会報「ゆきしろ」84号
(令和3年12月発行)
この「ゆきしろ84号」は令和3年4月1日~令和3年9月30日までの分を掲載しています。
第84号
(発行者)
社会福祉法人 富山県視覚障害者協会
〒930-0077
富山市磯部町3丁目8番8号
電話 (076)425-6761
Fax (076)425-9087
Eメール:bcb05647@nifty.com
Homepage:https://toyama-ssk.com/
(発行責任者)
会長 塘添 誠次
上の題字は 鶴木大壽 氏によるものです。
【ゆきしろ(雪代)の意味】
雪国にあって、大地が春の雪原と接する部分で静かに融けはじめ、しずくとなり、やがてかすかな流れをつくり、それが集まって春のはじめの雪どけ水となって音をたてて大河に注ぐ様を、古くから俳句における春の季語として「雪代(ユキシロ)」とよばれています。
当協会が、このしずくが集まって大河をつくるように大きく発展していくよう、願いを込めて命名いたしました。
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【ゆきしろ84号 目次】
《大会参加報告》
◆社会福祉法人日本視覚障害者団体連合第74回全国視覚障害者福祉大会〈岡山大会〉
▼目次ここまで
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国土交通省は、平成30年に作成した「公共交通事業者に向けた接遇ガイドライン」を令和3年7月に見直し、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた高齢者・障害者等に対する接遇のあり方について(追補版)が発行されました。
これは、障害当事者や公共交通事業者にアンケート調査やヒアリング調査を実施して作成されたもので、コロナ禍においても高齢者・障害者等が安心・安全に外出できるよう、そのためのかけがえのない公共交通サービスが提供されることを望まれているものです。
その中で、視覚障害者は、
「立ち位置表示が認識できず、また人との距離もわからないためにソーシャルディスタンスを保つことができない場合がある」
「お互いの距離をとる、コミュニケーションを控えることが求められているため、係員や周囲の乗客に声をかけたり、手引きを依頼することにためらいを感じている」
「お互いの距離をとることが求められており近づくことがためらわれるため、自分に話しかけられているかどうかわからないなど、コミュニケーションがとりにくい場合がある」
「まわりの乗客が視覚障害者に対し声をかけたり手引き誘導をすることについてためらいが生じており、公共交通機関を安全に利用しにくくなっている」
「触ることに消極的になっているため、手引き誘導をお願いしにくい場合がある」
「職員数が減っていることで乗り換え誘導などをお願いしづらくなっている」
「公共交通機関の利用者が少なくなったことで、乗客による見守りが減ったり、乗客に支援を求めることがしにくくなっている」
「消毒液や検温設備などがどこに設置されているか、また使用方法がわからない場合がある」
「触れることで情報を得ている視覚障害者にとって、設備等に触れる前後で消毒するなどの感染防止をしているにも関わらず、不審な眼で見られる場合がある」
「換気で窓を開けているために車内アナウンスが聞こえにくい場合がある」
「マスクやアクリル板越しの会話は、声が聞き取りにくい場合がある」
「駅の改札などの有人窓口で援助を求めても、声だけで誘導するなど、窓口から出ての対応等をしなくなっている場合がある」
「新たな情報の提供方法がポスターの掲示など視覚的な表示のみで、音声情報で提供されていない場合がある」
などの困りごとの具体例が記されています。
現在、旅客等に対して、マスクの着用、会話を控える等の感染対策への協力を仰いでおり、コミュニケーションがとりにくい状況にある中、これらに対する職員の対応としては、
「視覚障害者の場合は、声かけに気づかない場合があるため、斜め前または正面から声をかける」
「支援の必要性の有無を確かめる」
「対策をしているので、直接触れての支援などに問題がないか?を確かめる」
「感染症対策設備の設置方法や変更事項等については、音声による案内や情報提供に配慮する」
「声かけ・見守りがされにくいために、障害当事者から支援を求めにくく、危険な場面に遭遇する危険性が増している」
などを考慮したうえで、高齢者・障害者等に対する接遇では、職員が変わらず「まず声かけ、そして必要な支援」を行うことが重要とされています。
私たち視覚障害者は公共交通機関を利用するにあたっては、支援をお願いしなければならないことが多々あります。しかしながら、不自由を感じたり困っているのは視覚障害者だけではなく、色々な人がおられます。
職員の皆様にそれらの方々への適切な対応をお願いするのはかなりの負担をかけるものであります。うまく対応していただけると気持ちが明るくなります。そこで、私たちも良い対応をしていただくためには、個人個人の困りごとを丁寧に説明し、理解を求める努力も大切だと思います。
コロナのワクチン接種が進み、移動の制限が徐々に緩和されていくでしょうが、コロナの終息までにはまだまだ時間がかかると予想されます。
