◆平成31年3月24日(日) 平成30年度合同会議、評議員会開催
◆11月24日(土)~25日(日) 北信越ブロック大会(新潟県)
◆10月20日、21日 第27回北信越サウンドテーブルテニス大会
◆9月30日(日) 平成30年度富山県視覚障害者球技大会開催
◆8月26日(日) 平成30年度点字競技会、パソコン競技会開催
◆6月10日 第45回北信越グランドソフトボール大会(福井県)
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春めいて桜の開花も間近になったと思ったら、急に冷え込んで雪が屋根にうっすら積もった24日の朝、平成31年度の合同会議が午前10時から、ライトセンター研修室において、理事、監事、評議員、支部長、相談役の他、青年・女性・三療・スポーツの各部長が出席して開催されました。
福祉法人制度改革により、評議員会の開催が年度の始め一回になったことを受けて昨年から合同会議が開かれるようになり、今年度が2回目の合同会議です。
合同会議に先立ち、全評議員が出席して臨時評議員会が開かれ、南砺支部の福江明さんを議長に選出して議事が進められました。
議題は一つで、昨年10月に急逝された高岡支部・白口務さんの後任の監事を決めるものです。
塘添会長から、富山支部の高橋克人さんを後任の監事に推薦したい、と提案があり、全員挙手の賛成で承認されました。
続いて10時30分から合同会議に移り、会長が進行役をして平成31年度の事業計画案と予算案を審議しました。合同会議では議決の必要はないので、忌憚のない意見が期待されます。
事業計画案では、当協会が進むべき方向を示した11項目の基本方針について、1項目ごとに所長が読み上げ、会長がコメントをつけて説名し、皆さんの意見を聞いていくという形で丁寧に進められました。いくつか紹介します。
「組織対策」について
新しい支部の設立や分担金の問題については、以前から検討されているが、仲々進まない難しい問題であることが再認識されました。
「財政基盤の安定化」について
財政検討委員会で経費の節減を図り、うどんやソーメンの販売をして少しでも改善していきたい。
「点訳・音訳ボランティアの養成」について
近年、点訳・音訳ボランティア養成研修会の受講者が減少しているが、費用の要らないホームページに頼っていたのがよくなかったようで、新聞や広報誌などの紙媒体を通しての宣伝を復活していきたい。
「安全な歩行環境の改善」について
視覚障害者の歩行環境では、歩道と、横断で接続する車道との境界に2センチの段差を付けるように、以前から県へ要望しているが、仲々進まない。今後も要望していくとのこと。評議員から「当協会単独で県へ要望するよりも、車椅子関係団体と互いに意見を交わして理解を得た後、共同で県へ要望すれば良いのでは。」との意見もありました。
「ヘルスキーパーの雇用」について
次年度も黒部で継続できることになったようです。
合同会議終了後、昼食を兼ねての懇親会です。少しお酒やビールを飲みながら、和やかに情報交換、歓談をしました。午後2時少し前に終了しました。
30年度第4回三療部会が、平成31年3月10日(日)午前10時から15時まで、富山県視覚障害者福祉センター盲人ホームにて行われました。
午前は11名の参加でボランティアさん2名とヘルパーさん1名に施術奉仕をし、他はそれぞれに技術交換を行いました。
午後は13名の出席で研修会「AKA関節運動学アプローチのあん摩、マッサージへの追加」と題して、濱野昌幸氏(通所リハビリテーション・とよたシャキシャキ)理学療法士を講師にお迎えして行ないました。
まず自己紹介をされ、この施術法との出会いなどの後、AKAとは関節を動かす技術で、その関節をより動かしやすくし、そのことによって他の周囲の関節も動きがよくなるようにしてやる。特に痛みを軽減するものであると。
具体的な施療法は、基本的には徒手によるすべり法と離開法を使う。すべり法は関節面に対して水平方向にうごかし、離開法は垂直方向に動かすそうです。関節にもよるが、動かすのはほんの数ミリ程度であるとのこと。 機能障害の原因が他の関節にわたるような場合は関連する関節すべてに施す必要がある。例えば肩が痛い人がいて、評価したら腰が悪いのではないかと判断した時は、腰、背骨、肩周囲全部をやります。
