平成25年度の実施事業
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【平成25年度の実施事業】
◆3月30日 理事会、評議員会開催
◆3月9日 三療部会、三療研修会開催
◆2月15・16日 北信越女性部研修会・協議会
◆平成26年2月15・16日 北信越ブロック会議(新潟県)
◆平成25年12月22日(日) 中西美雄会長の旭日双光章受章記念祝賀会開催
◆12月1日(日) 協会創立70周年記念式典
◆11月17日(日) 三療部会、及び三療研修会開催
◆10月27日(日) 第39回富山県視覚障害者球技大会開催
◆10月19・20日 北信越STT大会 富山県チーム優勝
◆10月20日 タンデム自転車体験会
◆第13回全国障害者スポーツ大会 参加報告
◆10月6日 第37回視覚障害者文化祭&講演会、福祉機器展
◆9月7日、8日 家族激励大会、山岳歩行訓練、研修会
◆8月28日 第59回全国盲女性研修大会・山口大会
◆8月18日 点字・パソコン競技会、及び映画観賞会開催
◆7月14日(日) センタークリーン作戦
◆7月7日(日) ボランティアと利用者交流会
◆6月23日 第66回全国盲人福祉大会福井大会 大会報告
◆第66回全国盲人福祉大会福井大会 バスツアー参加報告
◆6月9日(日) 三療部総会、研修会
◆6月9日(日) 定期会員総会開催
◆6月9日 GSB北信越・東海ブロック代表決定戦に出場
◆5月26日(日) 理事会、評議員会開催
◆第40回北信越グランドソフトボール大会 優勝報告と応援お礼
◆グランドソフトボール観戦記 永長陽子
◆第40回北信越グランドソフトボール大会(5月19日) 富山県チーム優勝!
◆4月7日 平成25年度第1回理事会開催、役員選出、新職員の紹介
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◆3月30日(日) 平成25年度理事会、評議員会開催
午前10時からセンター研修室において、理事、外部理事、監事の15名が出席して25年度最後の理事会が開かれました。
議長に堀副会長を選び、第1号議案・平成25年度本部会計、施設会計補正予算案、第2号議案・平成26年度事業計画案、第3号議案・平成26年度本部会計、特別会計、施設会計予算案について、第4号議案・経理規程の変更について、第5号議案・施設長の就任について、それぞれ審議し、承認されました。
午後1時からは、やはり年度最後の評議員会が開かれ、28名の出席がありました。議長に射水支部の鈴木さん、副議長に富山支部の笹木さんを選んで、同じく、平成25年度本部会計、施設会計補正予算案、平成26年度事業計画案、平成26年度本部会計、特別会計、施設会計予算案について、経理規程の変更について、施設長の就任についての5議案をそれぞれ審議し、承認されました。
第5号議案の施設長の就任については、宮田孝男所長(施設長)が3月31日を以て退職されるため、富山視覚総合支援学校の教頭をしておられた高島豊(たかしま ゆたか)氏を、4月1日から新しく施設長として迎えることになったことによるものです。
宮田所長さんは昭和60年以来、30年近くになるセンター勤務を感慨ぶかげに振り返るような感じで、2階和室に飾ってある「開く心眼」と「和気満堂」の額の話を交えながら退任の挨拶をされました。
会場は大きな拍手に包まれ、皆さん、長年お世話になった所長さんへ感謝の意を表しました。本当に有難うございました。
高島新所長さんからは、教育分野から福祉分野へ変わることの期待と抱負、そして会員の皆様への協力のお願いについて述べられ、会場はやはり大きな歓迎の拍手に包まれました。
その他の議題として、県への要望提出事項について、塘添副会長から説明があり、評議員の皆様から意見を聞きました。
また、昨年の秋に火災にあわれた魚津支部の稲葉さんから、協会からの義援金に対してお礼の言葉がありました。
3時40分に評議員会を終了しました。
記.安田
◆三療部会、及び三療研修会開催
平成26年3月9日(日)、センター盲人ホーム施術室、和室にて三療部会を開催しました。午前10時からはボランティアさん、家族に治療奉仕を行い、会員はお互いに治療技術交換を行いました。
午後1時からは講師に梅本直明氏をお招きし、「疼痛緩和のための脊椎へのアプローチ」と題して、氏の永年にわたる経験に基づいて施しておられる治療法を実技を中心に、みっちりと指導していただきました。
頚部の牽引法、胸椎から腰椎への圧迫法、股関節のストレッチ法の3方法に分けて、会員は二人がペアになり、患者と術者の姿勢から手やあしの位置、力の入れ方など、ていねいに施術前後の筋肉の状態も確かめながら熱心な指導で、熱気にあふれる研修となりました。
今後の臨床に役立てていきたいと思います。ありがとうございました。
記.堀
◆北信越ブロック女性部研修会・協議会
平成26年2月15日~16日、新潟県湯田上温泉「小柳ホテル」2階大広間で女性部研修会が行われました。
今回は大雪の為に福井県が予定通りに到着できず、また長野県は移動手段が絶たれてしまって参加することもできませんでした。
会員とボランティアを含め、約60名の参加者で研修会が行われました。
予定時刻も大幅に遅れ、上林(かんばやし)部長さんの挨拶の後、「輝く心の瞳」のテーマに基づき、講師に宮澤正子(みやざわまさこ)氏の講演が始まりました。
手足を動かしたり、また、狭い所で隣の人とぶつかりながらの仰向けの状態で運動したりして、楽しい、そして健康になりそうな講演でした。~強い身体(からだ)と元気な心~宮澤先生の合言葉の通りになる様に、日々精進できればいいなぁと思いました。