コロナ流行の前のように声かけや手引き誘導、触れることの自由が一日も早く来ることを願っています。
《大会参加報告》
◆社会福祉法人日本視覚障害者団体連合第74回全国視覚障害者福祉大会〈岡山大会〉
令和3年5月24日(月)、倉敷アイビースクエア・エメラルドホールをホスト会場として、「“晴れの国おかやま”の歴史と芸術の街、倉敷市に全国各地から視覚障害当事者・家族・関係者が一堂に会し、福祉・職業など私たちを取り巻く諸問題について討議し、視覚障害者の自立と社会参加の促進を図る」ことを目的として開催されました。
今回は、新型コロナウイルス感染予防対策のため、3日間に亘って開催される予定だった大会が二転三転し、1日のみのオンラインでの開催となりました。
午前は全国団体長会議、午後に第74回全国視覚障害者福祉大会が行われました。以下にその内容を記載します。
1 全国団体長会議
全国団体長会議は、令和3年1月26日に開催された令和2年度臨時評議員会において各加盟団体長の声を反映させる場として設置することが承認されたもので、今大会では第1回目の開催となりました。
名古屋市視覚障害者協会の田中会長と岡山県視覚障害者協会の片岡会長が議長に選任され、令和3年度運動方針(案)と団体提出議案について討議がなされました。
令和3年度運動方針(案)については、10項目に整理された説明があり、その中で「デジタル化への対応」と「地域運動の活性化」の二つを柱にして1年間取り組んでいきたいと提案されました。
また団体提出議案については、多くの要望が出されているので、例年は生活・バリアフリー・職業の三つの分科会に分かれて採択していくのですが、今回は「同行援護」と「情報保障」のテーマに絞って討議を深めました。
以下は、この会議の中で得られた情報を記します。
① 令和2年10月から「重度障害者等に対する通勤や職場等における支援」として、通勤介助や職場介助とともに、自営業者に対する支援が開始された。ところが、令和2年度に実施されたのは、14自治体で、視覚障害者を対象とした所はなかった。しかし、今年度はかなり多くの自治体で実施に向けた予算措置ができている。
② 同行援護の従業者が運転する車の利用については、道路交通法の改正も含めて前進が図れるように働きかけていく。
③ 鳥取県では、読書バリアフリー法の基本計画が立てられた。5年間の数値目標を掲げたもので、それを推進するために点字図書館の職員が1名増員された。
④ 仙台市では、読書バリアフリー法の施行に伴い日常生活用具のうち、プレクストークの給付基準が改善され、身体障害者手帳1・2級から1~6級の全ての視覚障害者が給付を受けられるようになった。
2 第74回全国視覚障害者福祉大会
“勝ち取ろう 移動と情報のバリアフリー”
“乗り越えよう デジタル化の波”
“進めよう 自然災害への備え”
“実現させよう 視覚障害者への就労支援”
の4本のスローガンを掲げ、日本視覚障害者団体連合第74回全国視覚障害者福祉大会が開催され、午前の全国団体長会議と同様にオンラインで行われました。大会の模様は、YouTubeでライブ配信され、全国の視覚障害者が視聴できるように配慮されました。
第1部の大会式典では、岡山県視覚障害者協会片岡美佐子(かたおかみさこ)会長が地元主催者団体を代表して歓迎の挨拶を述べられた後、竹下会長は主催者挨拶で、「第74回岡山大会がオンラインという形でしか開催できなかったことを非常に悔しく思っております。昨年、第73回宮城大会を中止した私たちとしては、2年連続で大会を中止することはとても辛く、団体として全国の皆さんの結集を何としても実現したいという思いから、オンラインという形で、今日、岡山県で実現することができました」と述べられたうえで、
「74年間に亘り、積み上げてきた日視連の運動は、一人ひとりの声が大きな組織となって国を動かし、社会を変えていく、これが日視連の伝統であり、今日の有りようであります。私たちの運動というのは、一人ひとりの人権や人間性を大事にすること。視覚に障害があってもそのことは決して軽く考えてはならないということを社会に知っていただくのが運動の柱です。それだけにこの大会を成功させることは、リアルでの交流に加え、オンラインで繋ぐ広がりもあるような、来年度からの新たな形式を模索する第一歩だろうと思います」と述べられました。
続いて来賓挨拶になりましたが、来賓のご臨席は控えさせていただき、ビデオメッセージ、祝辞を代読するという形で行われました。
その後、日視連顕彰表彰式が行われ、その中で当協会の柳田信子(やなぎだのぶこ)理事の夫の柳田久雄(やなぎだひさお)氏が「光の泉賞」を受賞されました。おめでとうございます。
第2部の大会議事では、令和2年度決議処理報告、令和3年度運動方針を執行部の原案通り全会一致で可決、続いて宣言・決議も全会一致で採択されました。以下は、その決議内容です。
1.進展するデジタル化社会に対応するため、令和3年9月に創設されるデジタル庁に対し、視覚障害者の情報獲得に直結する様々なアクセシビリティを向上させる施策の推進、並びに専門部署の設置を要望する。
2.視覚障害者がICTに関する様々なデバイスやシステム等を円滑に利用するため、ICTに関する訓練や支援が全国で安定的に受けられることを要望する。
