【このページの目次です。】
◆2009年後半点字図書情報(2009年7月1日~12月31日)
◆漢点字版図書情報(2009年7月1日~12月31日)
【2009年作製 点字図書情報】
◆【2009年6月1日~12月31日 完成点字図書情報】
(NDC タイトル 著者名 巻数 備考 あらすじ)
委託=厚生労働省委託図書
100 哲学
『千円札は拾うな。』 安田 佳生(ヤスダ、ヨシオ) 著 2巻
内容:残業をやめれば、給料は増える。常識に「右にならえ」では、仕事も人生もうまくいかない。見えてる人には見えている、常識の「半歩先」の考え方を紹介。安田式・人生を劇的に変えるビジネスバイブル。
300 社会科学
『アメリカ黒人演説集』 キング・マルコム X・モスリン 他/荒 このみ 編訳 5巻 委託
『割賦販売法』 1巻 委託
『感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律』 3巻 委託
『消費者契約法』 1巻 委託
『消費生活用製品安全法』 1巻 委託
『特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律 他』 1巻 委託
『特定商取引に関する法律』 2巻 委託
『日本国憲法の改正手続に関する法律』 1巻 委託
『犯罪による収益の移転防止に関する法律 他』 1巻 委託
『保険法中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律』 1巻 委託
『金融用語辞典』 深尾 光洋(フカオ、ヒロミツ) 編 4巻 寄贈
内容:金融に関する用語を収録した辞典。初歩的な用語から専門的な用語までを、詳細に解説する。
『さわる文化への招待』 広瀬 浩二郎(ヒロセ、コウジロウ) 著 3巻 委託
内容:10代で失明した著者は日々様々な感覚を駆使し想像力を働かせ、旅行や花見も楽しむ「豊かな触生活」を送る。勤務先の博物館では「触文化」の魅力を伝えたいと彫刻等に触るワークショップを開催。「無謀と希望に満ちたユニーク人生を切り開く」著者が「手学問」の世界を紹介。
『アジアの点字 ― 財団法人三菱財団研究助成報告書』 田中 徹二(タナカ、テツジ) 編 3巻 委託
内容:財団法人三菱財団から研究助成を受けて作成した「アジアの点字」に関する調査報告書。日本語、韓国語、中国語はもちろん、ウズベク語、チベット語、ラオ語などアジア地域25言語の点字の考案・発展過程と点字コードについて解説。各国に点字を導入した人々の功績にも言及している。
400 自然科学
『いのちの分水嶺 ― その時、運命が決まった』 石川 恭三(イシカワ、キョウゾウ) 著 3巻
内容:あの一本の電話が通じなかったら。私が私の手術の腕を信じられなかったら。医師にもためらいはある。家族にも選択肢がある。それを乗り越えた決心。それがいのちの分かれ目となる時がある。奇跡は起きるのか。危機感にあふれた10のメディカル・エッセイ。
600 産業
『最後のパレード ― ディズニーランドで本当にあった心温まる話』 中村 克(ナカムラ、マサル) 著 2巻
内容:東京ディズニーランドの開業に携わり、パークのスーパーバイザーを約15年間つとめた著者が、お客様と従業員との間に生まれた感動的な出来事の数々を綴る。
700 芸術.美術
『なほになほなほ』 竹本 住太夫(タケモト、スミタユウ) 2巻
内容:現在の文楽を代表する稀代の名大夫・竹本住大夫が、その半生を美しい大阪弁で綴る。桂米朝、茂山千之丞らとの対談、近松門左衛門作「源氏十二段」床本も収録。『日本経済新聞』連載を書籍化。