4時30分から、同じ会場で協議会が行われました。最初に出席者の自己紹介を行い、続いて各県の提出議題を協議しました。
今回は、「視覚障害者が入院する際に、病院内でも今まで使っていたホームヘルパーを利用できるようにして欲しい」、また、「同行援護制度の地域格差、事業所格差をなくして、視覚障害者に対してもっと利用しやすいように、ヘルパーさんの車でも移動ができるようにして欲しい」の2題を提出することに決定しました。
次に、9月に行われます全国盲女性大会のレポート発表テーマを「バリアフリー商品と私」と北信越ブロックからの提出議題、に決めました。
最後に、来年度より女性部研修会を取りやめて、代表者会議に女性部の代表者を同席させて欲しいと提案されました。
午後6時に協議会は終了しました。来年度の北信越ブロック会議は11月29日から30日に行われます。
記.柳田
◆平成26年2月15・16日 北信越ブロック会議開催
2月15日(土)、16日(日)の2日間、新潟県の湯田上温泉「ホテル小柳(おやなぎ)」において、平成25年度の北信越ブロック会議が開催されました。
ところが、関東甲信越地方は数十年ぶりという大雪に見舞われ、上越新幹線、関越道、JR、そして空の便までもが全面ストップとなり、日盲連の竹下義樹会長が出席できず、隣の長野県の皆さんも出席できずキャンセルというハプニング会議になってしまいました。
富山県勢は貸切バスを利用、高岡駅南口を午前7時に出発、各地を回って13名が乗車して雪の降る北陸自動車道を新潟へ向かいました。
上越を過ぎるころから道は圧雪状態になり、大潟インターと柿崎インターの区間が通行止めとなり、やむを得ず一般道を走る事になりました。ところが「泣きっ面に蜂」というか、積雪のため、タイヤにチェーンを付けることになって更に時間が遅れることになってしまったのですが、何とか開会式には間に合いました。
開会式は約10分遅れて日盲連の歌斉唱で始まりました。新潟県視覚障害者福祉協会の松永理事長が開催県代表挨拶をされ、続いて来賓の方々から祝辞がありました。
開会式の後、代表者会議、青年部協議会、女性部協議会に分かれて各県提出議題などについて討議がなされました。
代表者会議は出席者自己紹介で始まり、日盲連総合企画審議会報告、北信越ブロック代表理事報告の後、正副議長を選んで議事に入り、全国大会提出議題、及び「光の泉賞」候補者推薦について討議されました。全国大会、各県提出議題は、
・押しボタン式信号機の設置に当たっては、ボタンの位置を音声で確認できる機種を設置して欲しい。
・冬期間における横断歩道の十分な除雪を要望する。
・JR西日本、及び東日本の各駅にある多目的トイレ便座横に、音声案内装置を設置されるよう関係機関に働きかける。
の3点について討議されました。
続いて北信越ブロックの次期役員の選出について討議され、代表理事は小山氏、あはき協議会代表は田村氏の留任が決まりました。総合企画審議会代表については、廃止して新しい組織を立ち上げたいとの竹下会長の意向があるようで、その時は松永氏を推すとの事で決まりました。
午後6時30分から懇親会が開かれ、雪のために参加できなかった方があるとはいえ、約110名が出席されているとのことでした。新潟県から地元名産のお酒が振る舞われ、各県から声に自慢のある人のカラオケで大いに盛り上がりました。
二日目は9時から竹下会長の「中央情勢について」の講演が予定されていたのですが、雪のための欠席ということで、急遽ブロック長の小山氏と松永氏による同行援護などに関する説明会、質疑応答になりました。その後、昨日の各会議の報告がなされ、閉会となりました。
ブロック会議については以前から2月の開催を危惧する声があったのですが、今回の大雪が現実のものとなりました。次期の開催は今回出席できなかった長野県ですが、2月を避けて11月最終の土日開催が有力視されています。
予定より早目に湯田上温泉を出発、燕三条で昼食を取って帰路に着いたのですが、昨日とは雲泥の差の天候。道路の雪は消えて青い空、暖かい日差し。昨日の大雪は夢だったのかと思いました。
記.安田
◆12月22日 中西美雄会長の旭日双光章受章記念祝賀会開催
平成25年秋の叙勲で中西美雄会長が栄えある旭日双光章を受章されました。本当に目出度いことです。11月3日には新聞報道があり、11月5日には県知事より勲記・勲章の伝達を受けられ、11月8日には皇居に参内し、豊明殿において天皇陛下に拝謁され、感激されたとの事です。
その受章記念祝賀会が12月22日(日)午後1時から、富山市桜橋通りのホテル「グランテラス富山」において、113名の出席者をもって盛大に開催されました。
司会進行は、あゆみ会代表の中川照子さん、ひまわりの会代表の四宮一子さんの両氏で進められ、盛大な拍手の中、中西美雄、洋子夫妻の入場で始まりました。
堀副会長から中西会長の略歴紹介、塘添副会長から主催者代表あいさつがあり、続いて多くの来賓の方から祝辞をいただきました。
前障害福祉課長の車谷氏からは、第11回全国障害者スポーツ大会山口大会に中西会長が副団長として参加された時や、金融機関での代筆を認めてもらうために銀行を訪ねた時のエピソードを紹介され、富山県身体障害者団体協議会長の岡本氏からは「ゆきしろ68号」の中西会長の巻頭言を引用しての話をされました。両氏はともに、会長は謙虚で控えめだが、ここという時の勇気と行動力は素晴らしい、との認識で一致しておられました。
祝宴に入り、多数の方からのスピーチ、会長のお孫さんの剣舞披露、篳篥(ひちりき)と詩吟、そして民謡教室のメンバーによる民謡披露などで盛り上がりました。
