2018年作成 新刊点字図書情報

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     ◆サピエ図書館の利用法

◆◇点字・録音雑誌一覧(2016年12月1日現在)のご紹介

 全国のサピエ加盟施設・団体が製作している、相互貸借可能な「点字・録音雑誌」をまとめた一覧(2016年6月1日現在)が公表されました。

 「サピエ」のメニュー「地域・生活情報」の「お知らせ」から、一覧(エクセルデータ・テキストデータ)をダウンロードしてご活用ください。

 なお、一覧データをSDカードへコピー等のご希望の方、また、貸出ご希望の点字雑誌・録音雑誌がございましたら、ご連絡ください。

●連絡先 富山県視覚障害者福祉センター 電話076-425-6761


     【このページの目次です。】

     ◆9月(2018年)完成新刊点字図書情報

     ◆8月(2018年)完成新刊点字図書情報

     ◆7月(2018年)完成新刊点字図書情報

     ◆6月(2018年)完成新刊点字図書情報

     ◆5月(2018年)完成新刊点字図書情報

     ◆4月(2018年)完成新刊点字図書情報

     ◆3月(2018年)完成新刊点字図書情報

     ◆2月(2018年)完成新刊点字図書情報

     ◆1月(2018年)完成新刊点字図書情報


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◆【2018年9月完成 点字図書情報】

(NDC タイトル 著者名 巻数 備考 あらすじ)

400 自然科学

『身近な小さい生き物たち ―ファーブルに捧ぐ―』

 武田 憲幸(タケダ ノリユキ)、武田 久美子(タケダ クミコ)著・写真

 高嶋 秀子(タカシマ ヒデコ)ポエム 高嶋 遥華(タカシマ ハルカ)イラスト

 1巻 寄贈

『養生訓に学ぶ』

 立川 昭二(タツカワ ショウジ)著 3巻

内容:益軒の説いた養生とは、成熟社会・江戸に暮らす人々の生き方の思想。「養生訓」のことばから、飽くなき消費生活への反省を迫り、医療テクノロジーに自らの生死を翻弄される現代人へのメッセージを読み解く。

500 技術、工学

『電気革命 ―モールス、ファラデー、チューリング―』

 デイヴィッド・ボダニス 著 吉田 三知世(ヨシダ ミチヨ)訳 6巻

内容:いかにして電気が見出され、現代を拓いたか-。ファラデーによる「場」の発見、ヘルツの電磁波検出、軍事技術と電磁気学の関わり…。電気と電子をめぐる意外と語られない歴史やエピソードをわかりやすく説く。

700 芸術、美術

『がんと生きる』

 小橋 健太(コバシ ケンタ)著 3巻

内容:引退からの5年間、がんとの向き合い方、家族のこと、ファンのこと…。2006年に腎臓がんを宣告された著者が、術後からの10年間を綴る。車いすバスケの鉄人・京谷和幸との対談も収録。

900 文学

『死者たちのワルツ』

 歌方 真澄(ウタカタ マスミ)著 4巻

内容:探検好きな小学生、涼と和也は廃墟の別荘で変死体を発見する! 遺体は意外にも二人の初恋の人、麗子の父親だった!!15年後、その衝撃の過去が明らかに……。そして感動のラストシーンへ!

『そしてミランダを殺す』

 ピーター・スワンソン 著 務台 夏子(ムタイ ナツコ)訳 7巻

内容:空港のバーで見知らぬ美女に出会った実業家のテッド。彼は酔った勢いで、不貞を働いた妻を殺したいと言ってしまう。彼女は協力を申し出るが…。男女4人のモノローグで、殺す者と殺される者の策略と攻防を描くミステリ。

【漢点字版】

900 文学

『送り火』

 高橋 弘希(タカハシ ヒロキ)著 2巻 ブレイルメモデータあり

内容:東京から山間の町に引越した中学3年生の歩。級友とも、うまくやってきたはずだった。あの夏、河へ火を流す日までは…。自然は沈黙し、少年たちは血の遊戯に熱狂する! 『文学界』掲載を単行本化。


