになりました。
 私は、これまで全くタンデム自転車に乗った経験はないので少し不安に感じてましたが、実際やってみて、これほど素晴らしいものはないことを実感しました。
 このタンデム自転車というのは、1台の自転車にサドルとハンドルが二つずつあり、それぞれにペダルが付いており、お互いが調子を合わせてペダルを踏んで楽しむのです。
 この日は、いろんな方面からボランティアの方々が参加されました。私の相手をしてくださったのは、富山県立大学3年生の女子大生の藤井さんでした。最初にお互いに自己紹介をして乗りました。
 藤井さんは、私に対して「右足から踏みますよ」「今坂道だからペダルをストップしてください」「これから左に曲がりますから注意してください」と、色々アドバイスしてくれました。そして、ペダルを踏みながら自分が大学でやってることやアルバイトの話とか、私の住んでる場所など楽しくおしゃべりすることができました。その後も何度となく、一緒に自転車に乗ることができました。
 自転車に乗るのは子供の頃に乗っただけで、何十年ぶりかの経験でしたが、やはり少しは体がその感覚を覚えていました。そして、昼食を挟んで午後からも自転車に乗りたくなり、何度となく乗ることができました。
 体験会はまだ続いていましたが、藤井さんが私に「これで私は帰りますが、この後もどなたかと乗ってください」と言われ、お別れすることになりました。しかし、その爽やかな印象が長く心に残り、忘れられない体験となりました。
 この体験会に参加して想ったことは、視覚障害者の行動範囲を広げるためにも、また家族やカップルで乗るためにも、手軽に健常者と一緒に買い物に行くためにも、是非このタンデム自転車の走行が一般道でも認められることがいちばん大事だということがわかりました。
 センター職員や県協会の役員の皆さんを初め、この体験会にボランティアとして参加していただいた皆様に対し心から御礼申し上げる次第です。また来年もこの体験会に是非参加したいものです。ありがとうございました。

◆三療研修会の報告
                        三療部会長 堀 惠一
 本年は11月20日(日)午後1時から3時に盲人ホーム施術室にて会員20名の参加を得て開催しました。昨年に引き続き、富山県はり灸マッサージ師会黒部支部長の経塚泰久氏をお招きし「遠隔部治療について」という演題で、講演頂きました。
 よくスポーツ競技会などで行う治療奉仕の際、先生はいろいろな症状に対し、その局部に治療するのではなく、遠く離れた遠隔部にある経穴を利用し、即効的な効果をあげて、患者さんの信頼を得て、鍼灸の効果を知っていただいているそうです。
 そのようなツボをいろいろ実際にお互いに触診で確かめながら、鍼を施術したり、拇指などで押圧したりしてその効果を確認しました。皆さんそれぞれにその感覚を実感しているようでした。
 先生はこれだけでは効果の時間も短いこともあるので、それぞれの自分のいつもやっている施術もやって下さいと言われ、また今やってみたことを家へ帰ってからもやらないと忘れ、身に付かないので実際に何度もやってみて下さいと強調されました。実際に身体に触れながら、感じながらの有意義な時間を過ごせたと思います。
 以下にその症状と使用するツボを列記しておきます。
■遠隔鍼について
肩… 手の第三指中手骨 → 凝りと反対側の手の甲で第三中手骨拇指側の遠位部(指の方)の骨頭の際
頸… 崑崙(足の太陽膀胱経)(仰臥位で顔が向きにくい方の崑崙に下向きに刺す、そして頸を動かしてもらう)
上肢(手の陽明大腸経)の痛み、肘、親指などの痛み… 地機(脛骨粗面内側をさすっていき、地機あたりの硬結、圧痛点に直刺し、雀琢しながら、痛い動作をしてもらう)
膝… 少海(手の少陰心経)反対側を取る。刺鍼し、膝を屈伸してもらう。
腰… 腰腿点・手の第二指中手骨(内側骨頭の際)・少海の三点に刺鍼し、腰を上げ下げしてもらう。痛くてできない人は手伝ってやる。ギックリ腰など急性によく効く。朝起きる前などに腰を上げてストーンと落とす動作をやってから起きるといいそうです。
股関節… 腋窩点(エキカテン)。反対側を取る。手を上に挙げさせて脇の下の肋間でしこり、圧痛を探る。刺鍼し、股関節の運動をさせる。