3.テレビにおける速報等の字幕表示の音声化や解説放送の拡大、様々な情報のテキストデータの公開、自治体等から発送される郵送物の内容を点字や拡大文字で表示、点字・音声・拡大文字による選挙公報の配布等を実現するために、障害者情報コミュニケーション法の早期成立を要望する。
4.読書バリアフリー法を活用するため、各地域で基本計画の策定を進めるとともに、出版分野におけるテキストデータの提供、電子書籍や各種読書端末のアクセシビリティの向上、視覚障害者の読書を支える人材の確保等を要望する。
5.意思疎通支援事業「代筆・代読支援」の普及促進のため、支援員の拡充、支援員養成カリキュラムの整備、制度の必須事業化ないし個別給付化を要望する。
6.視覚障害者の安全な外出を確立するため、視覚障害者誘導用ブロック、音響式信号機、駅のホームドア、弱視者に配慮した表示等のさらなる設置・敷設を要望する。
7.同行援護の充実のため、支給時間や派遣要件の地域間格差の解消、中山間地域における自動車利用、宿泊を伴う利用、子育て中の視覚障害者の通園での利用等の早期実現を要望する。
8.「重度障害者等に対する通勤や職場等における支援」が、全国の就労する視覚障害者が確実に利用できる制度になることを要望する。
9.視覚障害あはき師の業(ぎょう)の安定のため、あん摩師等法19条を巡る最高裁での裁判に勝訴し同法の堅持を期すとともに、無資格医業類似行為者の取り締りの強化を要望する。
10.高齢視覚障害者の日常生活を支え、生活の質を向上させるため、視覚障害者向けリハビリテーションの充実、65歳問題の解決や視覚障害専門のグループホームの拡大を要望する。
11.地域での医療と福祉の橋渡しを推進するため、地域の眼科医会、自治体、訓練士、情報提供施設、当事者団体等が連携し、各地域のスマートサイトの活性化を進めることを要望する。
12.新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、何事にも触れない生活様式に変化しつつあるが、視覚障害者は触れながら情報を得ていることを国が広く啓発するよう要望する。
13.視覚障害者スポーツを振興するため、東京2020オリンピック・パラリンピックは、視覚障害者が観戦しやすい会場のバリアフリーの確保、音声解説の充実等を要望する。
2年続けて日視連の全国大会が中止やオンラインでの開催となり、旅行団は結成しましたが、参加することができませんでした。来年は5月31日(火)から6月1日(水)に名古屋市で開催される予定です。旅行団を結成し、観光も計画しますので、日視連大会の雰囲気を味わうとともに、土地の風に触れる旅に参加しましょう。多数の参加をお願いします。
令和3年度の「第67回全国視覚障害女性研修大会」は九州ブロック・鹿児島県で9月1日(水)に行われました。
昨年の神戸大会はコロナ禍で中止になりましたが、本年度は新型コロナウイルス感染予防のため、リモート会議となり、オンライン形式(Zoom)で1日だけに短縮して開催されました。
9月1日は雨で涼しくなり、ヘルパーの福岡さんと一緒に、富山県視覚障害者福祉センターへ行きました。高島所長に事前にお願いしていたので、9時40分には研修室でZoom会議の準備が整っていました。
9時45分より常任委員の方と挨拶を交わし、会議は時間通り進みました。最初はZoomの操作に慣れておらず、ミュートのオン・オフの切り替えがスムーズにいかない方もおられ、雑音と話し声が気になりましたが、皆さん次第に慣れてこられ、会議は早めに終わりました。以下は会議の内容です。
午前10時より第67回全国視覚障害女性研修大会・九州ブロック鹿児島県大会が始まり、4月より新しく就任された阿部央美(あべてるみ)会長の挨拶の後、来賓の祝辞をいただいて会議に入りました。
10時30分より、全国委員会、代表者委員会、及び令和3年度からの新常任委員の紹介がありました。続いて、令和2年度事業報告・決算報告が承認され、その後、令和3年度運動方針・事業計画・予算が討議されました。本年度の分担金は、昨年神戸大会が中止されたので5000円に減額になりました。
13時からの研修大会は、鹿児島県身体障害者福祉協会藤田満(ふじたみつる)会長と日視連の竹下義樹会長を助言者に迎え、「わが家(わたし)の危機管理、どうしていますか?」のタイトルで、6名の方の発表がありました。
水害の話や防災訓練などの経験談を聞き、その後会員からいろいろの質問や意見が出て大変参考になりました。
続いて大会決議、及び宣言を採択して会議は終了しました。
15時30分から閉会式に移り、令和4年度の全国大会は東北ブロックの福島県にて開催されることになり、渡邊女性部長は「おいしい産物を取り揃えてたくさんの会員の来訪をお待ちしています。」との挨拶をされ、オンライン会議は閉会しました。
9月19日、20日の2日間、全国視覚障害者青年研修大会がオンラインで行われました。 今大会では代表者会議と提出議題検討会に出席しました。
代表者会議では例年通りの事業報告・計画、決算・予算の審議の後、次年度の選挙がありました。ここでは静岡県の片平考美(かたひらちかみ)さんが再任されました。