◆【2018年8月完成 点字図書情報】

(NDC タイトル 著者名 巻数 備考 あらすじ)

【漢点字版】

900 文学

『ファーストラヴ』

 島本 理生(シマモト リオ)著 4巻 ブレイルメモデータあり

内容:多摩川沿いを血まみれで歩いていた女子大生・環菜。彼女は父親を、その勤務先である美術学校で刺殺したとして逮捕されるが…。裁判を通じて明らかにされる家族の秘密とは? 『別冊文芸春秋』連載を単行本化。


◆【2018年7月完成 点字図書情報】

(NDC タイトル 著者名 巻数 備考 あらすじ)

委託=厚生労働省委託図書

000 総記

『虹 5 ゆうきのあかりがともるはし』

 北日本新聞社営業局 編著 2巻

内容:離農する酪農家から牧場を受け継いだ若い夫婦、ホームレスへの炊き出し活動…。こころが温かくなる富山の「いい話」を紹介します。2016年1月~2017年8月の『北日本新聞』連載20編をもとに書籍化。

300 社会科学

『官民データ活用推進基本法/電子委任状の普及の促進に関する法律/青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律』

 記載なし 1巻 委託

『児童虐待の防止等に関する法律/民間あっせん機関による養子縁組のあっせんに係る児童の保護等に関する法律』

 記載なし 1巻 委託

700 芸術、美術

『大相撲人間おもしろ画鑑』

 半藤 一利(ハンドウ カズトシ)著 3巻

内容:子供の頃からの大の相撲ファンである著者が、古今東西の相撲びとたちを、時には自身の思い出を交えながら軽妙なタッチで綴っていく。相撲の始祖である、野見宿禰と当麻蹶速に始まって、谷風や大童山、荒岩や幡瀬川、玉ノ海といった力士の面々。聖武天皇、織田信長、乃木大将、夏目漱石といった相撲好き。

 そして、「鳥獣戯画」や河童までをも俎上に上げ、相撲を愛してやまない人々の熱気と心意気を伝えてくれる。相撲の魅力を再認識でき、歴史好きにも応えられない一冊。

『ゆびでたどるめいろ ―オットット編―』

 畑中 優二(ハタナカ ユウジ)編 1巻 寄贈

900 文学

『見る・知る・味わう「百人一首」手帖』

 吉海 直人(ヨシカイ ナオト)監修 2巻 寄贈

『〈ゆったり点字版〉人生に役立つ都々逸読本 ―七・七・七・五の法則―』

 柳家 紫文(ヤナギヤ シモン)著 3巻 デイジー付 寄贈

『雨宿りの星たちへ』

 小春(コハル)りん 著 4巻

内容:未来が見えるという雨宮先輩から「7日後に死ぬ運命」と予言された美雨。未来を変えてしまうと、雨宮は命を失うという。ふたりは彼を死なせず美雨の未来を変えられる方法を見つけるが、その先には予想を超えた運命が…。

『〈ゆったり点字版〉一行怪談』

 吉田 悠軌(ヨシダ ユウキ)著 3巻 デイジー付 寄贈

【漢点字版】

900 文学

『悲嘆の門 上』

 宮部(ミヤベ)みゆき 著 4巻 ブレイルメモデータあり

内容:インターネット上の情報から、法律に抵触するものや犯罪に結びつくものを監視・調査する会社でアルバイトする大学生の孝太郎は、全国で起きる不可解な殺人事件の監視チームに入る。その矢先、同僚の大学生が行方不明になり…。

『悲嘆の門 中』

 宮部 みゆき 著 4巻 ブレイルメモデータあり

内容:失踪した同僚を探す孝太郎と元刑事の都築は、〈狼〉と名のる謎の美少女と遭遇。会社社長山科は悲劇に襲われる。悪意による〈物語〉が拡散され、汚濁に満ちた闇が日常へと迫る中、正義と復讐に燃える青年はある決断を下し…。