◆煙は甘くはないと身にしみた災害避難訓練
 ~ 平成23年度更生相談会から ~
                        厚生部担当 山内 正一
 富山県視覚障害者協会の更生相談会は、去る12月4日(日)富山県視覚障害者福祉センターで開催された。
 冒頭、中西会長は、「今回は避難訓練3回目となる講習会である。今年3月11日の大震災、あのときも、日頃から地域ぐるみの避難訓練、また、学校等で真剣に、回数多く訓練をしていた方々の人的被害が少なかったと聞いている。
 私たちのこの訓練も真剣に取り組み、いざというときに役立つ有意義なものにしてほしい。また今日は、センター職員も一緒の避難訓練です。日曜日の日直等の避難も想定し、先頭に立って誘導していただきますので、よろしくお願いします。」と挨拶。
 続いて、講師としてお招きした富山消防署の方々から、前半は「火災と地震について」と題して説明を聞き、後半は実技として、煙中体験を行った。
 前半の「火災と地震について」では、
1.火災
●火災がおきたら
①早く知らせる … 小さな火でも、大きな声で、声がだめなら物をたたいてでも
②早く消す … 出火から3分以内が勝負
③早く逃げる … 避難するときは、燃えている部屋の窓や  ドアは閉め空気を遮断する。
●火災から安全に避難するために
①天井に燃え移ったときが避難の目安
②避難は弱者から
③服装や持ち物にこだわらず、できるだけ早く避難
④躊躇は禁物、火の中は一気に走り抜ける
⑤煙の中を逃げるときは … 姿勢はできるだけ低く、濡れタオル等で口を覆い、室内なら壁伝い、廊下は中央を、床を這うように脱出
●ビルの火災では
①出火場所の確認
②火災が上の階なら、迷わず階段で下へ。火災が下の階なら、非常口を出て外階段を使って下へ。もし下へ逃げられないときは屋上へ逃げ、風上に避難し救助を待つ。
2.地震
●地震発生の前に(日頃から)
①家財道具の転倒防止
②非常持ち出し品の準備。避難場所・避難経路の確認
③非常時、家族間の連絡体制確立
●地震が発生したら
①頭を保護し机の下など安全な場所へ
②あわてて外に飛び出さない … 落下物や車が危険
③揺れが治まってからあわてず火の始末
④落ち着いた行動
⑤門・塀・自動販売機・ビルのそばに近づかない
⑥海岸にいたら高台へ
●避難するときは
①持ち物は最小限に … 常備の非常持ち出し品
②避難場所への移動は、広い場所を選んで … 倒壊・落下の回避。車は厳禁
等、細かく説明。地震時の対応として、頭を守るため実際に机の下へもぐり、避難態勢をとる等、丁寧なご指導を頂いた。
 後半は、センター玄関から外に出て左側、通路と歩道にかけてテントを張り、その中を通って煙からの避難体験をした。繰り返し言われる「今回は訓練用の煙ですが、実際は、有毒性の物も多く、眼や喉に強烈なダメージを与える。とてもこんな物ではないと覚悟してください」との前置きでスタート。
 それぞれがハンカチやタオルを用意、順番にそろりそろりと煙の充満する空間に入る。実際よりかなり薄めてあるのか予想より違和感はない。それどころか甘い香りが漂い、ちょっと早いクリスマスのようで癖になりそう…。地面近くまで身をかがめながら進み、やがて外気に触れ、ほっとする。一通り(好きな人は二通り?)通り抜けて、体験は終わった。
 続いて、センター職員も加わって避難訓練。その前に、それぞれが日頃の活動で利用する各部屋へ移動、準備は整った。(実際の火災には準備はない、念のため)。訓練は予定通り、2階盲人控え室から出火、第1発見者定塚職員の「火事だ!」に始まり、一時消火に失敗、避難となった。
 1階各部屋からは、研修室→中庭→土手側道路→正面玄関。2階各部屋からは、屋上螺旋非常階段→土手側道路→正面玄関とたどり、完了してロビーに集合、本日講習のまとめとなった。
 「全体的に良くできたと思います。訓練だから落ち着いてできた。訓練しておけば火災にあっても思い出して適切な行動ができる、心得ておいてください」との講評を頂き、更生相談会を終えた。今回、富山消防署のみなさんのお陰で、貴重な体験ができたことに心から感謝したい。
 甘い香りで、癖になりそうなこの煙、しかし「今回は訓練用の煙ですが実際は、有毒性の物も多く、眼や喉に強烈なダメージを与える。とてもこんな物ではないと覚悟してください」と何度も言われたこの注意…、眼に染みないで身にしみた。煙は甘くはないと修正して記憶しておこう。

《大会参加報告》
◆第11回全国障害者スポーツ大会
 「おいでませ山口大会」に参加して
                          富山市 中西 美雄
 今年の障害者スポーツ大会は、本州の西端、歴史の宝庫である山口県で開催されました。私は、STTの選手として内定を受けましたが、1週間も仕事を休むこと、大会期間中に点字競技会があることなどの理由で出場を辞退していました。
 ところが、数日後になって本協会が「大会選手団の副団長」を勤めなければならないことが事務局より知らされ、「開会式にだけ参加するのであれば、選手として出場してもいいのではないだろうか」と思い、そのことをお願いしたところ快く認めていただき、選手兼役員として参加することができました。
 10月20日、富山駅を午前8時18分発のサンダーバードで出発しました。なにせ、団長が「障害児を守る父母の会」の理事長で、県会議員の四方さんであったため、公務多忙により、開会式のみを参加されるとのことで、出発駅での出発式、到着した山口駅では出迎えの山口県のスポーツ大会関係者、やっとの思いで宿舎へ到着しほっとする間もなく、大会期間中富山県選手団のお世話をして下さるボランティアのみなさんおよび宿舎の関係者の皆さんへのご挨拶と、ご挨拶のフル回転で一日目が終わりました。
 私の大会中の誘導やSTTの監督として、ご一緒して下さったのが「富山県障害者スポーツ指導員」で私たちのSTTクラブの審判もしてくださっている山岸さんという方で、真面目を絵に描いたような40歳代前半の青年でした。
 彼は、手話が専門で、視覚障害者との交流は、昨年からクラブへお手伝いにこられたばかりで視覚障害者との交流は少ない人でした。それゆえに私との同行は、大変疲れられたことだと思います。細かな点にまで気を使っていただき、おかげで安心して移動することが出来ました。
 私はと言えば、主に卓球会場の応援で、一般卓球のリズムカルで軽やかな打球音を聞きながら、「右前方の方でN君が頑張っているよ」と言われれば、その方角に体を向けて「N君頑張れー」と声をかけたり、「1セット取りましたよ」と聞けば、「良かった良かった」と声を出したりして、自分の試合以外はこうして過ごしていました。
 また、卓球競技が終了した三日目は、陸上競技場へ行き、富山県選手の応援です。スタンドは、日差しは強いのですが、日陰や風が吹くと寒さも身にしみてきます。グランドでは、スタートのピストルの音、トラックを走り去る足音やフィールドでの競技結果などを伝えるアナウンスを聞きながら、富山県の選手の競技結果などの報告を聞いていました。
 私の競技は?と言えば、沖縄県選手と徳島県選手には勝つことが出来ましたが、埼玉県の選手に負けて銀メダルという結果に終わりました。試合結果は、私の心の弱さ、精神修養の未熟さで、年を重ねてもただ重ねるだけではどうにもならないという反省だけが残りました。
 しかし、山口県へ行って一つ感じたことは、STTの打球音がいいということでした。空気が乾燥しているせいでしょうか?富山の練習時では考えられないほど「明確な打球音」がしていました。試合の中でも打球音によるホールディングは取られませんでした。
 また、暖かいと言うことは、自然にも大きな差があります。陸上競技場の植え込みに鈴虫が鳴いていました。その声たるや富山では考えられないほどの大きさで、鈴虫そのものも大きいのであろうと想像していました。地元の大会のボランティアの人に聞いてみましたら、「普通ですよ」って簡単に流されてしまいましたが、一度手に触れてみたい衝動にかられていました。
 陸上競技場の側には、「チョルル広場」といって、山口国体のマスコットキャラクターの名前を取ったふれあい広場が設けられていました。私も山岸さんとともに、少しの空き時間を見つけて覗いて見ました。選手、ボランティア、付き添いや観客などでごった返していました。主に地域の産物やクッキー類、キャラクター商品(Tシャツ・タオルなど)、食品の販売などが行われていました。
 また、ステージ発表も行われていて、地元で活躍するバンドの演奏に合わせて体を動かす人、知らない同士で手を取り合ってのダンスをする人などがみられ、和やかな空間もあり、競技場とは違って、緊張感から開放された選手たちの憩いの場にもなっていたようです。
 最後になりますが、私は本大会に何回か出場したことになります。どの大会でも同じなんですが、開会式の緊張感、入場行進での観客からの拍手や掛け声、そして皇太子殿下をはじめとする激励の言葉は強く心を打ち、明日からの生活に勇気を与えてくれます。
 現在、視覚障害者が出場できる競技には、陸上、水泳、STT、グランドソフトボール、フライングディスクなどがあります。本読者である会員の皆さんも一度はこの大会へ出場されて全国の同士との友情を深めることも大切なことかと思います。そのためには、体力を鍛え、心を鍛えなければならないでしょうが、目標を持って練習を行えば叶えられるものと思います。