どこが悪くてもあたりまえのように仙腸関節をやり、AKAをする前にはかならずリラクゼーションをやることが大切なので、マッサージをやってからするようにとのこと。
今日の提案は、いつもやっているマッサージに、ちょっとこのAKAを加えてみてはどうですかということだといわれました。
その後実際にモデルを使って、評価法、すべり法、離開法を仙腸関節、肩関節で教えていただきました。
具体的には、立位での肩の高さ、前屈しての手の長さの評価をされ、仰臥位で股関節の屈曲、SLRの評価をし、それを踏まえてベッドで側臥位になり、仙腸関節にすべり法、離開法を施し、どれくらい変化があったか再度評価されました。
それから肩関節、脊柱の操作も教わりました。皆さんも実際に教わりながら施術してみました。
最後に膝の痛い人もおられたので、「ちょっと複雑なんですが」と膝の操作も教えていただきました。
とにかくマッサージで緩めてから操作すれば効果も大きいそうです。皆さん生き生きと楽しそうに、しかし真剣にやっておられました。
お礼とともに、またの研修をお願いして終了しました。
12月初めの頃の時期にしては暖かな日射しが降り注ぐ中、平成30年度の更生相談会と意見交換会が午前10時からライトセンター研修室において開かれました。
塘添会長の挨拶に続いて、今回は富山県防災危機管理課・長岡憲秀(ながおか けんしゅう)氏を講師にお迎えして、『地震時の避難・家具転倒防止グッズ』と題してご講演いただきました。
冒頭、今回は家具転倒防止グッズ等が用意できなかったことを前置きされ、配られた資料に沿って講演が進められました。
大まかな内容は
1 イントロダクション この頃多発する想定外の災害(一昨年、昨年、今年)に発生した台風・豪雨災害・相次ぐ地震等の被害状況をまとめたデータが紹介されました。
2 災害・防災とは 災害対策基本法から主な防災関係法令の紹介。
3 富山の災害リスク 今回の講演の中心と話題で、富山県の災害の特徴
(1)地震 (2)津波 (3)風水害「大雨、土砂崩れ、台風等」
(4)高波災害「寄り回り波」 (5)豪雪 (6)フェーン現象による火災等、過去のデータも詳しく記載されています。
それを踏まえて
4 災害への備えの所では興味あるデータとして
富山県の自主防災組織の組織率が全国平均に比べて、全国38位の低さであること
がデータとして記されていることです。自分自身に置き換えてみても、地震災害等は頭では判っているつもりでも、富山県は他の県に比べて災害が少ないという安心感が、このような結果として出ていると結論付けられています。
講演の最後の質疑応答では
1. 普段からの備え
支援を受ける際に配慮してほしい事を書いた「ヘルプカード」を作成しておく。ここのところで、本協会では視覚障害者の国際シンボルマークを活用して、一般の方にも視覚障害者である旨を知ってもらい、支援をお願いするための「首からかけるプレート」を、他県に先がけて作成し「困っています、手を貸して」を避難所等で掲げる行動をしていきたい。
そして、今後一層活用していきたい、との前向な取り組みも話され、そのうえで、講師の先生へのお願いとして、国際シンボルマークの存在を各方面でPRしていただきたいとの要望がなされました。
2. 災害が起きた時の対応について
特に、視覚に障害のある方は、避難場所では通路側、トイレ等の位置まである程度の紐などを設置していただき、白杖をつく音が周囲の迷惑にならないよう配慮していただきたいとの要望も出されました。
3. その他
南海トラフ地震発生時の富山県への影響、大規模停電が発生した時の電力確保の見通しなど、予定の時間を上回る多くの質疑応答があり、災害に対する関心の高さがうかがえる更生相談会となりました。
今回の講演を拝聴し、資料の最後のまとめの中で記されていた、自然災害は「想定外」を想定する、同じ顔ではやって来ない、と言う一文が私の心に深く刻まれました。
午後1時からは意見交換会として、2019年4月~2020年3月までの事業計画について、また「第72回日盲連福祉大会札幌大会」旅行団について、詳しい説明がなされました。
その後、2時15分から懇親会に移り、それぞれに今年1年を振り返り、アルコールも交えながら短い一時を楽しみ、3時に全日程を終了しました。