記念品と花束贈呈の後、中西会長は謝辞で、「今年秋の叙勲に際しまして、旭日双光章拝受の栄に浴しましたこと、心より嬉しく思っております。この章は私一人でいただいたものではなく、協会の会員の皆様を始め多くの方々のご指導ご鞭撻があったればこそと、感謝いたしております。私は、昭和三十九年に富山県立盲学校を卒業して就職したのが、当時の協会の名誉会長でありました黒部市の板屋治療院であったこともあり、協会行事などへの参加は当たり前のようになっていました。板屋先生は、口癖のように「視覚障害者の生活の安定と福祉の向上」をよく話して下さいました。先生や奥様の話を聴いているうちに、私も協会に深く携わっていった様に思います。」と述べられました。
板屋先生との出合いが中西会長の活躍の原点だったのだと思いました。この度の受章、本当におめでとうございました。
記.安田
◆12月1日 協会創立70周年記念式典
平成25年12月1日(日)、パレブラン高志会館カルチャーホールにおいて、社会福祉法人富山県視覚障害者協会の創立70周年記念式典が開催されました。
当協会は昭和18年(1943年)8月、富山県愛盲協会として創設され、昭和23年4月、富山県盲人協会に改称。昭和40年9月、社団法人に移行。昭和47年7月、西田地方にあった旧県婦人会館を富山県視覚障害者福祉センターとして開所。
昭和52年12月、社会福祉法人富山県視覚障害者協会を設立。そして昭和62年4月、視覚障害者福祉センター(通称 ライトセンター)を磯部へ新築移転し、現在に至っています。
式典は会員、付き添いやボランティアの方、来賓の方など約140名が出席し、午前10時から中西会長の挨拶で始まり、物故者への黙祷に続いて表彰式が行われました。
田島信子氏に特別感謝状が授与され、個人19名、7団体に感謝状が授与されました。また、協会推薦2名、支部推薦17名の会員に表彰状が授与され、職員の定塚剛成氏が永年勤続表彰を受けました。
続いて県知事、県議会議長、衆議院議員、参議院議員、五十嵐務顧問、小山尊・日盲連北信越ブロック長など、多くの来賓の方々から暖かい祝辞や激励の言葉をいただきました。表彰された方の代表の
謝辞で式典を無事終了しました。
予定より少し遅れ、「富山県置県130周年を迎えて」と題し、富山県民生涯学習カレッジ学習専門員であり、富山近代史研究会会長でもある竹島慎二氏を講師に迎えて記念講演をしていただきました。
研究家らしいユーモアを交えた歴史観や、熱の入った詳しい講演に、皆さん、聴き入っていました。
1時20分から会場を「嘉月の間」に替え、110名が出席して祝賀会が行われました。
乾杯に先立ち、ダンス教室のメンバーによるブルース、ワルツ、タンゴ、ジルバの演奏に合わせたダンスが披露され、祝宴を大いに盛り上げました。
会場の脇には募金箱が置かれ、先日の魚津大火で被災された魚津支部評議員の方への募金が募られました。
美味しい料理や飲物をいただきながら、あちこちで談笑が交わされ、祝宴は15時15分、にぎやかなうちに終了しました。
記.安田
◆11月17日(日) 三療部会、及び三療研修会開催
県協会と三療部合同の平成25年度三療研修会が、11月17日、視覚障害者福祉センターにおいて開催されました。
午前10時より12時まで施術交換会は和室で、施術奉仕は盲人ホームで行われました。付き添いやボランティアの方を含めて約20名が参加しました。
施術交換会では二人がペアになり、お互いに相手の主訴を聴きながら互いに治療技術を交換しました。
また、日頃からお世話になっているボランティアの方への施術奉仕も行い、ボランティアの方から「あぁ、楽になった」と喜んでいただきました。
昼食をはさんで午後1時からは三療研修会が開催され、30名近くの出席がありました。
「認知症について」と題して、講師に富山市長寿福祉課 地域ケア推進担当主幹の岩田大史(いわた だいし)氏をお迎えして、富山市出前講座に沿った内容で講演していただきました。
認知症は、問題行動ばかりが表面に出やすく偏見を持たれやすいが、認知症になってもその人らしさは失われないことや、正しい対応によって安心して地域で生活できること、「食事で何を食べたか忘れた」は正常な健忘であるが、「食事を取った事自体を忘れた」は認知症の兆候である事等を学びました。
日頃の臨床で、よく患者さんがおじいちゃん、おばあちゃんの事を話されますが、思い当たる内容が多くありました。私たち三療に携わる者が再認識させられた有意義な研修会でした。
記.安田
◆10月27日(日) 第39回富山県視覚障害者球技大会開催
毎年夏に開催の球技大会が、今年(平成25年)から初めて秋の開催になったのですが、西田地方小学校グランドで行われる予定だったグランドソフトボールの試合が、グランドコンディションが悪く雨天中止となりました。
開会式後、選手全員センターに戻り、午前中からSTTの試合になりました。
STTの成績は以下の通りです。(敬称略)
☆サウンドテーブルテニスA(アイマスクあり)男子の部
優勝 塘添誠次、二位 中西美雄、三位 安達実。
☆サウンドテーブルテニスA(アイマスクあり)女子の部
優勝 徳市和美、二位 柳田信子、三位 本江とみ子。
☆サウンドテーブルテニスB(アイマスクなし)男女混合の部
優勝 太田蓉子、二位 赤石美枝子、三位 徳市秀晴。
以上の結果になりました。
記.高橋克人
◆10月19・20日 北信越ブロックSTT大会(石川県)
10月19日(土)から20日(日)にかけて第22回北信越サウンドテーブルテニス大会が、金沢市障害者・高齢者体育館(駅西むつみ体育館)で行われた。