◆第57回全国盲女性研修大会・福井大会
                        女性部部長 柳田 信子
 第57回全国盲女性福井大会が9月13日(火)から15日(木)まで、福井県あわら市のホテル「グランディア芳泉」で行われました。今回は、近県で行われたので2日目からの参加です。朝早い電車でしたが、陽射しは強く日中は猛暑となりました。
 福井大会は、3月の東北地方大災害の復興に思いをこめ、
☆ 無くそう!障害者福祉の地域格差を
☆ 入院時におけるヘルパーの派遣を
☆ 復興には総力を挙げて協力を
☆ 手をつなごう!全国の仲間と、地域の人々と
 上記のスローガンのもと、午前9時30分から全国代表者会議が101名の出席で行われました。
 1.事業報告、2.収支決算報告ならびに監査報告、3.23年度運動方針、4.事業計画と予算案が熱い討議のあと承認されました。
 その他、研修大会開催県の決定について、選挙管理委員承認について、会報「あかね」について、その他4議題も時間を延長しながら協議の結果採択されました。
 午後からは、400人以上の参加者のもと、大本山・永平寺布教部長西田正法(ニシダ ショウホウ)氏の心にしみる講演を聞き、私たちがいかに日頃間違った、自分勝手なわがままな解釈で生きているかを、問い正す法話でした。
 午後2時10分からは「私の老後ここが心配」のテーマで、各ブロック代表者9名のレポート発表がありました。それぞれの思いで、今まで歩んできたつらかったことや、これからの健康の不安や、家族のこれからの介護のことを一人5分程度発表されました。
 助言者として、社会福祉法人若狭ハイツ・ケアーマネージャー早川はつみさん。日本盲人会連合副会長・竹下義樹さん。福井県視覚障害者福祉協会会長・小山尊(コヤマ タカシ)さん。すばらしい3人の力強い助言をいただき、特に竹下さんが、最近の視覚障害者福祉のことや、これから実施される同行援護について助言されました。
 その後、会場からは日頃自分達が抱えている生活上の疑問点や、福祉に対しての不平等などのことを活発にいろんな面から意見交換があり、女性パワーあふれる有意義な交換会となりました。
 大会3日目は、午前9時に歓迎演奏から始まり、代表者会議報告と研修会報告の後、みんなの力強い拍手で承認され、最後にすばらしい実りのある大会宣言が読み上げられ、満場一致で採択されました。
 二日間を通して有意義な時間を過ごすことができました。 大会終了後、真夏のような熱風を受けながら、大会の余韻を残し、今回は福井県観光をせずに帰ってきました。
 次の開催は、平成24年8月29日から31日、大阪で開催されます。広い範囲の福祉の向上と仲間作りにみんなで参加しませんか。

◆全国盲青年研修大会 仙台大会
                        青年部部長 濱野 昌幸
 今年の全青大会の会場は仙台市。大震災からほぼ半年の9月17日からの3日間。ライフラインは勿論のこと、施設・設備、交通手段、マンパワーなどなど、我々視覚障害者にとっては例年以上の困難を伴うものになると予想していた。しかしながら、会場もホテルも例年に勝るとも劣らない素晴らしいものだった。
 仙台駅から会場やホテルの間には大勢の老若男女のボランティアさん達が案内をしてくれ、「かまぼこ作り体験」にも多数同伴してくれていた。その他にもコンビニやデパート、居酒屋など物流も含め周辺を見る限り大震災の影響を全く感じることはなかった。
 我々青年協議会常任委員は地元団体の協力を得つつ順調に議題を片付け、スケジュールをこなしていった。全青大会参加11回、常任委員8年目の自分は担当していた「かまぼこ作り体験」を問題なく終了させ、会場へ戻るバスの中、大会の80%以上が終わったとの安堵感で胸いっぱい、余裕綽々の時、それは始まった。
 「時間に少し余裕がありますので津波が来た地域をご案内します」バスガイドさんの明るい案内を境に自分の浮ついた気持ちが消し飛んだ。窓の外にはまとめられただけで片付けられる見込みすら立っていないがれきの山が点在し、おそらく全て新車であったと思われる同型同色の車の山、壁が崩れ廃墟と化した大工場。
 テレビで見て知ってはいたはずなのに、仙台市に滞在して活動していたはずなのに、心のどこかで自分とは違う世界のことのように感じていた現実を目の当たりにした。さらに、バスガイドさんの体験談や当時の生々しい話が追い打ちをかけるように心に突き刺さった。
 これを読んでいる皆さんはこんな話を聞いただろうか。震災と津波で仙台港周辺の埋め立てられた広大な工業地帯が大打撃を受けた。その中には食品加工工場もあり、震災直後から廃墟となった工場の食品ストックなどを盗みにたくさんの人が集まり、短期間だが日本とは思えないほどに治安が悪化したという。
 自分はこれを人が生きていくために必要な行為で悪だとは思えない。しかし、我々視覚障害者がそんなサバイバル合戦を生き抜けるとも思えない。大震災をきっかけに各地で防災マニュアルの見直しが検討されているが、その中に視覚障害者への対応を明記してもらわなくてはならない。
 また、それをより良いものにするためにも我々自身が考え、発信していかなければならない。何事にも当てはまることの繰り返しかもしれないが、そうして我々は「いざという時の弱さ」を克服するしかないと強く思う。
 今回の大会には地元仙台市は勿論、東北6県全てから大勢の仲間が集まってくれた。彼らは震災で大変な苦労をしたにもかかわらず、それを感じさせない元気と団結力を見せてくれた。今年の大会では記録に残らないかもしれないが、たくさんのとても重い記憶を与えていただいた。自分がこれまで11回参加した全青大会の中で富山での大会に匹敵するほど心に残るものだった。