その後、提出議題検討会に移りました。ここは来年度の日視連福祉大会に提出する議題を検討する場だったのですが、しゃべりたくて仕方ない方々による「体験談」とか「愚痴」とかの披露大会となり、論点も方向性も迷走し、司会者も放置し、結果ほとんど議題は検討されず、意義浅い時間に付き合わされてしまいました。
さて、代表者会議において片平会長よりひとつ提案がありました。青年部員に45歳までの年齢制限を設けるというものです。
現在、45歳の濱野としても、濱野が最年少な当協会青年部としても、重大なお話です。片平会長によると青年協議会は青年層により運営され、意見を出し合う集まりであり、年長者がいつまでもそれに関わるのはふさわしくない。また、具体的にどのような制限をするのかは来年度までに検討するとのことでした。
なるほど、その通りです。しかしながら、これでは当協会青年部は締め出されてしまいます。これは富山県だけの問題ではなく、北信越ブロックもほぼ全滅です。全国的にも概算で半数程度の加盟団体が締め出されると思います。数が力となる民主主義の社会において、やっとでさえ少ない視覚障害者青年層を自らそぎ落とす行為は、いかがなものかと思います。
今のところ具体案は示されていませんので、何とも言えませんが、当協会青年部が全国から独立させられる日も近いのかもしれません。
1.第1回理事会
令和3年5月20日(木)午後2時からライトセンター研修室において、理事11名・監事2名の出席により、令和3年度第1回理事会が開催されました。
第1号議案・令和2年度事業報告
ここでは協会事業、センター事業(点字図書館・盲人ホーム)、災害時の対応について報告がなされ、審議の後、全員の挙手で承認されました。
第2号議案・令和2年度決算報告
ここでは、社会福祉事業(本部会計)、同じく社会福祉事業(施設会計)、公益事業(特別会計)についての報告、続いて監事の方より監査報告がなされ、その後の審議の後全員の挙手により承認されました。
第3号議案・定時評議員会の開催について
6月13日(日)午前10時から開催する事が決まりました。
昨年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、人数を絞った形(会長以外の理事欠席)で開催しましたが、今年度は感染拡大防止に努めながら、通常通りに開催する事が決められ、理事会を終了しました。
2.定時評議員会
6月13日(日)午前10時からライトセンター研修室において、評議員18名全員の出席を得て、定時評議員会が開催されました。
審議内容は第1号議案・令和2年度事業報告について事務局から報告がなされ、質疑の後、全員の挙手をいただき承認されました。
第2号議案・同決算報告が項目別に詳しく事務局より説明がなされ、その後監事の方より監査報告があり、質疑の後これも全員の挙手により承認されました。
第3号議案・次期理事、監事の役員選出について審議。ここでは理事全員退出後、決議の結果、理事候補者12名、監事候補者2名が全員承認され、評議員会を終了しました。
3.第2回理事会
6月13日(日)午前11時45分から、先の評議員会で承認された新理事と監事が出席して理事会を開催。まず会長を選んだ後、副会長、担当理事等新しい役職が決められ、理事会を終了しました。
4.定期会員総会
6月13日(日)午後1時からライトセンター研修室において開催。昨年は新型コロナウイルス感染拡大により開催を断念しましたが、今年度は3密を避ける形で、会場をセンター研修室とロビーに分散して行われました。
始めに、昨年、一昨年に亡くなられた会員の方に対して黙祷を捧げた後、塘添新会長は挨拶の中で、多額の寄付をいただいた方へ感謝状を贈ること、例年総会時に催していた懇親会はコロナ対策のため中止したこと、また「あはき裁判」に関する署名を午前の評議員会の席に続いて午後の総会の席においても会員の方に呼びかけがなされました。
また、今年度は来賓の方々の出席はご遠慮いただきましたが、当協会顧問の宮腰光寛衆議院議員、田畑裕明衆議院議員、野上浩太郎参議院議員3氏からのお祝いメッセージが披露されました。
その後、午前の理事会で決まった新役員、及び5月20日に選ばれた新評議員20名の氏名が紹介され、次いで議長・副議長を選出して議事に入りました。
第1号議案・令和2年度事業報告、第2号議案・令和2年度決算報告、監査報告を審議し、質疑応答がなされた後、拍手多数で承認されました。
第3号議案・令和3年度事業計画案、第4号議案・令和3年度予算案についても審議がなされました。
議論の中では、会員数減少の問題、各支部から県への分担金について、今後は厳しい状況であることが報告され、今後の課題として問題提起がなされました。その後は拍手多数で承認され、3時に総会を終了しました。
午後からの総会には、コロナ禍ではありながらも多数の会員の方にお集まりいただき、ここに感謝お礼申し上げます。
◆別表 令和3・4年度新役員・担当事業
[会長]
塘添 誠次(とうぞえ せいじ)
[副会長]
堀 惠一(ほり けいいち) 施設担当
山内 正一(やまうち しょういち) 厚生担当
安田 庄内(やすだ しょうない) 文化担当
[業務執行理事・部長]
総務部長・佐生 秀一(さそう ひでかず)
施設部長・濱野 昌幸(はまの まさゆき)