北信越各県から男女合わせて48名の沢山の選手が参加した。富山県からは男子4名、女子5名の選手とレディース審判1名が参加した。
19日は午後1時受付、1時30分開会式。2時から個人戦の競技が行われた。
個人戦は男子A(アイマスク有り)、女子A(アイマスク有り)、男女混合B(アイマスク無し)に別れて行われた。
2日目20日は午前9時から団体戦の熱気溢れる競技が行われた。全行程が終了して、午前11時30分から表彰式と閉会式が行われ、2日間の戦いが終わった。
結果は次の通りです。
☆☆ 個人戦成績
☆男子A
優勝 開田正一(ひらきだ しょういち) 石川県
準優勝 田辺秀雄(たなべ ひでお) 石川県
三位 住吉 実(すみよし みのる) 長野県
☆女子A
優勝 住吉冬子(すみよし ふゆこ) 長野県
準優勝 早苗征喜子(さなえ ゆきこ) 福井県
三位 柳田信子(やなぎだ のぶこ) 富山県
☆男女混合B
優勝 太田蓉子(おおた ようこ) 富山県
準優勝 奥田悟志(おくだ さとし) 福井県
三位 前川令子(まえがわ れいこ) 長野県
☆☆ 団体戦成績
優勝 富山県Aチーム 準優勝 福井県Aチーム 三位 長野県Aチーム
今回は富山県が9年ぶりに勝ち取った団体戦優勝杯であり、3チームお互いに援護しあっての優勝です。参加者みんなハイテンションで帰ってきました。
記.柳田
◆10月20日 タンデム自転車体験会
平成25年10月20日(日)、富山県視覚障害者協会の行事で「タンデム自転車体験」が行われました。
この日は朝からあいにくの雨模様でした。それでも参加された皆様、かなり強い雨脚の中にもかかわらず、雨にも負けず風にも負けず(尤も、風はほとんどなかったのですが)上下の合羽を着て元気良くタンデム自転車体験を楽しみました。
最初躊躇していた私も、神通川河川敷を自転車で走るうち、大きな水溜まりを通るとき「シャワシャワー」という音が小気味よく、まるで子供のようにはしゃいでいました。
一度乗り出してしまうと誰も雨など気にならなくなり、皆が2度3度と繰り返し乗っていました。
私の夫は行動するとき自転車を利用しているのですが、この二人乗りの自転車で一般道を走ることが出来たら、私は夫と共に買い物に行くことが出来ます。
もしも富山県でもタンデム自転車で一般道を走ることが認められたら、私だけでなく、他の視覚障害者にとっても本当に便利だろうなあと思いました。
この楽しい体験会で、沢山のボランティアの方々のご協力をいただき、心から感謝いたします。
記.田口明美
◆第13回全国障害者スポーツ大会 参加報告
射水支部 本江とみ子
平成25年10月11日~14日に東京都で開催された第13回全国障害者スポーツ大会「スポーツ祭東京2013」に参加させていただきました。
富山を出発したのは10日で、帰ってきたのが15日、5泊6日の長丁場でした。
大会には選手、関係者を含め、全部で45名が1台のバスで東京へむかいました。
皆さんが参加した競技は、陸上、水泳、ボーリング、卓球(STTを含む)、フライングディスクで、視覚から出たのは、陸上、フライングディスク、卓球(STT)でした。
10日に富山県庁前を出発し、東京へ向かう。11日は公式練習が行われ、陸上は「味の素スタジアム」、卓球とフライングディスクは駒沢オリンピック公園総合運動場・体育館、水泳は東京「辰巳国際水泳場」、ボーリングは調布スポーツセンターで行われました。
11日は味の素スタジアムにて皇太子、皇太子妃両殿下を迎えての開会式が行われ、午後から各競技が始まりました。
14日、全ての競技が終わり、日も暮れる頃に高円宮妃をお迎えして閉会式。そして東京都知事から、来年の開催地の長崎県知事へ大会旗が渡され閉会となりました。
15日に富山へ帰りました。この大会での結果は次の通りです。
☆加藤りの(陸上競技) 富山県視覚総合支援学校
ソフトボール投げ 1位、立ち幅跳び 2位
☆高木秀和(フライングディスク) 氷見市
アキュラシーディスリート・ファイブ 4位、ディスタンスメンズ・ディスタンス 5位
☆本江とみ子(卓球 STT) 射水市
STT 2位
この大会に参加して、よい緊張感を味わい、また多くの方と交流ができたことを、本当に嬉しく思い、感謝しています。
◆10月6日 第37回視覚障害者文化祭&講演会、福祉機器展
平成25年10月6日(日)午前10時より、富山市磯部町の視覚障害者福祉センターにおいて、第37回視覚障害者文化祭、及び講演会、福祉機器展が開かれました。
好天に恵まれ、キンモクセイの香りが漂う中、会員や家族、ボランティアの方など、約150名の参加があり、にぎやかに開催されました。
研修室において、午前10時から中西会長の挨拶に続いて、富山市科学博物館付属富山市天文台主幹学芸員・布村克志(ぬのむら かつし)さんの講演を聴きました。
☆★講演内容(約52分)を聴く時は ここをクリック
上市町で発見された白萩隕鉄を用いて榎本武揚が流星刀を作った話や、壮大な宇宙、小惑星の話など、隕石についてのいろんな話を聴きました。
皆さん興味津々で、多くの質問が出され、それに対して布村学芸員は一つ一つ親切丁寧に答えられました。
2階和室では女性部員によるお茶席が行われ、フロアーではボランティアの方や会員の趣味の作品などが展示され、漢点字の紹介ブースもありました。
飲食物コーナーではコーヒー、弁当、マス寿司、ブリ寿司、お酒などが販売され、また研修室の外ではビヤガーデンも開かれ、皆さん美味しくいただきながら談笑を楽しんでおられました。