◆第20回北信越ブロック視覚障害者サウンドテーブルテニス大会
           長野大会に参加して
                          富山市 高島 久子
 平成23年10月15日(土)から16日(日)にかけて開催されました。主催は長野県視覚障害者福祉協会です。会場は松本市里山辺(サトヤマベ)体育館です。
 出発は朝7時半でちょうど12時頃に着きました。乗り物は電車を使いました。朝出る頃は、富山では雨が降っていて寒いし、少し暗い気持ちでしたが、長野に着くと雨が晴れて選手の皆さんはとても元気で楽しそうにしていました。レディースの鳥崎さんはすごく明るくて私たちの面倒をよくみて下さいました。
 1時頃から受付、開会式、次いで個人戦が始まりました。個人戦が終わったころは疲れて早く休みたいと思ったのですが、サウンドテーブルテニスについて、第20回を記念して松井繁氏による講演がありました。このような大会になるまでの苦労話があったように思いました。そのCDも皆さん全部に配られました。
 講演の場所は教育文化センターでした。講演が終わるとバスで移動して「みやま荘」というホテルに着きました。
 夜は楽しい懇親会が始まり、ご馳走もとても美味しいものでした。一つのことを、つまりサウンドテーブルテニスがみんなの心を一つにしたかのような、みんな独特の明るさがありました。とても和やかな懇親会でした。
 2日目は、団体戦で8時半から始まりました。そして11時半には終わったのです。一つの大きな部屋に何コートも入っていますから、それはそれは賑やかでちょっとやりづらかったような気がします。富山も同じことが言えます。つまりコートに当たり外れがあるのです。
 次の開催県は福井でした。私、個人的に言えば、あんまり負けるので今度は遠慮しなくてはと心に決めて帰りました。お土産を買ったりお食事をしたりとか、何かもっと買いたいが持って帰る勇気が出なくて思いっきり買えないと思い、こんなところでも年の差があるなあと思いました。
 成績発表は次の通りです。
☆個人戦STTA(アイマスクあり・男子の部)
1位 住吉(長野) 2位 井上(新潟) 3位 塘添(富山)
☆個人戦STTA(アイマスクあり・女子の部)
1位 住吉(長野) 2位 柳田(富山) 3位 早苗(福井)
☆STTB(アイマスクなし・男女混合の部)
1位 北川(石川) 2位 太田(富山) 3位 前川(福井)
☆団体戦
1位 新潟県Aチーム 長谷川(女) 吉田(男) 井上(男)
2位 長野県Aチーム 住吉(女) 山本(男) 住吉(男)
3位 富山県Aチーム 本江(女) 太田(女) 塘添(男)
の順でした。富山も2位が二人もいたので、あと一歩頑張れば良い成績が取れると期待しています。楽しみです。来年は諦めずに頑張りましょう。