『悲嘆の門 下』

 宮部 みゆき 著 4巻 ブレイルメモデータあり

内容:度重なる忠告に耳を貸さず、連続切断魔の特定に奔走する孝太郎。犯人と関わる中で、彼の心もまた、蝕まれていく。そんな中、妹の友人・美香の周囲で積み重なった負の感情が、新たな事件を引き起こし…。


◆【2018年6月完成 点字図書情報】

(NDC タイトル 著者名 巻数 備考 あらすじ)

委託=厚生労働省委託図書

300 社会科学

『自殺対策白書(概要版) 平成28年版』

 厚生労働省 編 2巻 委託

『自殺対策白書(概要版) 平成29年版』

 厚生労働省 編 2巻 委託

『高齢社会白書(概要版) 平成29年版』

 内閣府政策統括官(共生社会政策担当) 編 2巻 委託

『つーちゃんの連絡帳 ―ダウン症をもつ子の母親と担任保育者がかわした1095日の記録―』

 真関 美紀(マセキ ミキ)、長谷川 孝子(ハセガワ タカコ)著 3巻

内容:ダウン症をもって産まれた真関翼くんのお母さんと、長野県短期大学付属幼稚園の先生とが交わした、3年間の連絡帳の記録。翼くんの成長の様子、お母さんの思いや不安、悩み、喜びと、先生の願いなどを赤裸々に綴る。

『社会福祉施設等調査の概況 平成27年』

 厚生労働省政策統括官付参事官付社会統計室 編 2巻 委託

400 自然科学

『地域保健・健康増進事業報告の概況 平成27年度』

 厚生労働省政策統括官付参事官付行政報告統計室 編 1巻 委託

『厚生労働白書 平成28年版』

 厚生労働省 編 9巻 委託

『食育白書(概要版) 平成28年版』

 農林水産省 編 2巻 委託

『食育白書(概要版) 平成29年版』

 農林水産省 編 2巻 委託

600 産業

『交通安全白書(概要版) 平成29年版』

 内閣府政策統括官(共生社会政策担当) 編 3巻 委託

700 芸術、美術

『大阪弁の犬』

 山上(ヤマガミ) たつひこ 著 4巻

内容:大阪で過ごした少年期、貸本出版終焉の時代に出会った漫画家たち、「喜劇新思想大系」を旗印に集まった双葉社の編集者たちとの日々、そして「がきデカ」が生まれたその瞬間-。漫画家・山上たつひこの自伝。

『クラシック音楽の歴史』

 中川 右介(ナカガワ ユウスケ)著 4巻

内容:音楽家たちはどのような社会・経済構造のなかで、音楽を生み出したのか。グレゴリオ聖歌から20世紀音楽まで、クラシック音楽の歴史を、人物や事件、概念・専門用語といった99のトピックごとの1話完結スタイルでつづる。

900 文学

『ペンの力』

 浅田 次郎(アサダ ジロウ)、吉岡 忍(ヨシオカ シノブ)著 3巻

内容:特定秘密保護法、共謀罪、憲法改正…。「もの言えぬ時代」のなかで作家には何ができるのか。日本ペンクラブ前会長・浅田次郎と現会長・吉岡忍が、「言論弾圧」の悪夢に対して警鐘を鳴らした緊急対談。

『馬上(バジョウ) ―小島ゆかり歌集―』

 小島(コジマ) ゆかり 著 1巻 委託

『ランドセル俳人からの「卒業」 ―小林凛俳句・エッセイ集―』

 小林 凛(コバヤシ リン)著 1巻

内容:つらいとき、孤独なときに僕の心が自然に、五・七・五という十七文字に表れた-。壮絶ないじめの日々を俳句にすることで生きてきた少年が、小学校入学からの出来事を振り返る。俳句も豊富に収録。

『<日本昔ばなし 1> 三まいのおふだ』

 おざわ としお 再話 1巻 委託(児童書)