平成30年11月24日(土)、25日(日)の両日、北信越5県から約150名が参加して「アートホテル新潟駅前」において平成30年度の日本盲人会連合・北信越ブロック大会が開かれました。
5年前の新潟大会は豪雪に見舞われて長野県会員と竹下会長が参加できなかった記憶があります。雪の時期を避けて11月の開催になってからは今回が新潟で最初の開催となりました。
富山県からは17名(青年部2名、女性部11名、執行部4名)が参加。福祉バスを利用して大会会場へ午後12時半ごろに到着しました。
2時20分から開会式が始まり、最初に日盲連の歌を皆で斉唱した後、新潟県代表者から開催県として歓迎のあいさつがあり、続いて小山福井県理事長から北信越ブロック長としてのあいさつがありました。
続いて新潟県知事(代理)をはじめ、来賓の方からの祝辞、そして日盲連の竹下義樹会長のあいさつで開会式を終了しました。
続いて、全国各地でも開かれている決起集会、「あん摩師等法19条を守る決起集会」が新潟大会として米島石川県理事長の司会で進められました。
決起集会終了後、代表者会議、青年部会はそれぞれ会場を移して5時30分まで、研修会は4時20分まで開かれ、たら福亭美豚(加藤健太郎)さんの落語を楽しみ、女性部協議会は研修会の後に開かれました。会場の横では用具の展示紹介と販売が行われていました。
代表者会議は竹下会長を含め、24名が参加、開催県代表あいさつに続き、各県出席者の自己紹介の後、新潟県の山県、吉田両氏を正副議長に選出して議事に入りました。
新潟県、長野県から全国大会提出議題として提出された以下の4題について検討されました。
①日盲連青年協議会委員の選任について
②読書バリアフリー法の制定に向けたブロックの活動について
③災害時における障害者等の要配慮者避難支援について、各都道府県単位で地域性をとらえた避難マニュアルを早急に策定し、策定にあたっては当事者を策定委員会に加える事を要望する。
④視覚障害者が自立と社会参加を目的に居住地で専門職による質の高い生活訓練、歩行訓練を受けられるよう法律で体制や生活訓練指導員の配置基準を定めるなど環境整備を要望する。
以上の提出議題について、いろいろな意見が出され、各文面の内容を整理して各県へファックス等で確認したものを提出する事になりました。
続いて、石川、福井から読書バリアフリーについて国への働きかけをした事の他、富山県からは視覚障害者国際シンボルマークを市町村に知ってもらうための働きかけをした事などが報告されました。
例年ブロック会議に提案されている「光の泉賞」候補者推薦については新潟県の提案が了承されました。
最後に31年度の北信越ブロックの行事予定の報告がされた後、代表者会議を終了しました。
報告された平成31年度の北信越の予定は以下の通りです。
・日盲連全国大会は5月26日(日)、27日(月)、28日(火)、北海道で開催。
・グランドソフトボールは5月18日(土)、19日(日)、石川県で開催。
・STTは10月26日(土)、27日(日)、富山県で開催。
・北信越ブロック大会は11月23日(土)、24日(日)、長野県で開催。
午後6時30分から懇親会が開かれ、美味しい料理、美味しいお酒などを楽しみながら、各県代表によるカラオケで大いに盛り上がりました。
二日目25日は午前9時から社会福祉法人・日本盲人会連合の竹下義樹会長による「中央情勢について」と題して講演を聴きました。
講演内容の要点は次の通りです。
・中央の情勢の動きを情報として教えてほしいという意見がある。日盲連が持っている情報媒体は点字日報、声の広場、JBニュース、メール送信などがある。
・国土交通省関係では新バリアフリー法改正法。各地域ごとにバリアフリー協議会を作って線から面になるような組織としたい。ホームドアー、転落防止柵、などの安全対策について、全国に9500の鉄道駅があり、ホームからの転落者は年間約3千人いる。
・文部科学省では、読書バリアフリー法の具体化に向けた動きがあり、全国の公共図書館、点字図書館、サピエ、国会図書館、学校図書館の全部をネットワークでつなぐ方向にある。
・厚生労働省では、「あはき」の問題が大きい。来年1月から正式に受領委任制度が始まる。障害者雇用の水増し問題については、「災い転じて福となす」になれば良いという考えで進めていきたい。