《みんなの広場》
◆ミルコのひかり(イタリア映画) 映画鑑賞2011年7月3日感想文
                          富山市 小林 忠之
 この映画は初めから終わりまで、ハラハラドキドキするシーンが多かったように思われます。このことからミルコ少年の冒険物語のように感じられました。
 子供の時というものはじっとおとなしくしていられないもので、ミルコ少年も同じようによく動き回り、友達ともよく遊んでいるように感じられました。
 ある時、高い所にあるライフル銃を取るために踏み台を重ねて、その上に登ってライフル銃を取ろうと手を掛けるか掛けないかの時に、踏み台が崩れ落ちて、ライフル銃もその時に一緒に落ちると同時に暴発した。このシーンはハラハラドキドキ緊張の連続のシーンだったと思います。ここがはじめの見所に思われます。
 私が小学校の頃、「鐘の鳴る丘」という戦後まもなくの映画で見た、不良少年がバスの中でお客さんのポケットからサイフを盗むために釣り糸を利用して、その釣り糸をサイフにかけて遠い所から引っ張る、そしてその釣り糸がブルブルと震えているそういうシーンが鮮やかに思い出されました。
 また、ジャンバルジャンの映画の中でジャンバルジャンが警察に追われて岸壁に登る、例えば、一の越から雄山頂上までの岩のように崩れ落ちそうになりながら、警察に追われながらジャンバルジャンが登るシーンを、そういったシーンも思い出しました。
 あのミルコ少年が踏み台から落ちるまでの非常に緊張される、そういうシーンだったように思われます。
 落ちるといえば、私も小さい頃、大阪に住んでいた家の裏にブドウの木が植えてあって、そのブドウが二階の窓の所まで竹をつたっていた。そしてそのブドウの木にたくさんの虫(ピカピカ光る虫だったと思います)がいて、その虫を取るために、二階の窓から屋根に上ってその虫を取ろうとした時に下に落ちたような、そのような記憶がかすかにあります。四歳から五歳ころだったと思います。
 ミルコ少年は鉄砲の暴発によって自分の目の光を失った。途中失明はどうしても今まで友達と一緒に走り回っていたというのに、そこから急に失明という障害が心を一時的にしろ閉鎖的にさせ、落ち込む。そういったことがミルコ少年にも同じように友達と遊ぶことを嫌って、家の中でゴロゴロしながらうつ状態のようになっていきますが、それからだんだん回復していったのであります。
 今までの学校生活から視覚障害者としての教育を受けることになります。お父さんとお母さんが盲学校をいくつか見つけてきますが、お金のかかる盲学校は自分の家は貧しいので、キリスト教の教会の付属の盲学校に入ることになります。
 盲学校といえば、私が少し目が見えた頃、富山テレビの取材の関係でフランスへ行った時に、盲学校へ行きました。その盲学校がとても大きかったことを憶えています。大体、富山の盲学校の三倍以上あるんではないかと思われる程の大きい学校でした。
 ミルコ少年はこの施設に入り、すぐ友達が出来て、じっとおとなしくしていられないミルコ少年は友達と一緒に施設の教材用のテープレコーダー、あるいはオープンリールを持ち出し、こっそりと屋根裏へ持っていって、自分の、とにかくいろんな所の音を録音して、それを再生している。
 風の音やカミナリの音、ドアの開け閉めなどいろんな音をとにかく事あるごとに録音していた。そういうシーンがたくさんあったように思われます。ミルコ少年にとっては、施設内の決まり、規則などは録音するためには、あってないようなものでした。
 ある時、施設内の音をとるだけでは満足できず、外へ友達と一緒にそっと内緒で、門を開けて外に出て、いろんな所を歩きながら録音したり、日本では5月1日ですが、メーデー、労働組合の集まりのような所へ行って、大勢の人の録音をしたりしました。
 その後、施設に帰ろうとして帰る道がわからなくなっていた時に、施設から卒業した大人の白い杖をついた盲人の人に、その施設まで案内してもらうというシーンがありました。ここがまた一つの見所で、視覚障害者が人を案内するくらいの、そういう自立した姿がそこに写しだされていたように思われます。
 録音といえば私も語りたいのであります。魚津の労災病院に勤めていた頃、録音機がやっと出始めたという時だったので、オープンリールの小さいテープレコーダーを買っていろいろ録音していました。その録音機が少し故障したのでいろいろ直そうとして、一晩中かかって結局直すことが出来ず、かえって壊れたという思い出があります。
 また富山市の清水にいた頃にマッサージに来てくだされたお客さんの中に録音にすごく詳しい人がいて、その人の紹介によって、富山市にあるオーディオセンターに通い、そのオーディオセンターにケアックという録音機がありました。これは22、3万円したと思いますが、大体重さは42、3キロで、そういう重たい録音機です。これを普通は上にして録音するのですが、こういった大きい機械は立てて使い、これをデッキといいます。
 そして富山城の向かいに富山市公会堂という建物がありましたが、そこでアンプに繋いで生録といってジャズの北村さんのクラリネットの音を録音することもありました。
 また思い出深いのは、1987年から88年と続けてハワイのホノルルマラソンに行った二回目のマラソンの時に、どうしても走りながら録音したいという思いがありました。パイオニアのステレオ録音できる、重さは1キロ足らずの、幅25cm位のテープレコーダーを体にくくりつけて、スタートする前のにぎやかな様子を録音したり、スタート時の音やハワイの市長さんが歌う歌を録音した。
 いよいよスタートし、走りながらいろんな応援や、朝になるとたくさんの小鳥が鳴いているところなど、いろんな音を録りながら、5時間ちょっとかかって42㎞をなんとか走ることができました。それが非常に思い出として今でもそのテープを聴くと非常に面白いです。
 神通川の花火の音を何度か録音しようと、音を集めるためにコウモリ傘をマイクロホンに付けたり、あるいは農家の人の田んぼで着けている傘、木の皮で作った傘、あーいったものをマイクロホンに付けたりしてみました。ドーンという音もそうですが、後の残音、残る音、残存といいますかその音が花火の録音の命ですけども、なかなか録音できないのです。
 あのカレー事件を起こしたと言われる人がカラオケ好きで、そのカラオケのマイクロホンが1本100万円ほどだとテレビの報道であったと思いますが、そういったようなすばらしいマイクロホンを私も使いたいものだと思っております。録音の話をしだすと切りがないのでこの辺にしておきます。
 ミルコ少年がいろんな所の音を録音し、あるいは音楽を録音して、その録ったテープを自分で編集して、その録音テープで、最後の方でしたが、その施設の1年に1回の大学芸会を行うにあたって、たくさんの友達と一緒にダンスやらいろんな事を、そのテープを使って大きく盛り上げるそういった所で映画が終るのです。
 このような学芸会、例えばテレビドラマ、あるいは映画にしろ、音楽の良し悪しによってドラマの雰囲気だとか、聴く人、あるいは見る人に訴えるものが非常に大きな影響を受けると思います。そういう意味でミルコ少年の録音にかける情熱はいきいきと表されていたと思います。
やがてあの主人公は音楽とか録音技術をかわれて映画の音楽、録音プロデューサーになっていったとの事ですね。
 私のあの映画を聴いて感想はこの位です。皆さんもそれぞれ聴いたり見たりしていろんな感想があると思います。音だけ聴いての感想文と音と映像とを見ての感想とまたいろいろ感想文は違うと思います。でも私はこの映画は非常によかったと思います。それはミルコ少年が前向きにドンドン物作りをしていく、そういう過程が良かったように思います。
 以上感想文でした。この感想文を書かせていただき本当にありがとうございました。