『<日本昔ばなし 2> ねずみのよめいり』

 おざわ としお 再話 1巻 委託(児童書)

『<日本昔ばなし 3> とら猫とおしょうさん』

 おざわ としお 再話 1巻 委託(児童書)

『<日本昔ばなし 4> 仙人のおしえ』

 おざわ としお 再話 1巻 委託(児童書)

『<日本昔ばなし 5> うらしまたろう』

 おざわ としお 再話 1巻 委託(児童書)

『狐霊の檻』

 廣嶋 玲子(ヒロシマ レイコ)作 3巻 委託(児童書)

『黎明国(レイメイノクニ)花伝 ―星読(ホシヨミ)の姉妹―』

 喜咲 冬子(キサキ トウコ)著 3巻

内容:身体に現れる花形の痣と、「星読の力」と呼ばれる予知能力を持つ女王が国を治める黎明国。スウェンとルシェの姉妹は女王の資質を持つが故に陰謀で家族を失う。姉妹は民のため、殺された家族のため再起を誓うが…。

『怪人二十面相・伝 パート2』

 北村 想(キタムラ ソウ)著 3巻

内容:サーカスの天才・武井丈吉が扮した怪人二十面相が夜空に舞う気球に乗り、忽然と姿を消してから十年、丈吉の愛弟子であった遠藤平吉のところにひとりの男が訪ねてくる。男の名前は明智小五郎、頬はこけ、眼は落ち窪み、死期が近いことがうかがい知れた。

 明智は二十面相が残した数冊のノートを平吉に差し出す。行方知れずとなっている師匠の注目を引くために、ひそかに二代目二十面相となることを誓っていた平吉は、ノートをもとに厳しい修行を始める。二十面相への復讐を胸に明智小五郎を継いだ小林との間に第二幕が切って落とされる。話題の映画「K‐20」原作。

『アーデン城の宝物』

 E・ネズビット 著 井辻 朱美(イツジ アケミ)、永島 憲江(ナガシマ ノリエ)訳 6巻 委託(児童書)



◆【2018年5月完成 点字図書情報】

(NDC タイトル 著者名 巻数 備考 あらすじ)

委託=厚生労働省委託図書

300 社会科学

『国ってなんだろう? ―あなたと考えたい「私と国」の関係―』

 早尾 貴紀(ハヤオ タカノリ)著 3巻 委託(児童書)

『ニッポンの刑事たち』

 小川 泰平(オガワ タイヘイ)著 2巻 委託(児童書)

『刑法 ストーカー行為等の規制等に関する法律 再犯の防止等の推進に関する法律』

 記載なし 2巻 委託

『組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律』

 記載なし 2巻 委託

『マンションの建替え等の円滑化に関する法律』

 記載なし 2巻 委託

『日銀を知れば経済がわかる 改訂新版』

 池上 彰(イケガミ アキラ)著 3巻 委託

400 自然科学

『明日も、アスペルガーで生きていく。』

 国実 マヤコ(クニザネ マヤコ)著 西脇 俊二(ニシワキ シュンジ)医療監修 3巻

内容:空気が読めない、こだわりが強すぎる、人ごみがとても苦手…。見えない生きづらさを抱えた8人の「アスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)」の実録物語。チェックリスト、解説も収録。

500 技術、工学

『空から宝ものが降ってきた! ―雪の力で未来をひらく―』

 伊藤 親臣(イトウ ヨシオミ)著 2巻 委託(児童書)

600 産業

『焼き肉を食べる前に。 ―絵本作家がお肉の職人たちを訪ねた―』

 中川 洋典(ナカガワ ヒロノリ)作 2巻 委託(児童書)

700 芸術、美術

『野村の遺言』

 野村 克也(ノムラ カツヤ)著 4巻

内容:半世紀以上のプロ野球生活のなかでキャッチャーについて考えてきたこと、実践してきたこと、その過程で培ってきた哲学や思想…。「生涯一捕手」を貫く野村克也が「遺言」として綴る本格捕手論。