午後1時からは会員による生き甲斐教室発表があり、フラワーコーラス、詩吟や民謡、ギター演奏、カラオケなど、日頃の練習成果を発揮しておられました。
多くのボランティアの方の協力をいただきながら、にぎやかなうちに午後3時半に文化祭を終了しました。
協力していただいたボランティアの皆様、本当に有難うございました。
記.安田
◆家族激励大会&山岳歩行訓練、及び研修会
9月7日、8日の両日、平成25年度の家族激励大会が富山支部の担当で、春日温泉「ゆーとりあ越中」を会場にして開かれ、県内各地から福祉バスなどを利用して、会員家族など74名の方が参加しました。
7日午後2時から家族激励大会が開かれ、来賓に髙畠利明・富山市障害福祉課長、五十嵐務・県議会議員、小島清明・富山市身体障害者福祉協議会副会長(ちなみに会長は堀恵一さん)の各氏をお迎えし、歓迎や激励の言葉をいただきました。
3時過ぎから歩行訓練です。小雨が降り続いていたのですが、実施する事になりました。バスで塩(しお)まで送ってもらい、同地区にある大久保発電所と及久比礼志(たくひれし)神社を見学しました。
明治30年代に県内で最初に作られた大久保発電所は出力が約500キロワットで、一般家庭100戸分に相当する電力を供給しているとの事です。
ヘルメットをかぶり、発電所の中に入ると発電機の熱のためか、暖かくて気持がよく、見える方には、発電機が高速で回転しているのが分かったそうです。発電機の動力源となる水車部分の外側を手で触ると、ヒンヤリと冷たく、回転の振動も感じる事ができました。一部とはいえ、発電機を触ったのは初めてでした。
次に見学した多久比礼志神社という覚えにくい名の神社は、延喜式内社・国史現在社の中ではこの神社だけだそうです。神通川の右岸にある、富山市塩の「塩」の地名は点武天皇の時代、老翁が「神通川の川辺に塩が湧き出る泉がある」と教えたのが由来で、その老翁が奉られているそうです。
見学を終えた頃も雨は止まず、傘をさしての歩行訓練が続きます。神通川右岸の塩地区から橋を渡って「輪中」と呼ばれる神通川の中洲に入り、更に直進して中洲を抜けて神通川左岸に出て「水辺プラザ」まで歩きました。約3キロほど歩いたでしょうか。バスで「ゆーとりあ越中」へ無事戻り、雨で冷えた体を温泉でいやしました。
6時半から、来賓に坂田光文・県議会議員をお迎えして懇親会が開かれ、美味しいお酒と料理を食べながら、カラオケなどの他、民謡「越中おはら」に合わせて踊りを楽しむ方もおられ、皆さん、楽しい時間を過ごしました。
翌8日の午前10時からの研修会は、北陸電力株式会社から、水力室水力電気チーム・鴻野隆司氏、総務地域チーム・黒田順子氏を講師に迎え、「北陸地域における水力発電の歴史」と題して講演を聴き、北陸地方の電力状況や歴史、新しいエコ発電などについて学びました。
12時から昼食をとり、1時に皆さんバスで帰路につきました。来年度は氷見支部の担当で開催されます。皆様、多数の参加をお願い致します。
記.安田
◆第59回全国盲女性研修大会・山口大会
海峡と歴史の街、山口県下関市の「海峡メッセ下関」において、第59回全国盲女性研修大会が8月28日(水)から30日(金)にかけて開催され、視覚障害者を取り巻く様々な問題について研修会が行われた。
★実現しよう! 権利条約の早期批准を
★育てよう! 感謝と思いやりの心を
★実現しよう! 文化的で安定した生活を
★確保しよう! 行動の自由を
上記のスローガンのもと、平成24年度事業報告、収支決算報告、並びに25年度運動方針、事業計画、収支予算書の案を審議して、30日の大会で採択された。
二日目の研修会第1部は、講師に日盲連副会長の鈴木孝幸(たかゆき)氏をお迎えして「地域格差をなくし自由な外出を!」と言う演題で話を聞きました。私たちにわかりやすく、また、いろいろな例題をまじえ、今までの疑問点など丁寧に説明され、ユーモアたっぷりな楽しい講演でした。
第2部は、全国から9名の方の会員が「装いや身だしなみで心がけていること」と言うテーマでレポート発表が行われた。それぞれの思いで、自分の生き方、考え方を発表された。
三日目は大正琴の歓迎演奏に始まり、議事が行われ、最後に大会宣言が読み上げられ、満場の拍手で採択され、そして3日間の研修会は閉会された。
記.柳田信子
◆8月18日 点字・パソコン競技会、及び映画観賞会開催
平成25年8月18日(日)、午前10時から富山県視覚障害者福祉センターにおいて、第62回点字競技会と第14回パソコン競技会(携帯電話を含む)が行われました。
例年、この競技会は10月の下旬に開催されていました。一方、8月下旬に開催されていた屋外の球技大会において、暑さによる熱中症などが懸念されていたのです。その懸念をなくすため、行事の入れ替えという形で、今日の開催となりました。
点字競技会は、記憶書き、聞き書き、写し書き、はや読みの4種目で競われ、19名が参加。パソコン競技会(携帯電話を含む)には7名が参加し、共に昨年より参加者が増えました。
点字競技会、パソコン競技会の成績は下記の通りです。
[点字競技会]
・団体の部 1位 射水市チーム 2位 富山市チーム 3位 高岡市チーム
・個人総合 1位 松波律子(高岡)
・一般の部個人総合
1位 松波律子(高岡) 2位 上沢淳一(富山) 3位 佐生真理(魚津)
・中途失明者の部個人総合
1位 塘添誠次(射水) 2位 谷内幸子(富山) 3位 片岡美宝(射水)
・田島杯 鈴木修博(射水)
[パソコン競技会]
1位 上沢淳一(富山) 2位 田口明美(高岡) 3位 安田庄内(高岡)
・携帯部門 上坂敏彦
◎部門別 会長特別賞
佐生秀一、松波律子、佐生真理、上沢淳一、田口明美、大井 勉(6名)