『赤めだか』 立川 談春(タテカワ、ダンシュン) 著 4巻
内容:サラリーマンより楽だと思った。とんでもない、誤算だった-。笑って泣いて胸に沁みる、「家族以上」の師弟関係。17歳で天才・立川談志に入門した談春が落語家前座生活を綴った、破天荒な名随筆。
900 文学
『夕映え天使』 浅田 次郎(アサダ、ジロウ) 著 4巻
内容:お待たせしました! 浅田次郎、本年唯一の短編集いよいよ刊行。6篇の収録作は、まさに人生、まさに小説。人生って、そんなに捨てたものじゃありません。
『ハルフウェイ』 北川 悦吏子(キタガワ、エリコ) 著 2巻
内容:この恋は、きっと永遠―。そう信じてひたむきに恋をする、地元の高校に通うシュウとヒロ。しかし“卒業”を前に、二人の心は揺れる。東京の名門大学を受験することを決めたシュウと、そんな彼を素直に応援できないでいるヒロ…。誰の記憶にもある「卒業の風景」を通して、初々しくはかない青春と初恋の季節を綴る、まっすぐな恋の物語。
『ゆうとりあ』 熊谷 達也(クマガイ、タツヤ) 著 7巻
内容:いざ、定年。あなたは何を始めます?熟年世代向けの理想郷”ゆうとりあ”。蕎麦打ちをはじめた佐竹は、妻とともに移住するが…。第二の人生をコミカルに描く傑作長篇。
『悲運の皇子と若き天才の死』 西村 京太郎(ニシムラ、キョウタロウ) 著 4巻
内容:編集者の長谷見明は、実家が営む料亭の屋根裏で、沖縄で戦死した祖父の絵を発見。描かれていたのは飛鳥時代に殺された有間皇子であった。祖父がその絵に込めた思いとは?十津川警部の捜査が始まる!
『新参者』 東野 圭吾(ヒガシノ、ケイゴ) 著 5巻
内容:立ちはだかるのは、人情という名の九つの謎。日本橋の片隅で発見された四十代女性の絞殺死体。「なぜ、あんなにいい人が」と周囲は声を重ねる。着任したばかりの刑事・加賀恭一郎は、未知の土地を歩き回る。
『パラドックス 13』 東野 圭吾(ヒガシノ、ケイゴ) 著 8巻
内容:運命の13秒。人々はどこへ消えたのか?13時13分、突如、想像を絶する過酷な世界が出現した。陥没する道路。炎を上げる車両。崩れ落ちるビルディング。破壊されていく東京に残されたのはわずか13人。なぜ彼らだけがここにいるのか。彼らを襲った“P-13現象”とは何か。
生き延びていくために、今、この世界の数学的矛盾(パラドックス)を読み解かなければならない!張りめぐらされた壮大なトリック。論理と倫理の狭間でくり広げられる、究極の人間ドラマ。“奇跡”のラストまで1秒も目が離せない、東野圭吾エンターテインメントの最高傑作!
『道連れ ― 柳橋の弥平次捕物噺 4』 藤井 邦夫(フジイ、クニオ) 著 4巻
内容:甲州、信州で極悪非道の盗みを働いていた「天狗の政五郎」一味が、浅草諏訪町の油問屋に押し込み、一家九人を惨殺し金品を奪った。甲府町奉行所からの覚書によると、政五郎は元・信濃高遠藩の藩士だった。南町奉行所与力の秋山久蔵と、北町奉行所同心白縫半兵衛の御用を務める、柳橋の弥平次の粋な裁きが冴え渡る。
『壺坂幻想(ツボサカゲンソウ)』 水上 勉(ミズカミ、ツトム) 著 4巻
内容:生きるとは、私とは、何か。盲目で死んだ祖母への鎮魂に、作家は壺坂寺に詣でた。山道を辿ると、みかん水を売って祖母を大切にした叔父の悲運、生きている母の姿など、親族の誰彼もの不幸が思い浮かんでくるのであった……。水上文学晩年の陰翳に満ちた豊かな文学世界の到来を約束する連作短篇集。
『くじら組』 山本 一力(ヤマモト、イチリキ) 著 6巻
内容:土佐のくじら組の活躍を描く勇壮な時代長篇。黒船の発見に功あったくじら組に幕府から召し出しの話が舞い込むが、その前に仲間を屠った巨大くじらを仕留めよとの藩命が下った。