◆トロロコンブがガイガーカウンターに反応
                          立山町 松井 吉則
 皆さんはガイガーカウンターってご存知でしょうか?これは放射線を捕らえる装置ですが、一般的には殆ど見かけたことがないと思います。私が最初にガイガーカウンターと出会ったのは1986年、旧ソ連チェルノブイリ原発事故があった年、盲学校の理科室にあったものを物理の先生に見せてもらったものでした。
 本体はとても大きくて、正面には針の振れるアナログメーターと、その下に大きなつまみが並んでいました。本体の中をあけると昔の電子部品である真空管が並んでいて、骨董品そのものでした。
 放射線を拾う部分のセンサーであるガイガー・ミュラー管もとても大きくて重くて、まるでマグカップのようなコップを持っているような感覚でした。コップの水を飲む部分の表面にあたるところは、雲母の膜が貼ってあり、ここが放射線を検知する部分になります。コップの底にあたるところから本体と結ぶケーブルが延びていました。
 電源を入れて暫くするとスピーカーからなにやら「ポツ、ポツ」という音がランダムに聞こえていました。
 放射線を捕らえる装置にはその特徴によりいくつか種類がありますが、この昔からあるガイガー・ミュラー管を用いた方式と、ここ数年で主流になってきたシンチレーション方式と、食品検査用のゲルマニウム半導体検査器などがあります。私は音でしか測定結果を知ることができませんから自ずとガイガー・ミュラー管方式になってしまいます。これはドイツの物理学者のハンス・ガイガーと、その彼の指導を受けたバルター・ミュラーという二人の名前の頭文字を取ったものでGM管方式とも呼んでいます。ここでは単に「ガイガー管」と呼ぶことにしましょう。
 装置の性能を決めるのはなんといってもこのガイガー管です。管は密閉された容器のようになっていますが、検知部分は放射線を通過させるために雲母の膜が貼られています。管の形は棒みたいものもあれば平たい円形のものもあります。管の両極には通常400ボルトから900ボルトをも超えようというような高い電圧が掛けられていて、外から放射線が飛び込むと管の中の不活性ガスが電離され、なだれ現象がおこります。
 その結果、パルス電流を生じることになります。計器はこのパルスを決まった時間単位でカウントし、それを数値化してデジタル表示させたり、或いは増幅したスピーカーでカウント音として聞くこともできます。つまりスピーカーから聞こえた音は放射線そのものが飛び込んだ音と言えます。
 また最近では方式を問わず、アイフォン(iPhone)や、パソコンに接続して測定結果を得られるものが多くなってきました。放射線は、自然界にも「自然レベルの放射線」が存在しており、それをバックグラウンドと言います。
 管の種類や性能、管に掛ける電圧にもよりますがバックグラウンドでは通常、一分間に平均12回とか25回とか、感度を高めて40回程度カウントするものがよく利用されています。私は世界的によく使われている25回のものを採用してみました。それはバックグラウンドとそれの2、3倍程度までのものすごい低線量の部分をカウント音だけで判断できるようにしたかったからです。この2、3倍というのは、実はトロロコンブに反応したときのカウント数です。
 ガイガー管はこれまで精度的にはあまり低線量のものを検出することには向いていなかったのですが、ここ数年はだいぶん管の改良が進みました。バックグラウンドを正確に捉えるというのは、自然界の弱すぎるものを捕らえなければならないので、計器にとってはかなりの精度が要求されます。
 私の試した管では、バックグラウンドでは通常一分間に13回から25回までの増減があり、「ポツ、ポツ」というふうに音がします。また自然界ではかなりの偏りがありますので、10秒以上も何もカウントしないこともあれば、一度に数発の花火がはじけるように、1秒以内に4つ5つぐらい飛び込むこともあります。状況としてはいつも上昇・下降といった増減を繰り返します。天候によっても多少の変化があり、雨天ではたまに30回程度にもカウントが増えることもあります。
 さて、トロロコンブを近づけるとどうして反応するとお思いでしょうか?トロロコンブに反応する理由は、カリウムが豊富に含まれているからです。カリウムの中には0.1%の頻度で、カリウム40という放射性同位体が存在しておりますから、1グラムのカリウムがあれば30ベクレルに相当します。100グラムのトロロコンブでは5グラムのカリウムがありますので、最低150ベクレルで何とか反応します。
 管に、まとわりつくようにトロロコンブをしっかり詰め込むと、平均25カウントだったものが少なくとも40から50カウントにはなりました。もし乾燥したコンブで良質のものがあれば、60カウントにはなるでしょう。コンブはそれだけカリウムが多く含む食品です。水分を飛ばすと凝縮してよく反応します。
 カリウムが放射するのはベータ線でものすごい微弱ですから、ガイガー管の膜を雲母以外の頑丈な素材にしてしまうと通過できず、検出できませんでした。まるで微弱なものを検出するための性能試験のようなものです。
 最近の生活用品では放射性物質を含んだものは使用されなくなりましたので、敢えて探すと塩化カリウムなどのカリ肥料ぐらいでしょう。花崗岩(カコウガン)にもカリウムは含まれていますが、シンチレーション式の方が拾いやすいと思います。
 2006年に私は、シーベルトという単位を知りました。これは人が放射線を受ける側の影響を医学的に考えだされた単位です。昔は「レントゲン」とか「レム」という単位を使用していましたが、これも人が受ける側の単位ですからシーベルトと似ています。
 平常時では一分間に聞こえるカウント数は平均25でした。ですから25回聞こえると、「あっ、今は1時間あたりに換算したら0.14マイクロシーベルトだな」と思いながら聞いています。年間の値にしたいときはこれに8760を掛けます。するとおおよそ1.2ミリシーベルトになります。更に一生を80年で計算すると、おおよそ100ミリシーベルトになります。これをレントゲンの単位を用いると10レントゲンになります。ただ、これはあくまでもバックグラウンドの80年分の累積ですから、通常は毎分のカウント数とか、1時間あたりの換算で表現する方が一般的です。
 ガイガー管ではおおよそ1時間あたり0.1マイクロシーベルト弱から0.2マイクロシーベルトあたりまでをうろうろしていますから、それをカウント数の増減で判断できます。ただ、ガイガー管方式とシンチレーション方式とでは、同じバックグラウンドを測定しても出てくる数値の桁が違うものがありますから、使用している同じ計器でバックグラウンドとどのぐらい違うかを相対的に比べる必要があります。
 ガンマ線とはなんだろう?と思っている人は多いでしょう。実は、同じ電磁波の仲間で、周波数によって名前を付けてランク付けされており、可視光線の上が、紫外線、紫外線の上がX線、X線の上がガンマ線になります。つまりガンマ線も目に見えない、光みたいなもので、とてつもない高エネルギーを持った電磁波の仲間と覚えておけばいいでしょう。
 それ以外の種類としては、アルファ線はヘリウムの原子核だけが飛んでくるようなもの、ベータ線は電子の流れと覚えておけばいいでしょう。その他には中性子線がありますが、ガイガーカウンターでは拾うことはできません。
 毎日「ポツ、ポツ」というカウント音を聞きながらバックグラウンドの増減を見ているのでした。