900 文学

『おどる詩 あそぶ詩 きこえる詩』

 はせ みつこ 編 1巻 委託(児童書)

『ようふくなおしのモモーヌ』

 片山 令子(カタヤマ レイコ)作 1巻 委託(児童書)

『妖怪お宿稲荷荘』

 さとみ 桜 著 3巻

内容:休職中の一蕗に「稲荷荘」から求人葉書が届く。興味本位で赴いた一蕗が見たのは、廃業寸前のおんぼろ旅館。しかも従業員は白狐と猫又…。そう、ここは妖怪が運営するお宿だった。旅館立て直しを依頼された一蕗は!?

『家斉(イエナリ)の料理番』

 福原 俊彦(フクハラ トシヒコ)著 3巻

内容:徳川家斉の食事を差配するのが御膳奉行の藤村幸之進。献立を決め、毒見をし、さらに市井の料理を食したいという、家斉の願いを叶える役目も与えられている。そんな幸之進が、将軍の食事に毒が入っていることに気づき…。

『ボノボとともに ―密林の闇をこえて―』

 エリオット・シュレーファー 作 ふなと よし子 訳 5巻 委託(児童書)

『バイバイ、わたしの9さい!』

 ヴァレリー・ゼナッティ 作 伏見 操(フシミ ミサオ)訳 1巻 委託(児童書)


◆【2018年4月完成 点字図書情報】

(NDC タイトル 著者名 巻数 備考 あらすじ)

委託=厚生労働省委託図書

200 歴史

『人生の気品』

 草笛 光子(クサブエ ミツコ)ほか 著 3巻

内容:草笛光子、赤川次郎、高見のっぽ、鳳蘭など、各界で活躍する15人の「人生の転機」とは。味わい深い逸話や格言から、文化を生み出すエネルギーの根源を紐解く。「人生の流儀」の続編。『しんぶん赤旗日曜版』掲載を加筆修正。

『チェリー・イングラム ―日本の桜を救ったイギリス人―』

 阿部 菜穂子(アベ ナオコ)著 3巻 委託

300 社会科学

『「ほめ言葉」が上手い人下手な人 ―人をほめるといいことが起こる―』

 和田 秀樹(ワダ ヒデキ)著 2巻

内容:業績を上げたいと思ったとき、幸せを求め対人関係をよいものにしたいと思ったとき、「ほめる」ことが、とても大きな成果を生み出していく事実にもとづき、どうしたら上手に、気持ちよく「ほめる」ことができるのかを追求する。

『介護施設で死ぬということ ―生活支援の場のターミナルケア―』

 髙口 光子(タカグチ ミツコ)著 2巻 委託

900 文学

『夢洗ひ ―恩田侑布子句集―』

 恩田 侑布子(オンダ ユウコ)著 1巻 委託

『わたしの日付変更線』

 ジュフリー・アングルス 著 1巻 委託

『シゴフミ 4 ―Stories of Last Letter―』

 湯沢 友楼(ユザワ トモロウ)原案 雨宮 諒(アマミヤ リョウ)著 3巻

内容:レトロな郵便配達員のような制服を身に纏い、喋る不思議な杖・マヤマを相棒とする少女、文伽。彼女は逝ってしまった人の想いを生きているものへと届ける、人に許された最後の奇跡―「シゴフミ」の配達人だ。文伽の肩掛け鞄の中で、ずっと大切に持ち歩いている手紙があった。それは、切手だけではなく、封筒までもが黒いシゴフミ。不吉であるとされ、「マガフミ」と呼ばれるこのシゴフミには、マヤマすら知らない文伽の想いと過去、シゴフミ配達人になったきっかけが秘められていて…?文伽とマヤマのふたりが紡ぐ、やさしくてあたたかい物語、完結編。