厚生部長・池田 一義(いけだ かずよし)
文化部長・柳田 信子(やなぎだ のぶこ)
[理事]
宮口 覚(みやぐち さとる) 厚生・文化
藤岡 勝美(ふじおか かつみ) 施設
山本 なつみ 外部理事・総務
高島( 豊(たかしま ゆたか) 施設長・総務
[監事]
宮田 孝男(みやだ たかお)、高橋 克人(たかはし かつひと)
7月4日、ボランティアと利用者交流会が行われました。
参加者はボランティアさんは点訳が2団体(コスモスの会・射水点友会)、音訳は6団体(あゆみ会・ひまわりの会・声のライブラリー友の会・魚津うぐいすの会・音訳あゆの風・つるばみの会)の計8団体から14人。
利用者は点訳グループ8人、音訳グループ8人でした。
塘添会長の挨拶の後、各グループに分かれて意見交換を行いました。内容は以下の通りです。
点訳グループ
利用者からの感謝の言葉がボランティアさんにはうれしくて活動の励みになるとのことでした。また、ボランティアさんの人数が減っていて、今後、増やしていきたいとのことでした。
音訳グループ
ボランティアさんからは富山チャレンジクイズが好評でよかった。漫画やグラビアの解説も好評で音訳者の励みになったとのことでした。また、朗読の速さや音質についての質問がありましたが、利用者からは満足しているとの回答でした。
ボランティアさんからオーディオブックについての質問がありましたので、オーディオブック、音声デイジー、テキストデイジーをそれぞれ同じ作品で聴き比べてみました。出来栄えに大きく差があることはわかりましたが、それぞれに目的が違うということで納得しました。
今年の交流会では去年よりも参加者を増やして充分に意見交換ができました。コロナ対策でまだまだ縮小された形ではありましたが、意見交換としては良い環境だったと思います。
晩夏の蒸し暑い気温の中、新型コロナの予防のための手指(しゅし)の手洗い、そして消毒、マスクを着用し、研修室に入りました。座席は間隔をあけて座り、出席者は昨年より少なかったように思いました。
今回の競技会は簡素化して行われ、大会長の塘添さんが挨拶をされ、事務局からオリエンテーションを行い、競技に入りました。
例年通り4種目の競技で行われ最初に記憶書き、次に聞き書き、そして写し書き、最後に速読みが行われました。
受付をした時に事務所の方から、速読みはあなたは5番目ですと言われ、5番ですねと確かめ、研修室に入って後ろの方に座りました。
最初の記憶書きは、言葉が難しかったのですがなんとか少し書くことが出来ましたが、皆さんの点筆の動きの速さに驚き、びっくり。
次の聞き書きは、私が言葉を打っている間にどんどん文章が前に進むので、前日家で考え、最初の全文読みの時に覚えられるだけ覚えることにしようと思いました。
写し書きは、どんなに頑張っても無理なので来年にまわします。もっともっと練習を重ねて、間違いのないように転写しなければならないと思いました。
最後の速読みは、自分では得意?だと思っていましたが、とんでもない。昨年は人差し指にのりが付いたように動きませんでしたので、今年は確実に読もうと思って先生の前に座りました。速読みと言う言葉を忘れて昨年の半分くらいしか読めず、残念でした。
今回はコロナの影響で、閉会式も取りやめになったので、速読みが終わった人から帰宅することになりました。
なお、点字競技会及びパソコン競技会の審査にご協力いただいた方々にお礼申し上げます。入賞された皆さん、おめでとうございました。
成績発表
【第70回富山県点字競技会】
○ 団体の部
1位 射水市チーム 2位 富山市チーム 3位 魚津市チーム
○ 個人総合(一般の部・中途失明者の部)
1位 鈴木 修博(すずき しゅうはく)(射水市)
○ 一般の部 個人総合
1位 鈴木 修博(射水市) 2位 佐生 秀一(魚津市) 3位 高島 ヒサ子(富山市)
○ 中途失明者の部 個人総合
1位 塘添 誠次(射水市) 2位 谷内 幸子(たにうち さちこ)(富山市) 3位 本江とみ子(射水市)
○ 田島杯
戸井 秀雄(とい ひでお)(射水市)
【第22回パソコン競技会(携帯電話も含む)】
1位 屋敷 誠司(やしき せいじ)(氷見市)
2位 田口 明美(高岡市)
3位 塘添 誠次(射水市)
◎ 第14回 富山市内電車(2021年5月5日)
今回は富山市内電車のお話です。まず、新しい情報として、電停が2か所に新設されました。
富山駅から岩瀬浜方面に向かうと次は「オークスカナルパークホテル富山前」になります。この電停は駅北ブールバールの東側(車道側)、カナルパークホテル前の広い歩道と車道の間にできました。ただし、岩瀬浜方面に向かう電車しか停車しません。「中町」電停と同様で一方向の電車のみの電停です。
次の電停は既存の「インテック本社前」、その次が新設された「龍谷富山高校前」です。この電停は牛島新町交差点と永楽町(えいらくちょう)交差点の中間の位置にあって、龍谷富山高校からは少し離れています。正確には「前」とは言い難い場所にあります。
料金は1回の乗車につき大人210円、子供110円。ICカードの場合は大人180円、子供90円です。障害者割引もあって、現金・ICカード共110円になります。ただし、1種・2種ともに本人は適応されますが、介護者の割引は1種のみになります。