・内閣府の動きについて、合理的配慮の提供は民間事業者においては努力義務になっているが、これを法的義務になるようにしたい。障害者を国家公務員として採用した時は、省庁が事業主として障害者職員の通勤支援を検討する方向にある。これは大きな進歩である。
・財務省の動きについて、消費税が10%になった時、障害基礎年金を加算する可能性がある。
日盲連組織の動きについては、
・3年計画で大災害時における視覚障害者の専門支援員を養成し、全国どこで災害が起きても対応できるようにしたい。
・日盲連の名称変更について、改名検討委員会で話し合っているが、最終的には定款の変更になる。
・昨日の代表者会議でも話が出たが、毎年100程度出る提出議題については体系化して整理していきたい。
講演終了後、昨日の代表者会議、青年部協議会、スポーツ協議会、女性部協議会の内容が報告され、閉会となりました。
新潟は遠い事もあって、富山県勢はすぐに高速道路を使って移動、途中のサービスエリアで食事をした後、富山へ4時過ぎに着きました。
平成30年度、第27回北信越STT大会が石川県金沢市において10月20日(土)・21日(日)の両日にわたって開催されました。富山県からは選手10人と付添兼審判として富山県卓球連盟レディース部の鳥崎さんの11人でいってきました。
初日は開会式に引き続いて個人戦が行われました。成績は、STT-A女子の部で徳市和美さんが金メダルに、村田恵子さんが銅メダルに輝きました。その他、STT-A男子の部もSTT-B男女混合の部も入賞はありませんでした。
21日の団体戦には富山県からは3チームが出場しましたが、今年は力及ばず、すべてベスト8に終わってしまいました。
個人戦では負けたものの団体戦でリベンジできた人、その逆に個人戦では勝利したけれども団体戦で惜敗した人など、悲喜こもごもありましたが、全体的には他県のレベルがアップしているのに対し、本県のレベルが停滞しているということでしょうか。
来年の28回大会は富山県において開催されます。今日からクラブ一丸となって富山県大会に向けて競技力、技術力を強化していくことを試合後の反省会で申し合わせました。
本クラブはSTT-A(アイマスクあり)男子とSTT-B(アイマスクなし)の選手がきわめて不足しています。
現在、新部員の入会を心待ちにしています。併せて練習にお付き合いいただけるボランティアの方も募集しています。
《運動不足は不健康の元》と言います。体を動かしに来てください。お待ちしています。
平成30年10月14日(日)午前10時から、富山市磯部町の視覚障害者福祉センターにおいて、ボランティアの方約40名、会員約90名が参加して、第42回視覚障害者文化祭・及び福祉機器展が開かれました。
研修室では午前10時から塘添会長の挨拶で始まり、ここで会長は日盲連からの呼びかけとして、今年発生した北海道東部地震、西日本を中心とした豪雨災害に対する見舞金を送ることが、各県団体に対してなされたことから、本協会でも今回の文化祭に併せて、会場の皆さんに向けて募金の呼びかけがなされました。
続いて、今年度は「音楽鑑賞」、旧県立盲学校卒業生のピアニスト・YOUTAさん、歌・YOSHINOさんによるライブが行われました。
「川の流れのように」、「夢路より」など、おなじみの曲から、YOUTAさんのオリジナル曲を交え、途中10分間の休憩をはさんで11時半過ぎまで行われました。
演奏が始まるころには、研修室の中は人で溢れ、・・熱気に包まれ、特にアンコールの「上をむいて歩こう」の曲では、手拍子と共に大合唱、楽しい時間があっという間に過ぎてしまいました。
2階では、和室で女性部員によるお茶席が行われ、会員の趣味の作品展示、ボランティアグループによる物品販売、漢点字の紹介ブース、視覚障害者も楽しめる囲碁体験コーナーもありました。
2階盲人施術室では、昨年に引き続き三療部員を中心に、施術体験コーナーが設けられ、施術を受けたい人の列が続いていました。
福祉機器展では、音声体温計、プレクストークPTR3、PTN3、視覚障害者用防災用品「防災ベスト・リュック」などが展示され、1階ロビーの飲食物コーナーではコーヒー、弁当、マス寿司、ブリ寿司、栗おこわなどが販売され、また研修室の外ではビヤガーデンが開かれ、焼き鳥やエダマメなど、皆さん美味しくいただきながら談笑を楽しんでいました。
午後1時からは研修室において、フラワーコーラス、民謡の生きがい教室発表がありました。