『女の心仕事 ―暮らし12か月―』

 千代 芳子(センダイ ヨシコ)著 3巻

内容:しきたりといわれるものも、解きほぐしてみると、人間を縛るものだけではなく、先祖からの知恵や美意識という、遺産がいっぱいこめられている。心が満たされる「金沢」や「昭和」のとっておきの話を、月ごとに紹介する。

『真夜中の閃光』

 W.ブルース・キャメロン 著 真崎 義博(マサキ ヨシヒロ)訳 7巻

内容:フットボール選手への夢を絶たれた、しがない車の回収屋ラディの頭のなかに、ある日突然声が響いた。不動産屋のアランと名乗るその声だけの男はラディの頭に居座り、さらに、自分は殺されたと告げ…。


◆【2018年3月完成 点字図書情報】

(NDC タイトル 著者名 巻数 備考 あらすじ)

委託=厚生労働省委託図書

300 社会科学

『正しく学ぼう点字ブロックと白い杖・盲導犬』

 桜雲会(オウウンカイ)編 岡村 晴朗(オカムラ ハルオ)、甲賀 佳子(コウガ ケイコ)、長岡 雄一(ナガオカ ユウイチ)、松井 進(マツイ ススム)著 1巻 寄贈

500 技術・工学

『和食の基本知識 上巻 知識編』

 すこやか食生活協会 制作 1巻 寄贈

『和食の基本知識 下巻 レシピ編』

 すこやか食生活協会 制作 1巻 寄贈

700 芸術・美術

『ちょうどいいくらいのしあわせ(抜粋版)』

 谷内 正遠(タニウチ マサト)文 東井 義雄(トウイ ヨシオ)詞 1巻 寄贈

900 文学

『点をつなぐ』

 加藤 千恵(カトウ チエ)著 2巻

内容:28歳の滝口みのりはスイーツの商品開発に携わっている。ヒットはまだ、出したことがない。進路、恋人、仕事-これまでに選んできた「点」は正解だったのだろうか…。加藤千恵×村田沙耶香の対談も収録。

『とやま駅物語』

 立野 幸雄(タテノ ユキオ)著 3巻

内容:平成26年1月から平成27年12月まで、北陸新幹線開通前後の富山県内の駅の様子を記録にとどめようと、2年にわたり県内の各駅と駅周辺の文学作品、史跡を巡った、豊かな歴史と文学の記録。

『富山新聞』

 連載を書籍化。

『谷崎潤一郎=渡辺千万子往復書簡』

 谷崎 潤一郎(タニザキ ジュンイチロウ)、渡辺 千万子(ワタナベ チマコ)著 5巻

内容:複雑な谷崎家の人間関係のなかで、谷崎晩年の私生活と文学に最も影響を及ぼし、「瘋癲老人日記」のモデルとなった渡辺千万子。40年にわたる完全保存、「小説より面白い」秘された作家との日々の記録。


◆【2018年2月完成 点字図書情報】

(NDC タイトル 著者名 巻数 備考 あらすじ)

委託=厚生労働省委託図書

400 自然科学

『天才と異才の日本科学史 ―開国からノーベル賞まで、150年の軌跡―』

 後藤 秀機(ゴトウ ヒデキ)著 6巻 委託

『縮む世界でどう生き延びるか?』

 長谷川 英祐(ハセガワ エイスケ)著 3巻

内容:経済や人口が「縮んでいく」ことにおびえるのは、あまりにも一面的な見方である。生物は常に「増えている」か「減っている」。それぞれに適した生き方があり「幸せ」がある…。「生」の見方が変わる愉快痛快な生物学。

900 文学

『悪魔転生 ―忍者<レイ・ヤマト>シリーズ 2―』

 井沢 元彦(イザワ モトヒコ)著 3巻

内容:悪魔のプロジェクト-イエス・キリストのクローン再生-を阻止し、ジェンキンスとルビンシュタインの世界征服の陰謀を叩き潰した、伊賀忍者の末裔-大和零。だが事件から一年後、ふたたび悪夢が彼を襲った。恋人の光子が何者かに殺され、零にその殺人容疑がかけられたのだ。犯人は零のクローンだった…。傑作アドベンチャー第二弾。