ICカードは「えこまいか」を電鉄富山駅などの窓口で作ることができます。初回購入額は2000円ですが、内500円はデポジットなので、1500円チャージされたものがもらえます。
障害者カード・障害者小児カード・障害者介護カードがあって、これらを作るには障害者手帳の提示や書類の記入は必要ですが、乗車の際には手帳の提示は不要になります。自動的に割引料金が引き落とされます。また、富山地方鉄道の鉄道や路線バスでも同様に使えます。
我々視覚障害者にとっては「残金の表示が見えにくい」とか「タッチする場所が車両によって違う」などの不都合もありますが、全体的には便利なものだと思います。なお、「パスカ」も使えますが、新規の販売は終了しています。
余談ですが、障害者が単独乗車で割引を受けられることは当たり前のことではありません。大都市圏ではほとんどありません。「障害者介護カード」などは皆無です。田舎だからこそのありがたいサービスです。
さて、市内電車のお話に戻ります。現在、市内電車には5種類の車両が走っています。
これらは外観も内装もバラバラで椅子の向きやICカードをタッチする場所、降車時に押すボタン、乗車口の場所まで。全盲の方が一人で乗りこなすにはかなりの強敵です。
また、電停の多くは道路の中央にあって、かなりの交通量の道路を渡らないと歩道には行けません。音響信号機どころか信号機そのものがないところもあります。以前、富山駅前で電車を降りた白杖のおじさんが赤信号で車道に出ようとしているのを止めたことがあります。あわてていたので、羽交い絞めにして引きずり戻しました。
市内電車は環状線ができて、富山駅の南北が開通して、新しい電停ができて、ICカードが導入されて、かっこいい車両も走って、一般的に見れば便利で魅力的なものに進化してきています。
一方で全盲の方が一人で利用されるにはいまだに命がけな面もあり、今後の改善は構造的にも困難でしょう。安全で利便性の恩恵を得るには同行援護従業者さんなど援護者と一緒に乗車されることをお勧めします。
不便を訴え改善を要求することは我々の権利であり、社会貢献でもありますが、私は、安全を確保した上で現状のサービスを利用することにより、自身の経験を蓄積し世界観を拡げていかれることをお勧めします。コロナの中ではありますが、市内電車に乗ってお出かけしてみてはいかがでしょうか。
◎ 第15回 ライトセンター周辺のコンビニエンスストアについて
(2021年6月13日)
今回は富山県視覚障害者福祉センター(以下センター)周辺のコンビニのお話です。
5月末にセンターの向かいにセブンイレブンが開店し、以前からあったセンター北方向のヤマザキデイリーストアと合わせて2店舗になりました。
まず、新しく開店したセブンイレブンからです。場所はセンターの向かい側、まいどはやバス西ルートの磯部町三丁目バス停のところです。敷地が広く、全盲の方の単独歩行では入り口を見つけるのも一苦労かもしれません。
バス停乗り口の点字ブロックをまっすぐ(やや左寄り)に延長したところが入り口の自動ドアなんですが、その間に点字ブロックはなく、駐車場で車の往来はあります。また、このルートは15メートル程度あり、入口を外すと車止めもあります。
さて、お店の中は、入口を入って左手にレジを見ながらまっすぐ進むと突き当たりにサンドイッチやおにぎりが並び、さらに右には弁当、惣菜、チューハイ関係が続き、次の角から(南側)はビール、ジュース等が並んで最後はトイレの入口があります。つまり、入口から右へ進んだ突き当たりがトイレです。
このように大まかには一般的な配置ですが、特筆すべきはレジです。買い物をすると支払い方法(カードとか現金とか)をタッチパネルで選びます。その後、機械に紙幣や硬貨を別々に入れると、これまた別のところからレシートが出てきます。店員さんに言えば手伝ってくださるとは思いますが、開店して間もないので視覚障害者の介助に不慣れかと思われます。濱野が行った際はとても親切にしてくださいましたが、その分、時間がかかってしまっていました。
富山県視覚障害者協会としてはセブンイレブンの本部の責任者さんとお話しして、視覚障害者の移動の安全についてお伝えしてあります。また、今後、実際にお店で働く方にも介助の方法などのお話をしていこうと考えています。
次に、以前からあるヤマザキデイリーストアです。場所はセンターからけやき通りを北に50メートルほど歩いた左側にあります。先日、自動車が突っ込む事故がありましたが、お店もいつもの店員さんも無事に営業・勤務しておられました。
こちらも敷地は広く点字ブロックはありませんが、歩道から入り口までの距離は10メートル程度と比較的近いです。ただ、入り口正面以外にはこちらにも車止めがありますので注意が必要です。
ヤマザキデイリーは以前からある店舗ですので利用された方も多いことと思います。ということは店員さん達もまた、視覚障害者をたくさん相手にしてきたということで、安定感があります。レジも普通に店員さんにお金を手渡す形式です。店内の配置もセブンイレブンとほとんど変わりません。
結論として、どっちのお店がいいかは人それぞれの事情や嗜好次第かとは思います。ただ、一点、初めてのところに行く際は自身よりも見えている人と行って、ある程度の情報を得て、安全性や利便性を確認してから単独で行かれることをお勧めします。