◆世界マスターズウエイトリフティング選手権大会
                       センター職員 作田 佳弘
 10月29日から11月5日、キプロス共和国、リマソール市において2011年世界マスターズウエイトリフティング選手権大会が開催され、富山県初の日本代表として出場した。
 現役を退いて10年経った2010年7月の全日本マスターズ選手権に初出場した。結果は優勝、その記録が評価され、2011年5月、日本ウエイトリフティング協会から、富山県初の日本代表に決定したとの知らせを受けた。
 全国盲人福祉大会参加の際には出雲大社で必勝祈願、さらに協会行事の度に大会出場を宣伝していただき、10月2日の壮行式では、気合いの入るメッセージや多額の餞別をいただいた。応援してくださる皆様に感謝するとともに、モチベーションが大変高まった。
 出発日深夜、関西国際空港から出国し、ドバイを経由して、地中海のキプロスへ入国。リマソール市の会場に到着したのは出国してから約20時間後だった。
 受付でIDカードを受け取り、参加国の国旗が並び、高いステージが設置してある数千人収容可能なアリーナ、多くのバーベルが並ぶ整備されたアップ場、そして検量室のチェックを終え、移動の疲れを取るためホテルで休んだ。
 普段の体重は約66㎏。62㎏級に出場のため約4kg減量するため計画を立て、毎日サウナでひたすら体を絞った。
 試合当日、検量が始まり、レフリーにパスポートを見せ体重計に乗る。61.5kgでパス、すぐに水分を約1リットル、ご飯、バナナなどを食べてくつろいだ。
 胸に国旗がついたユニフォームに着替え、ストレッチで体を念入りに伸ばした。競技が開始され、アップを開始。すでに試合を終えて現地に残っている日本選手全員が私のセコンドについていただけた。
 「ヨシヒロ サクダ ジャパン ファーストアテンプト」のコール。ほどよい緊張感をもってステージを登り、手のひらに炭酸マグネシウムをつけ、中央で精神統一、世界デビューのバーベルを握り、記念すべき一本目を成功させた。計6試技の内4試技成功させ、目標記録には及ばなかったが優勝することができた。
 表彰台では首に金メダルをかけられ、君が代が流れると感激で全身に鳥肌が立った。スポーツ選手誰もが夢見る時間を経験でき優越感いっぱいだった。
 現地では、国際試合経験豊富な先輩方と出会え、そして外国選手と会場やホテルなどで励まし合い、讃え合い、再会を約束できたことなどを経験でき非常に充実した期間だった。
 思えば、中学生時代何気なくテレビで見たロス五輪のウエイトリフティング競技、日本人選手がメダルを獲得したのを見て、体が小さくても階級別の競技なら勝負できるかもしれない、ケンカが強くなれるかもしれないと思ったのがきっかけだった。
 それが今回世界のステージで競技できることに結びつき、不思議な感覚をも感じている。
 物資に恵まれ多くの情報が飛び交い心の貧しい世の中、権力や金を利用し裏工作甚だしい世の中、日本選手団が一致団結し、他国との新しい友情が芽生え、貧富や地位に関係なく強い者が勝つという、スポーツのすばらしさを再確認できた大会であった。
 大会が終わって思い起こすと、金メダルを獲得できたことはもちろん貴重な思い出だが、それよりも、忘れかけていたアスリートとしての魂を甦らせることができ、トレーニング仲間からいつも激励や応援を受けて半年間計画を立てて練習に打ち込めたことのほうがとても嬉しかったように思う。
 無事に帰国、その後は県や市の体育協会や役所へのあいさつ、また、大会出場に際しお祝いや応援をしてくださった多くの知人・友人がいくつも祝勝会を開いてくれて忙しい日々を送っている。
 落ち着いたら次は二階級制覇に向けてトレーニングを開始する予定。富山県のウエイトリフティング史上、初の世界チャンピオンになった自信と誇りを持って、今後の人生をさらに充実したものにしてゆきたい。

◆富山三つ星山の会より
                 富山三つ星山の会事務局長 桐井 英志
 視覚障がい者のアウトドア活動を支援する「富山三つ星山の会」の活動に対し、多くの協会員の方々よりご理解とご協力を賜り、深い感謝を申し上げます。おかげさまにて活発な活動を展開しています。
 23年度を振り返りますと東京よりゲストを招いて実施した本県に存する著名な「薬師岳」への交流登山において登頂を無事成功させたことをはじめ、ハイキングなどソフトな内容を望む会員の増加に併せて1泊を含む各種バスハイクを多く実施し、好評を得ました。
 また、山頂等で毎回、参加者が自然と楽しく合唱したことが契機となり、当会役員でもある視障ピアニストYOUTA氏の指導で今年度から新たに音楽活動へ取り組み「富山県民ボランティア大会」においてコーラス発表を行い、悲惨な東日本大震災支援の一助になるとともに大きな感動が得られました。
 当会の24年度事業計画並びに投稿いただいた会員よりの心温まるエッセイを紹介します。長年に亘り培った技術・経験を活用する登山に加えて、皆さんの要望に応え一般公募を含むバスハイクなど多く実施し、魅力・特色あふれる内容となっています。
 特に来年度は、隔年開催の同種団体が集う交流登山全国大会が世界遺産の京都比叡山を舞台に開催されます。一緒に郷土の豊かな自然を楽しみませんか?皆さんの参加を心よりお待ちします!
 なお、下記予定は事情により日程及び内容が変更となる場合があります、何なりと問い合わせ下さい、今後とも宜しくお願い致します。
<平成24年度行事予定> ※はバス利用
4/1(日) 総会・音の泉コンサート5(富山市民プラザ)
4/7、8(土、日) 第13回全国大会(京都)※
4/22(日) 光城山・国営アルプスあづみの公園・大王わさび農場・碌山美術館※
5/13(日) 高落葉山・縄が池(水芭蕉)
6/3(日) 上高地・徳沢(ウエストン祭・ニリンソウ)※一般公募
7/29(日) 龍王岳・浄土山(弥陀ヶ原・室堂)※干支記念
9/9(日) 白鳥山
10/(土) 第24回富山県民ボランティア大会(グランドプラザ)
10/(日) 観音山・天空の牧場山之村・有峰湖(バーベキュー)※
11/11(日) ハゲ山・城ヶ平山・大岩山日石寺
1/27(日) 第11回障がい者スキー講習会(立山山麓スキー場)
2/11(祝) スノーシュートレッキング雪上ネイチャーゲーム(立山山麓)
3/20(祝) 冬季例会(栂池高原)