『哀惜の剣 ―御用船捕物帖 3―』

 小杉 健治(コスギ ケンジ)著 3巻

内容:御徒目付の片平伊兵衛は組頭の首を刎ねた後、「遺恨だ」と呟き自らの喉を掻き切った。弟の伊之助は兄の無念を晴らすべく、仇の屋敷に乗り込んでいくが…。背後に蠢く悪に、同心・音之進の直心影流の剣が唸る、シリーズ第3弾。

『詐欺破産』

 和久 峻三(ワク シュンゾウ)著 3巻

内容:子連れの女性検事夜久野澄江の活躍を描く表題作をはじめ、五編を収録。著者の初期作品を集めたオリジナル短編集!

『《決定版》母に歌う子守唄 ―介護、そして見送ったあとに―』

 落合 恵子(オチアイ ケイコ)著 2巻

内容:7年の介護生活を経て母は逝った。襲ってくる後悔、空いた時間。大切な人を亡くした悲しみと、どう向かい合うか…。前二作からの35編に、見送った後の日々を綴った『東京新聞』連載を加えた介護・見送りエッセイの決定版。


◆【2018年1月完成 点字図書情報】

(NDC タイトル 著者名 巻数 備考 あらすじ)

委託=厚生労働省委託図書

700 芸術

『プロ野球奇人変人列伝 ―我が愛すべきプロ野球選手たち―』

 野村 克也(ノムラ カツヤ)著 2巻

内容:徹夜で麻雀をして、球場入りするなり出番まで医務室で寝ている選手。財布を持ち歩かないケチな選手…。野村克也が60年以上プロ野球界に身を置いてきたなかで出会った、ユニークな奇人変人たちのエピソードを紹介する。

900 文学

『世界のまんなかで笑うキミへ』

 相沢 ちせ(アイザワ チセ)著 3巻

内容:理央は、絵画コンクールで賞を逃して以来、スランプに陥っていた。ある日、颯の存在を知り、二人は絵を通して距離を縮める。颯が転校することを知った理央は、彼のいる風景を描いていくが、抜けないスランプと違和感に悩み…。

『思春期テレパス』

 天沢 夏月(アマサワ ナツキ)著 4巻 委託

『世界の涯ての夏』

 つかい まこと 著 3巻 委託

『死に様 ―評定所書役・柊佐門裏仕置 7―』

 藤井 邦夫(フジイ クニオ)著 3巻

内容:裏仕置をしてきた評定所書役・柊左門に、仇敵・中野碩翁の隠密組織「見聞組」の魔の手が迫ってきた。絆で結ばれていたはずの裏仕置人たちの間にも動揺が走る。そして、ついに仲間うちに裏切り者が出て…。シリーズ最終巻。

『青空までとどけよ祈り ―銀座の地蔵画家夫妻の歳時記―』

 小川 安夫(オガワ ヤスオ)、小川 美佐子(オガワ ミサコ)著 1巻

『駅・栗いくつ』

 幸田 文(コウダ アヤ)著 4巻

内容:「男と女のなかには距離がひそむ。親子のあいだにも寸法は残されている。駅も距離だし、国も距離だし、ことばも距離だし、風も著物も距離だ」(『駅』「さとがえり」)。男と女の縁、夫婦、親と子、幼な友達、嫁と姑。ささやかな日常の中に人生の機微を掬い取り、鮮やかに命を吹き込む幸田文の強靭な感性。連作的随筆『駅』の十二章と小説『栗いくつ』を収録。

『さよならのドライブ』

 ロディ・ドイル 作 こだま ともこ 訳 3巻 委託(児童書)

『自閉症のぼくが「ありがとう」を言えるまで』

 イド・ケダー 著 入江 真佐子(イリエ マサコ)訳 2巻 委託




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