◎ 第16回 視覚障害関連トピックス(2021年6月15日)
今回は久しぶりに視覚障害者の移動関連のトピックスです。
1.Seeker(シーカー) PR TIMESより
これは株式会社マリスcreative designなどが共同開発した視覚障害者のための歩行アシスト機器です。眼鏡型のセンサーで周囲の状況を検知し、白杖に取り付けた振動装置が危険を知らせてくれます。ただし、現段階では駅のホームからの転落を防ぐことが主任務で、その他の危険についてはこれからの研究と開発に期待だそうです。
このようなシステムは最近になって次々と発表されていますが、この「Seeker」の利点はスタンドアローンであるところです。つまり、この機械単体で完結していて、スマホもアプリもワイファイもGPSも必要ありません。スマホが使えないと最近の便利の恩恵が届いてこないと思っていた方には朗報です。
ただ、今のところホームの端を教えてくれることしかできないので、どうしても機能的な物足りなさは感じてしまいます。今後の続報に期待です。
余談ですが、眼鏡型センサーは名のあるデザイナーさんのデザインでオシャレなものになるそうです。
2.スマート白杖 日経MJより
視覚障害者の安全と自立のためのスマート白杖システム「Rango(ランゴ)」がこの分野のイノベーション商品として注目されている。社会貢献につながるハイテク商品の開発に挑むGoSense社が2018年に商品化した。
まず白杖に3D超音波センサーを搭載したデバイスボックスを設置した。歩行中の障害を察知し、その情報をブルートゥースで同社のサーバーに送信する。人工知能(AI)を使って、その中から危険な障害のみを選んで、専用イヤホンを通してマリンバの音で知らせる仕組みだ。
このシステムによって、白杖で把握できる足元に加え、身長と肩幅の範囲の2.5メートル先の障害物を避けることができる。障害物に近づくと、マリンバの音の音階が上がり、速度が早まる。イヤホンは耳を塞がないタイプなので周辺の音の感知への支障がない。
視覚障害者特有の音の察知力と白杖による従来の移動習慣を変えず、その延長機能として利用できることが大きな特徴だ。今年の2月から同社の音声全地球測位システム(GPS)アプリで、位置情報や世界の都市の公共交通機関の時刻表をリアルタイムで知らせる機能を追加した。
デバイスは107グラムと軽量で白杖に簡単に設置できる。バッテリーの駆動時間は3時間半。夜間の歩行時の安全のために発光ダイオード(LED)ランプが付いている。4つのボタンで全て操作できる。購入時に電話で45分のガイダンスを受け、3~10日間で使えるようになるそうだ。
価格は1台2千ユーロ(約26万7千円、消費税込み)。専用イヤホンとアプリ使用料を含む。現在、障害者支援制度の負担(75%)が適用され、2023年までに健康保険適用を目指している。仏語の他に英・独語など9カ国版があり、欧州を中心に外国での展開も始まっている。
◎ 第17回 セブンイレブンとのお話し(2021年7月21日)
今回は前々回の続き、ライトセンターの向かいに新規オープンされたセブンイレブンさんとの話し合いについてです。
セブンイレブンさん側は地域マネージャーさん(本社の人)とオーナーさん(店長)、こちら側はライトセンターの高島所長と濱野でした。
まず、濱野から視覚障害者特有のコンビニを利用する上での不便さを具体的にお伝えしました。例えば、商品選びや支払い機の操作などについてです。これに対してオーナーさんからは、「お困りのことがありましたら、ぜひ、スタッフに声をかけてください。お店にはいろんなお客様が来られているので、お手伝いすることには何の問題もありません。」と話されました。
商品選びはスタッフにお願いすれば手伝ってくださるそうですし、弱視者が商品を手に取って見ることも常識の範囲内で問題ないそうです。また、レジの支払い機についてもスタッフに声をかけて、具体的にタッチパネルや支払いでサポートが必要なことを伝えてほしいとのことでした。
5月末のオープン以来、濱野は5回ほどお伺いして、買い物をしてみましたが、スタッフさんにお手伝いしていただいて、特に困ることもなく、目的を果たすことができました。
今後、何かしらの問題があった際は、ライトセンターとセブンイレブンの間でその都度話し合いをして、解決していくことも確認しました。当協会会員の皆様もこのお店について何かありましたら、情報をライトセンターまでお寄せください。
8月22日(日)令和3年度点字競技会、パソコン競技会が開催されました。成績についてはホームページをご覧ください。
私は、PCスマートホンの競技の中の、スマホの部に初めて参加しました。機器は、iPhoneを使いました。
朗読文聞き書き、短文聞き書きに挑戦してみた率直な感想は、緊張はそれほどなかったのですが、とにかくやることが多く忙しいと感じました。
片方の耳にコード付きイヤホン、もう片方に無線イヤホン、プレクストークの操作、スマホの操作と大変でした。長文を書くには、スマホのソフトウェアキーボードでは難しいかもしれません。外付けキーボードを使うか、PCを使うのが得策ではないでしょうか。結局使い分けが大事になってきます。