◆納山祭(11月例会)に参加して
                         小矢部市 牧野 清美
 少し不安を抱きながら筒石駅に向かいました。トンネルの中の駅とはどんな所に、どのような形で作られているのか?興味津々で駅に行きました。
 まず、ホームに出るため、外との仕切りとなっているドアを開けます。ホームに辿り着くまでには二百数十段の階段が待っていました。トンネルの中だからそんなに寒くはなかったのですが、ホームに近づいてくると急に寒くなってきました。どうしてだろう?その疑問は後で分かりました。
 ホームに着く前に貨物列車が通過して行き、暫くして各駅停車の列車が来ました。そして貨車、上り下りのはくたか号が通り過ぎて行きました。この3種類の列車の速度の違いで、今まで体験したことのない風の動きを感じることができました。うまく表現することができないかもしれませんが私の感じたことを精一杯、書いてみたいと思います、少しでも風を感じて下されば幸いです。
 トンネルの長さは11㎞です。列車がトンネルに入った途端、空気が動き、弱い風を起こし、ホームにいる私たちに列車が来ることを教えてくれます。列車の姿はまだ見えていないのですが、風がだんだん強くなってくるのです。
 それが普通列車だと風はそんなに強くなることはありません、当然ながらスピードを落とすからです。それがはくたかになると入口に入った時から風の強さも違い、体全体に吹きつけてくるのです。それが上下の列車で感じられたのです。
 その瞬間、そこに居合わせた者すべてが、どこから出てきたのだろうかと思われるような歓声を上げていました。全員が子どもに返り、とても興奮しているのです。「すごかった」その繰り返しでした!
 トンネルの中が寒くなったのは列車が来たときに起きた風のせいだと分かりました。また、列車通過後はトンネル内の気圧が下がるため逆向きの風が吹き込むそうです。
 1番うれしかったことは参加者が同時に自分自身の感覚で感じられたことでした、空気、風を感じていただけましたか。

《事務局から》
◆消息 訃報
 南 喜代子 氏(高岡市) 8月 逝去
  森山 謙治 氏(黒部市) 8月 逝去
 ご冥福をお祈りいたします。

◆受賞
富山県知事表彰(部門功労)   平成23年10月14日
自立更生者 松波 律子 氏
富山県社会福祉協議会会長表彰 平成23年10月14日
社会福祉関係団体役員 山岸 一夫 氏
黄綬褒章  平成23年11月11日
  小林 忠之 氏
厚生労働大臣表彰  平成23年11月18日
社会福祉活動者 堀 惠一 氏
厚生労働大臣表彰  平成23年12月7日
自立更生者 戸井 秀雄 氏
受賞(受章)おめでとうございます。

◆時事暦(7月~12月)
7月3日  ボランティアと利用者交流会・音声ガイド付き映画鑑賞会『ミルコの光』 利用者53名・ボランティア54名(センター)
8月21日  第37回富山県視覚障害者球技大会(グランドソフトボール・サウンドテーブルテニス) 20名(南部中学・センター)
8月31日  視覚障害者に適した誘導・案内システム講習会 約30名(センター)
9月10日・11日  宿泊研修(家族激励大会・山岳歩行訓練・研修会) 80名(射水市あゆの風センター・磯はなび)
9月13日~15日  第57回全国盲女性研修大会 3名(福井県・グランディア芳泉)
9月17日~19日  第57回全国盲青年研修大会 1名(仙台市)
9月28日  同行援護制度説明会 約35名(センター)
10月2日  第35回視覚障害者文化祭・福祉機器展 講演『香りと文化』 講師 アロマテラピスト 山口ひとみ 会員家族 約110名・ボランティア35名(センター)
10月15日・16日  第20回北信越サウンドテーブルテニス記念大会 7名(長野県・里山辺体育館)
10月22日~24日  第11回全国障害者スポーツ大会「おいでませ山口大会」 1名
10月23日  第60回点字競技会・第12回パソコン競技会  点字16名・パソコン5名(センター)
10月30日  タンデム自転車体験会 会員24名・ボランティア21名(県総合運動公園)
11月20日  三療研修会「遠隔治療について」 15名(センター)
12月4日  更生相談会「緊急時の避難について」 約70名(センター)

◆平成24年度主な行事予定
4月22日  第12回富山県障害者スポーツ大会・水泳競技会(東富山温水プール)
5月13日  第12回富山県障害者スポーツ大会・陸上競技会(県総合運動公園)
5月19日・20日  第39回北信越グランドソフトボール大会(長野県)
6月7日~9日  第65回全国盲人福祉大会(千葉県)
6月17日  定期会員総会(センター)
7月1日  ボランティアと利用者交流会
7月15日  センタークリーン作戦(センター)
8月19日  第38回富山県視覚障害者球技大会(グランドソフトボール・サウンドテーブルテニス)(南部中学・センター)
8月29日~31日  第58回全国盲女性研修大会(大阪市)
9月15日・16日  宿泊研修(家族激励大会・山岳歩行訓練・研修会)(下新川郡)
9月21日~23日  第58回全国盲青年研修大会(神戸市)
9月   第12回富山県障害者スポーツ大会・フライングディスク競技会(県総合運動公園)
9月30日  第36回視覚障害者文化祭・福祉機器展(センター)
10月13日・14日  第21回北信越サウンドテーブルテニス大会(福井県)
10月13日~15日 第12回全国障害者スポーツ大会(岐阜県)
10月21日  第61回点字競技会・第13回パソコン競技会(センター)
10月28日  タンデム自転車体験会
11月4日  第12回富山県障害者スポーツ大会・卓球競技会(県総合体育館)
11月18日  三療研修会(センター)
12月2日  更生相談会(センター)
2月16日・17日  北信越ブロック会議(富山県)

◆《編集後記》
                        文化部部長 上坂 敏彦
 「2011年」は、歴史に残る年と成りませんでしたか?いろんなことを感じさせられる、人生のターニングポイントになった年だったと思います。
 さて、今年は増刊号を含め「ゆきしろ」は3刊発行しました。それぞれに文章をお寄せいただき、無事発行出来ました。 みなさんのご協力、ありがとうございました。
 また、今号にも、心動かされる文章が、いくつもあります。 もう一度ゆっくり読み返してもらい、感動を共有してみて下さい。
 原稿はいつも受け付けています。どしどし、お寄せ下さい。「ゆきしろ」は、みなさんの手で作られております。


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