個人では相撲甚句の披露、カラオケなどが行われ、3時前に文化祭を終了しました。
募金活動では多くの皆様にご協力いただき、本当に感謝申し上げます。
事前の準備から後かたずけまでご協力をいただいたボランティア・職員の皆様、本当にありがとうございました。
午前9時30分から、第35回グランドソフトボール大会が南部中学校グラウンドで、第44回サウンドテーブルテニス大会・サウンドテーブルテニスA(アイマスクあり)女子の部がセンターで開催されました。
グランドソフトボールの開催に当たっては、前日からの雨の影響で、グラウンドのところどころに水たまりが?、私を含め大多数が中止を覚悟しておりましたが、早朝から今回審判をお引き受けいただいたソフトボール連盟の方々が、スポンジで水を吸い取るなど、懸命な整備により、予定通り試合が開始されました。
時おり弱い日差しが覗く中、回が進むにつれてグラウンド状態も改善し、開始直後は少なかった選手の方も集まりはじめて、試合ができる喜びを感じながらのプレーとなりました。
お互いに点の取り合いになるかと思いきや、引き締まった試合に。勝敗がどちらに傾くか最後まで息の抜けない展開、終ってみれば2対1でAチームの勝利。
大会を支えてくださった審判団のご努力により、私どもは気持ちの良い汗をかくことができました。
午後1時からライトセンターで、サウンドテーブルテニスA(アイマスクあり)男子の部、サウンドテーブルテニスB(アイマスクなし)男女混合の部が行われました。
日頃からセンターの卓球教室に参加しておられる方がほとんどで、年々レベルもアップし、速い球を打ち返し、その激しさに驚くばかりです。
閉会式でレディース代表の講評にもありましたが、全国大会での審判をして感じることとして、常に成績の上位に来る方の共通点は、ミスの少ないサーブをしている方、と感想を話されていました。
以下は球技大会の成績です。(敬称略)
☆グランドソフトボール 優勝 社会人Aチーム
最優秀選手 佐生秀一 優秀選手 濱野昌幸、高橋 亨(とおる)
☆サウンドテーブルテニスA(アイマスクあり)女子の部
優勝 徳市和美 準優勝 本江とみ子 3位 柳田信子
☆サウンドテーブルテニスA(アイマスクあり)男子の部
優勝 中西美雄 準優勝 塘添誠次 3位 林 大志(ひろし)
☆サウンドテーブルテニスB(アイマスクなし)男女混合の部
優勝 太田蓉子 準優勝 池田一義 3位 赤石美枝子
受賞された皆様、おめでとうございます。参加された選手の皆様、お疲れさまでした。
又、球技大会の準備・進行に携わっていただいたソフトボール協会並びにレディース、センター職員の皆様、本当に有難うございました。
今回は大型台風の接近が迫る中での一時でしたが、予定通り開催できた事に、ホッと胸をなでおろしたところです。
平成30年9月15日(土)・16日(日)の両日、会員家族激励大会、歩行訓練、研修会が黒部支部の担当により、宇奈月温泉「ホテル黒部」を中心に行われました。
あいにく、朝からの雨模様の日でしたが、県内各地からバスで約70名が参加してホテル黒部に集合しました。
到着して間もなく、2時から家族激励大会に入り、堀恵一副会長の開会宣言、塘添誠次会長の挨拶、藤岡勝美黒部支部長の歓迎挨拶がありました。黒部支部での開催は12年ぶりとの事です。
続いて来賓の大野久芳・黒部市長、横山栄・富山県議会議員、伊東景冶・黒部市議会議長、松井敏昭・黒部市社会福祉協議会会長(代理)、伊東高志・黒部市身体障害者協会会長(代理)の各氏から温かい激励の言葉をいただきました。中には「湯の香り 残る心に 実る秋」の句を披露して励ましの言葉とされた来賓の方もおられました。
大会終了後、3時過ぎからバスに分乗し、宇奈月温泉街の歩行訓練に向かいました。この15日~17日の三日間はモーツァルト音楽祭が開かれているとのことで、あちこちで演奏を聴くことができたかも知れないのですが、残念ながら雨のため、歩行訓練でなく、お土産店の散策程度になってしまいました。
宴会までの間、掛け流しの温泉につかり、露天風呂からは走行するトロッコ電車を眼下に眺めることができました。
6時半から待望の宴会、懇親会です。美味しい料理とビール、お酒を楽しみました。焼きたてのアワビが大変美味しくて大満足。皆さん得意のカラオケを聴きながら時間が過ぎました。