成績は以上です。ボランティアの皆様、富山視覚総合支援学校の先生方、センター職員の皆様、ご協力有難うございました。
午後1時から「子狐ヘレン」という音声ガイド付DVDによる映画を観賞しました。
北海道を舞台にした物語で、太一少年が、耳も聞こえず、目も見えない子狐ヘレンと偶然出会い、そして永久の別れとなるまでの3週間という、短くも愛情溢れる感動の映画でした。
この「子狐ヘレン」が小中高学校で必須観賞になれば、全国でよくニュースになっている「いじめ」はかなり減ると思いました。
記.安田
◆7月14日(日) センタークリーン作戦
朝方は大きな雨が降って心配でしたが、その後は晴れて蒸し暑い日になり、午前10時から約40名が参加して「センタークリーン作戦」が始まりました。
私達が日ごろから利用しているライトセンターですが、よく使う部屋の他にどんな部屋があるか? 知らない会員が多いと思います。クリーン作戦で掃除をすることにより、他の部屋を知るよい機会になります。
皆さんが持ち寄った雑巾で、蛍光灯や窓ガラス磨き、玄関、書庫、廊下や手すり、トイレの壁にいたるまで、皆さん汗を出しながら一生懸命掃除をし、1年分のホコリを取り除きました。
研修室の外ではテントを張って鉄板焼きの準備、2階の調理室では女性部員によるバーベキュー材料の調理が進められました。
正午少し前からお待ちかねのバーベキューです。一汗かいた後の冷たいビールは格段に美味しく、焼きたての肉や貝、野菜、焼きそばなどに舌鼓を打ちながら、皆さん和やかに歓談されました。
クリーン作戦に参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
記.安田
◆平成25年度ボランティアと利用者交流会
7月7日(日)の七夕の日、雨が降ったりやんだりの蒸し暑い日でしたが、利用者43名、付添8名、ボランティア62名、職員6名、計119名が参加して、富山県教育文化会館と高志の国文学館を会場にしてボランティアと利用者交流会が開かれました。
例年は、午前が利用者とボランティアがペアーを組んでの施設見学、そして午後からボランティアと利用者の意見交換会、というパターンなのですが、7月7日は高志の国文学館が開館1周年記念にあたり、午前は行事があるとの事で、午後からの見学という事になりました。
教育文化会館において、午前10時からのオリエンテーションに続き、点訳グループと音訳グループに別れて意見交換会が開かれました。
ボランティアの方の苦労話や利用者の体験話、アンケート結果報告もあったりして、各グループともにボランティア利用者双方から率直で有意義な情報が得られたと思います。12時からの全体会議で各グループの内容が報告されました。
昼食後、ボランティアと利用者がペアーを組んで、すぐ近くにある高志の国文学館を見学しました。まだ新しいからか、入口のホールでは木の香りがしました。
ちょうど立山曼荼羅展が開かれている期間で、学芸員の方から立山信仰と立山曼荼羅について丁寧な解説をしていただきました。
館内には、著名なシェフが作るレストランもあってか、文学館としては日本トップクラスの年間利用者があったそうです。
午後3時過ぎに交流会が終りました。ボランティアの方をはじめ、参加していただいた皆様、どうも有難うございました。
記.安田
◆社会福祉法人日本盲人会連合第66回全国盲人福祉大会
福井大会参加報告 副会長 塘添 誠次
大会は、平成25年6月21日(金)~23日(日)、福井県のグランディア芳泉(芦原温泉)とサンドーム福井を会場に、全国から約2千人が参加し、「全国の視覚障害者が一堂に会し、私たちを取り巻く諸問題について論議し、自立と社会参加の実現を目指す」を目的として開催されました。
21日の朝、中西会長、堀副会長夫妻、宮田所長、吉野さんと塘添の6人が21日と22日の会議に出席するために先発しました。
21日の評議員会は中西会長が、あはき協議会は中西会長と堀副会長が、スポーツ協議会には塘添が出席し、平成24年度の事業報告と収支決算(案)、平成25年度の事業計画(案)と収支予算(案)を審議しました。
22日の午前は、6月19日に参議院本会議で可決成立したばかりの「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」についての研修会があり、田中伸明弁護士に講演していただきました。実は、竹下会長が内閣府差別禁止部会の副会長としてこの法律の制定に多大な尽力をされたそうです。
午後は、「第50回全国盲人代表者会議」が開催され、全体会議では平成24年度決議処理報告と平成25年度運動方針(案)が討議され、その後三つの分科会が行われ、生活分科会は塘添、バリアフリー分科会には中西会長、職業分科会には堀副会長が出席し、各団体からの要望事項について審議し、合計80数項目の要望が採択され、陳情活動を行っていくことが決定しました。
23日は、
“急げ、東日本大震災からの復興。学べ、被災障害者の体験。”
“機は熟した。障害者権利条約の批准。作ろう、障害者も安心できる社会を。”
“守れ、鍼灸マッサージの免許制度。”
“広げよう、日盲連の仲間。示そう、日盲連の団結力。”
の4本のスローガンを掲げ、第66回全国盲人福祉大会が開催されました。
富山県からは22日に出発した旅行団32名と先発の6名、及び当日参加の7名が合流し、合計45名が大会に参加しました。
第1部の式典では、射水市の大谷あさ子さんが光の泉賞(内助等功労)を受賞され、受賞者を代表して竹下会長から賞状と記念品を受け取りました。おめでとうございます!!