『東天の獅子 第1巻 天の巻・嘉納流柔術』 夢枕 獏(ユメマクラ、バク) 著 7巻
内容:文武二道の達人・嘉納治五郎によって、衰退していた柔術界に新時代の息吹「講道館流」が誕生した。当初はただの新興一流派だったものが、徐々に隆盛への道をその手に引き寄せていく。若き気概に満ちた青春武道ロマン。
『楽老抄(ラクロウショウ) Ⅲ ― ふわふわ玉人生』 田辺 聖子(タナベ、セイコ) 著 3巻
内容:一茶、漱石、折口信夫、井伏鱒二に太宰治。チェーホフやサガン…。言霊の幸う国、ことばの豊穣なる国で、幼き頃より親しみ愛した物語や書物への言祝ぎ。著者が愛した小説や詩歌を、温もりに満ちた筆致でつづる。
『楽老抄 Ⅳ ― そのときはそのとき』 田辺 聖子(タナベ、セイコ) 著 3巻
内容:老後も死にざまも、そのときはそのとき。人の一生を楽しくする秘訣とは何か。それは「恕」の一字。心でゆるす、ということ-。人生の抜け道、出口を教えてくれる、ユーモアと温かさに満ちた名エッセイ。
『谷川俊太郎の問う言葉、答える言葉』 谷川俊太郎(タニガワ、シュンタロウ) 著 1巻 委託
内容:詩人谷川俊太郎が贈る、言葉集。生きること、愛すること、死ぬこと、暮らすこと、自分自身に出会うことなど、今までに書かれたものから言葉を択んで編みなおしたもの。詩人の問う言葉から世界は始まる。
『父の帽子 - 現代日本のエッセイ』 森 茉莉(モリ、マリ) 著 2巻
内容:父鴎外の想い出。エッセイストクラブ賞受賞東京駒込千駄木観潮楼。森鴎外の長女として生まれた著者が、その愛を一身に受けた半生の想い出を、日常の中のなにげない出来事を語り繊細鋭利な筆致で記す回想記。
◆【漢点字版】(2009年6月1日~12月31日)
700 芸術.美術
『のぶカンタービレ! ― 全盲で生まれた息子・伸行がプロのピアニストになるまで』
辻井(ツジイ) いつ子 著 2巻
内容:「伸行くんはステージで演奏することを、本当に理屈抜きに純粋に喜んでいますね」これは、うれしい言葉でした。思えば、伸行が大好きな人気テレビドラマ「のだめカンタービレ」でも、主人公はクラシック界の慣習にとらわれずに、伸び伸びと演奏しています。
その姿が人々に幸せな気持ちをよびおこすのです。伸行が演奏中に身体を揺らし、喜びを発散させる姿もまた、同じエネルギーがあります。伸行、ショパン・コンクールのセミファイナルでも、もっともっと、歌うように(カンタービレ)!聴衆全体を幸せにしてほしいと願うばかりです。
800 言語
『読めそうで読めない間違いやすい漢字 ― 誤読の定番から漢検1級クラスまで』
出口 宗和(デグチ、ムネカズ) 著 3巻
内容:頌春、言質、脆弱、相殺、杜撰…。これらの漢字、正しく読めますか?誤読の定番から、漢検1級クラスの漢字、漢字漢語の知識、読めれば楽しい漢字までを紹介します。
900 文学
『鷺と雪』 北村 薫(キタムラ、カオル) 著 3巻
内容:日本にいるはずのない婚約者が写真に映っていた。英子が解き明かしたからくりとは?そして昭和11年2月、運命の響きが耳を撃つ-。令嬢と女性運転手が活躍する「ベッキーさん」シリーズ、完結。表題作を含め全3編収録。
『見えなくても、きこえなくても ― 光と音をもたない妻と育んだ絆』
大平 一枝(オオヒラ、カズエ) 著/安部 まゆみ 写真 3巻
内容:2歳で聴力を失い、40歳で失明。結婚、子育て、離婚、果ての自殺未遂…。絶望の淵に立たされたひとりの女性の愛と勇気、そして、光と音を持たない妻を支える夫との絆を描くノンフィクション。
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