ここからはスマホ、特にiPhoneについて思うことを書いてみます。今、スマホに乗り換えようか迷っておられる方がおられましたら、少しでも参考になればと思います。
乗り換えにあたり大事なことは、できなくなることを考えるのではなく、できることが多くなっていってどれだけ幸せを感じることができるかが大切です。
一つの例として代表的なことは、スマホが眼の代わりになるということです。Envisionというアプリを使いますと、身の回りのさまざまな物を読んでくれます。
街中でカメラをかざしますといろんな看板を読んでくれます。ショッピングセンターのフードコートなどで使うと大まかなメニューがわかります。それから、写真から文字を抽出することができるので、新聞記事などを送ってもらいそれをこのアプリで読み込みますと、内容を確認することができます。
昔からあるPCのOCRとの大きな違いは、手書き文字やメニュー表などスキャナを使わずにリアルタイムに読めるということです。これは画期的なことではないでしょうか。
これも使い分けです。きちんとした原稿の結果を取得したいときは、PCとスキャナを使ったOCRが必要です。
上記のことでわかるかと思いますが、私たち全盲にとっても、カメラが大事になってきます。自分の現在の生活を考えますと、iPhoneを毎日道具として使い倒しています。
具体的には、ラジオを聴く、音楽を聴く、YouTubeを見る、ネット検索をする、カメラを使うなど、なくてはならない物になっています。
もはやスマホは電話ではありません。PCに電話機能を付けた道具です。これがガラケーとの大きな違いです。ガラケーは電話にネット機能を付けた感じです。
今、スマホは成熟期に入っています。私たちの生活が便利になるアプリもどんどん開発されています。今から変えたいと迷っておられる方がおられましたら、1日でも早く変えられることをお勧めします。
いろいろ書いてきましたが、点字競技会、パソコン競技会開催にあたり協力してくださったセンターの皆さん、ボランティアの皆さん本当にありがとうございました。
永森 正勝(えいもり まさかつ)氏(高岡市) 5月 逝去
萩中 俊一(はぎなか しゅんいち)氏(富山市) 7月 逝去
野村 治夫(のむら はるお)氏(高岡市) 9月 逝去
ご冥福をお祈りいたします。
4月18日(日) 第21回富山県障害者スポーツ大会〔水泳競技〕(東富山温水プール)
4月18日(日) 富山湾岸サイクリング2021(湾岸サイクリングロード)→中止
5月20日(木) 理事会(センター)
5月23日(日) 第21回富山県障害者スポーツ大会〔陸上競技〕(県総合運動公園)→中止
5月24日(月) 第74回全国視覚障害者福祉大会(岡山県) リモート開催
5月27日(木) 令和3年度点訳・音訳ボランティア養成講習会開講式 点訳1名 音訳5名
5月29日(土)・30日(日) 第48回北信越グランドソフトボール大会(富山県)→中止
6月13日(日) 定時評議員会(センター)
6月13日(日) 理事会(センター)
6月13日(日) 定期会員総会(センター) 会員37名
6月末 会報「ゆきしろ」第83号発刊
7月4日(日) ボランティアと利用者交流会(センター) 会員15名 ボランティア14名
7月18日(日) センタークリーン作戦→中止
8月22日(日) 第70回点字競技会・第22回パソコン競技会 点字競技11名・パソコン競技(携帯電話含む)7名
9月1日(水) 第67回全国視覚障害女性研修大会(鹿児島県) リモート開催
9月4日(土) 出会いと語らいの集い→中止
9月4日(土)・5日(日) 宿泊研修〔視覚障害者と家族激励大会・歩行訓練・研修会〕(魚津市)→中止
9月19日(日) 第21回富山県障害者スポーツ大会〔フライングディスク競技〕(県総合運動公園)
9月19日(日)・20日(月) 第67回全国視覚障害青年研修大会(神奈川県) リモート開催
9月26日(日) 第45回視覚障害者文化祭・福祉機器展(センター)→中止
10月3日(日) 令和3年度富山県視覚障害者球技大会〔グランドソフトボール・サウンドテーブルテニス〕(南部中学校・センター)
10月23日(土)~25日(月) 第21回全国障害者スポーツ大会(三重県)
10月30日(土)・31日(日) 第30回北信越サウンドテーブルテニス大会(新潟県)
11月7日(日) 第21回富山県障害者スポーツ大会〔卓球競技〕(県総合体育センター)
11月14日(日) 三療研修会(センター)
11月20日(土)・21日(日) 北信越ブロック大会(福井県)
12月3日(金)~9日(木) 障害者週間
12月5日(日) 更生相談会・結婚相談室・意見交換会(センター)
12月9日(木) 理事会(センター)
12月末 会報「ゆきしろ」第84号発刊
― 令和4年 ―
3月17日(木) 理事会(センター)
3月27日(日) 合同会議(センター)
今年度は新型コロナの影響で、各部会や大会などのいろんな行事が中止になったり、延期したりして、いろいろとご不便をおかけしました。
これからの行事などでは、人数制限を守ったり、制限時間を守って、1日も早いコロナ終息の日を願い、コロナに注意しつつ、心と気持ちを引き締めて生活をして行きたいと思っております。
また、皆様からのいろいろな原稿をお待ちしております。