大会では、視覚障害者の現状と今日的課題、福祉に関する情勢と運動の展開等を理解し、又、会場で多くの仲間と集い、連帯の輪を広げました。
来年は5月29日(木)から31日(土)に大分県で開催されます。今年同様旅行団を結成して、観光も計画されると思いますので、共に参加し日盲連大会の雰囲気を味わうとともに、土地の風に触れる旅に参加しましょう。
◆第66回全国盲人福祉大会福井大会 バスツアー参加報告
射水支部 鈴木修博
第66回日盲連全国盲人福祉大会が6月23日(日)、福井県鯖江市の「サンドーム福井」で開催されました。
私たち旅行団は22日の朝7時に富山駅北口を出発し、7時30分には新湊の放生津八幡宮、8時に高岡駅南口、9時に小矢部インターで参加者を乗せて、一路加越能鉄道の貸切バスで福井へ向かいました。
最初に見学したのは「越前カニミュージアム」で、カニの取れるまでの工程を実際に見たり触ったりして良い勉強となりました。続いて午後からは三国競艇でボートレースを見学してボートを触ったり、レースの様子を見たり、実況放送を聞いたり職員の詳しい説明を聞くことができました。そしてレースの券を買って体験する人もいて、実に楽しく見学してきました。
続いて吉崎御坊のお寺で「蓮如上人」やお寺の歴史的なお話について、住職さんの詳しい説明を聞いたり、蓮如上人像を見たりしました。
そして午後5時20分に宿泊地の芦原温泉清風荘に到着となり、ゆっくり温泉につかって日頃の疲れを癒すことができ、清風荘の心尽くしの料理の数々に大満足して、カラオケで楽しい一夜を過ごすことができました。
翌日の23日は午前10時から大会会場のサンドーム福井で全国盲人福祉大会が行われ、全国各地から約2000名の参加者が一堂に会して式典が開かれました。
地元福井県視覚障害者福祉協会長の小山尊(こやまたかし)さんの開会の挨拶や日盲連顕彰等の表彰状があったり、各来賓のご挨拶や今年の大会スローガンや決議案などの説明があり、来年の開催地である大分県視覚障害者福祉協会長の「来年は是非 大分県へ来てください」との挨拶があって式典を終了しました。
そして近くのレストランで美味しい和食のお弁当と冷たいビールで喉を潤し、それからバスでめがね博物館を見学したり、羽二重餅の里でお土産を買ったりして、午後7時に最終目的地の富山駅北口へ無事到着することができました。
この二日間、私たちを支えてくださったセンターの職員の方々をはじめ、バスの運転手さんやガイドさんや名鉄旅行会社の川原さんに謹んで感謝申し上げます。
そして来年の大分県の大会には一人でも多くの方が参加されることを心よりお願いして終わりにします。ありがとうございました。
◆6月9日(日) 三療部総会、及び三療研修会開催
ライトセンターの盲人ホーム施術室と和室において、午前10時から11時まで、いつものように二人一組になって施術交換会と施術奉仕が行われました。
11時から平成25年度の総会が開かれ、昨年度の行事、決算と本年度の行事予定が報告され承認されました。
その後、これからの施術、治療院のあり方が話し合われました。今までの伝統的なやり方とは違った治療院が増えてきている事、サロンやレストランのような明るく洗練された治療院があってもよいのではないかという事でした。
それにはもっと若い人の柔軟な考えが必要ではないでしょうか。三療部会では仕事からプライベートの事まで、いろいろ話し合われています。難しい問題もみんなで一緒に考えて解決できる事もあると思います。皆さん、一度のぞきに来てください。
記.藤井
◆6月9日(日) 定期会員総会開催
ライトセンター研修室において、午後1時から会員約70名が出席して平成25年度定期会員総会が開かれました。議事に先立ち、亡くなられた方々に対して1分間の黙祷を捧げました。
続いて、ライオンズクラブ国際協会334-D地区ガバナー 木村正明様、そして当協会元理事・利田宗之さん(残念ながら6月4日逝去)に感謝状が贈られました。
来賓として野上浩太郎参議院議員、五十嵐務富山県議会議員、宮腰光寛衆議院議員(代理)、田畑裕明衆議院議員(代理)、助野吉昭富山県障害福祉課長、松本清嗣富山県社会福祉協議会事務局次長、岡本武勇富山県身体障害者団体協議会会長が出席され、各氏から祝辞をいただきました。
式典終了後、議長に高岡支部の徳市秀晴さん、副議長に下新川支部の舟川由紀子さんを選出して議事に入り、平成24年度の事業報告、決算報告、監査報告を審議し、それぞれ承認されました。
続いて平成25年度の事業計画案、予算案の審議に入り、中西会長から事業計画案の補足として「今年は協会設立70周年の年にあたり、12月1日の更生相談会の日にその記念式典と記念講演を開催したい」と提案があり、承認されました。
次いで塘添副会長から「県へ提出する平成25年度要望書案」が提案され、活発な議論の後承認されました。
時間が少なくなりましたが 後は楽しい懇親会に移り、あちこちで昔話などに花が咲いていました。
記.安田
◆「高かったハードル、長かったバス旅」
「GSB北信越・東海ブロック代表決定戦」に出場
~ 応援ありがとうございました ~
昨日(6月9日)、愛知県名古屋市で行われた「北信越・東海ブロック代表決定戦」に出場しました。開会式の後、13時試合開始。チーム全員一丸となって戦いましたが、残念ながら14時半過ぎ、富山0対愛知12で敗れました。
早々にキャプテンから電話で結果報告をしましたが、総会真っ最中のみなさんの「は~~ぁ」という思いや顔がまぶたに浮かび、我々もより悔しい気持ちでした。
その後、15時会場発、20時半富山に着きました。朝7時に富山北口を出発し往復10時間バスだった今回の遠征。平均年齢の高い本県チームにはちょっときつい日程だったと反省です。
負けたとはいえ、全国大会出場常連チームとの対戦、そのトップクラスの実力と相対したことが、今後の力になることと信じています。
応援してくださった沢山のみなさん、本当にありがとうございました。
富山県グランドソフトボール部事務局 山内正一
◆5月26日(日) 理事会、評議員会開催
平成25年度第2回理事会が、午前10時からセンター研修室において開催され、全理事、監事が出席して平成24年度の事業報告、決算報告、及び監査報告について審議し、承認されました。
また、県への要望事項について、試案を基に追加や修正などが必要かどうかも検討されました。
午後1時からは平成25年度第1回評議員会が開かれました。議事に入る前、4月から新しく職員になられた北野稜子さんが皆さんに紹介されました。
中西会長は挨拶で、19日の北信越グランドソフトボール大会で富山県チームが優勝し、6月9日(総会と同日)、名古屋市で北信越・東海ブロック代表決定戦で愛知県チームと戦う事。また、県職員採用試験において点字受験が認められた事などを報告されました。
続いて、議長に高岡支部の徳市秀晴さん、副議長に下新川支部の舟川由紀子さんを選んで議事に入り、同じく24年度の事業報告、決算報告、監査報告について審議し、承認されました。
会員総会で報告予定の「県への要望事項」についても、評議員の方からいろんな意見が述べられました。
今年度は新しく評議員になられた方が多く、新理事、新評議員の方から自己紹介をしていただきました。
記.安田
◆北信越グランドソフトボール大会 富山県チーム優勝!
5月19日、富山県五福公園スポーツ広場で開催された第40回北信越グランドソフトボール大会において、富山県チームがみごとに優勝しました!!
富山県チームの皆様、おめでとうございます。また、声援いただいた皆様、有難うございました。
☆試合詳細は下記の通りです。
第1試合 Aコート
長野県 対 新潟県 5対4で長野県
第1試合 Bコート
富山県 対 石川県 8対2で富山県
決勝戦 Aコート
富山県 対 長野県 2対1で富山県
三位決定戦 Bコート
石川県 対 新潟県 7対6で石川県
この結果、富山県チームは、6月9日に開催される東海地区代表との最終予選に出場する事になりました。声援を宜しくお願い致します。
記.佐生
◆グランドソフトボール観戦記
永長陽子
穏やかな天気の5月19日(日)午前中、五福スポーツ広場のグラウンドで北信越グランドソフトボール大会がありました。新潟・長野・石川・富山の4チームが参加して試合し、1試合目の勝者対勝者で優勝決定戦を、敗者対敗者で3位決定戦を行いました。1試合は7回とし、1時間20分を超えて新しい回に入らないとされてありました。
グランドソフトボールというのは、視覚障害者のための野球です。ボールはハンドボールくらいの大きさで、投げる時は地面を転がします。選手は全盲者と弱視者で構成され、晴眼者が、監督・主将・コーチャー・マネージャーとして参加し、ピッチャーは全盲者と決まっています。
それぞれの塁では補助が付き、声を出してベースの場所やボールの行方を知らせます。キャッチャーは、声と手拍子でピッチャーが投げるタイミングをバッターや守備・観客にも知らせます。全盲のバッターは姿勢を低くしてボールが転がってくる音を聴き、打ちます。
1塁から3塁のベースは2種類あり、守備用と走者用です。聴力に頼って試合をしますから、投げる時やボールが飛んでいる時など、応援は静かにしていなくてはいけません。グランドが旅客機の飛行ルートの真下ですので、通過するたびに中断しました。
富山と長野で優勝決定戦を行ないましたが、長野の若いピッチャーのボールは速く、投げて転がる音も軽い音がします。しかし、途中から少しコントロールが悪くなってきました。富山のピッチャーは重い音がしましたが、最後までコントロールが乱れませんでした。
私の前に立って観戦した方があり、ホームベース辺りが良く見えませんでした。でも、並んで観戦していた全盲のYSさんは全然お構いなく、場内アナウンスもないのに、次のバッターの名前とか、このバッターは全盲だとか弱視だとか、今の球は速いとか遅いとか、打った球はファウルだとかヒットだとか、今は何回の表だとか裏だとかボールカウントとか、小声で実況中継をしてくださいました。
スコアボードもありませんから、いつもの野球観戦では常にスコアボードで確認している私にはとても不自由でした。いただいた資料を必死に見ながら選手名を確認していました。
以前、『障害者のスポーツ-指導の手引』を音訳させていただいたことがあり、何となくルールは記憶にありましたが、実際の観戦は初めてでした。バッターが打ち、1塁を通り過ぎたあとに「アウト!」でしたので「エ?」と声をあげたら、全盲者がボールを受け取ったときはその時点でアウトになるとか。
私は、最終回のツーアウトを取ったあと、会場を後にしなくてはなりませんでしたが、結果は富山の優勝!! 6月9日の東海大会で名古屋と対戦し、優勝すると全国大会に出場。
野球観戦が好きな私は、皆様と共に大いに盛り上がりました。
☆☆「やりました!」・「勝ちました!!」・「ふるえました!!!」
~ グランドソフトボールチームから応援の御礼と優勝報告 ~
応援に来てくださった方々、お世話になった皆さん、そして、何かと心に掛け気にしてくださった多くの皆さん、本当にありがとうございました。
◎「念願の優勝です!」。
この日(19日)、心配された天候も絶好の競技日和。開会式の後、Bコートで対戦した石川県チームには8対2で快勝。
次にAコートでおこなわれた優勝決定戦では長野県チームと対戦。富山チーム先攻で始まった試合は2回裏、長野に1点先制され、いきなりピンチに。
しかし次の3回表、猛攻で2点を返して逆転。その後なんとかこれを守り、我がチームは2対1で北信越大会優勝を勝ち取りました。
テレビ番組の「サンデーモーニング」ではありませんが、「喝」より「あっぱれ」の方が圧倒的に多かった我がチームのプレイ。
予定していたご苦労さん会は急遽祝勝会として開いていただき、皆さんからの暖かい激励やら、ねぎらいの数々が、選手達のうれしさをより増幅させ、有意義な一時となりました。ありがとうございました。
なお、東海地区優勝の愛知県チームとの「北信越・東海ブロック代表決定戦」は、来る6月9日(日)、愛知県名古屋市でおこなわれます。チームもさらに気持を引き締め、二つめのハードルに挑みます。再度の応援よろしくお願いいたします。
記.グランドソフトボール部 事務局 山内正一
◆平成25年度第1回理事会開催、役員選出、新職員の紹介
平成25年4月7日、午前10時からセンター研修室において、25年度第1回理事会が開催され、役員選挙において中西会長が再任されました。
副会長、及び担当部長については前期と同じ理事が就任する事になりました。
宮田所長から、この4月に新しく職員となられた北野稜子さん(20歳)が紹介され、明るくて初々しい挨拶をされました。
午後からは支部長会が開かれ、中西会長から「情報を得る事が大切であり、各支部長さんから地域の力を借りたい。そして同行援護など、富山県の福祉向上につなげたい」との抱負が述べられました
平成25年度の事業についての説明の後、各支部長から活発な情報交換が行われました。
選出された役員は次の通りです。(敬称略)
【会長】
中西 美雄
【副会長】
塘添誠次(文化担当)、堀 惠一(施設担当)、山内正一(厚生担当)
【部長】
総務部長・布尾英二、文化部長・上坂敏彦、厚生部長・白口 務、施設部長・安田庄内
【理事】
文化担当・高島 ヒサ子、厚生担当・佐生 秀一(新任)、施設担当・本江 とみ子
【理事・学識経験者】
萩中俊一(常務理事)、倉田久子、西山傳昭(地域代表)、宮田孝男(施設長)
【監事】
松本保男(富山支部)、金山順一(知識経験者)、末永良三(学識経験者)
記.安田
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