途中、当ホテルのロビーで8時30分から演奏があるとのうれしい連絡があり、宴会終了後に皆さんでそれを聴きました。
演奏はピアノ伴奏によるソプラノ独唱と女性5名による合唱でした。特に、独唱はマイクを使わないのにロビー全体に鳴り響く声量と迫力に驚きました。思いがけずモーツァルト音楽祭に参加、鑑賞することができたのはラッキーでした。
二日目10時からの研修会は、「宇奈月の歴史と文化を楽しむ会」代表・河田稔氏を講師にお招きして『黒部川開発100年と宇奈月温泉』の演題で講演を聴きました。
主に、黒部川の電源開発と宇奈月温泉の盛衰が深い関係にあるとの内容で、私には「目からウロコ」の話が多くありました。
特に、黒部川の景勝地である猿飛峡(さるとびきょう)や十字峡に発電所やダム建設の計画が出た時、自然保護の観点から景勝地を避けて影響のない下流地点に変更されたとのことです。
今なら自然や環境保護は当然のように思いますが、100年も前にこのような考えがあったことは驚きであり、感心しました。
講演終了後、昼食を取って二日間の日程を終えました。来年の激励大会は小矢部支部の開催で、9月7日、8日に行われます。多くの皆様の参加を宜しくお願い致します。
日本盲人会連合結成70周年記念・第64回全国盲女性研修大会中国・四国ブロック島根県松江大会に出席のため、8月31日朝、大雨と雷注意報の中、柳田信子さんご夫妻とガイドヘルパーの福岡さん、延野の4人が富山駅、高岡駅から乗車。
金沢駅、京都駅、岡山駅で乗り換え、夕方に松江駅に到着しました。今日31日は大会一日目ですが、日程の都合により、会議には参加できませんでした。大会会場の松江県民会館を確認してから駅近くのホテルに宿泊しました。
9月1日(土)、大会二日目の午前は8時30分より松江県民会館で開かれた全国代表者会議に出席、午後からは研修大会に出席しました。
午後1時30分からの第1部、落語家の春雨や落雷師匠による講演会で、演目「目黒の秋刀魚」を聴きました。楽しく面白く笑い方を学びました。
第2部は、アンケート調査の中間報告がありました。3時より第3部として、「日ごろ差別を受けたことがありますか、感じたことがありますか」についてレポート発表会と意見交換会が行われました。第4部で助言者から、参考になる言葉をいただき、研修大会を終了しました。
6時にバスで「ホテル一畑」へ戻り、「平安の間」においての交流会に参加しました。
9月2日(日)、大会三日目は第64回全国盲女性中国・四国ブロック島根県大会に出席。大会では提出された議案が審議された後、承認されました。続いて、今年度のスローガンを宣言して閉会式となりました。台風を気にしながら、午後遅くに松江駅から帰路につきました。
来年、2019年の第65回全国盲女性研修大会は愛知県名古屋市に決定しました。交通の便利もよい所なので、大勢の皆様の出席をお願い致します。
お盆を過ぎた頃は少し暑さも和らいでいたのですが、26日は今年最高かと思われる猛暑になってしまいました。
第67回点字競技会、第19回パソコン競技会は当協会が主催し、富山県の後援、日本赤十字社富山県支部、毎日新聞社、北日本新聞社の協賛をいただいて、ライトセンター研修室で午前10時から行われ、点字競技は15名、パソコン競技(携帯電話も含む)は7名が参加しました。
10時から塘添会長のあいさつ、優勝杯返還、オリエンテーションに続いて点字競技に入りました。記憶書き、聞き書き、写し書きは各2分間、速読みは1分間の4種目で競われました。
速読み競技のため、皆さんが2階へ移動して研修室が空いた後、パソコン競技の準備を始めました。
競技は朗読文聞き書き、短文聞き書きの2種目で、それぞれ10分の間にどれだけ多くの文章を正確に書けるかで競われました。
競技終了後のデータ回収に不安がありましたが、参加者が少し減ったこともあり、割合スムーズに回収ができ、正午には昼食に入りました。
午後1時から、「点字表記法の改正について」と題して土田庄二先生の講演を聴きました。
点字の表記は読む人の立場、点訳者の立場から、「読みやすく、分かりやすく」を考慮しながら時代の流れに応じて改正されていることを知りました。
講演終了後も土田先生と点字利用者の間で、専門的で細かい意見が交わされていました。
2時30分から閉会式に移り、点字競技会、パソコン競技会の成績発表と表彰式、続いて講評が行われ、3時に競技会の日程を終了しました。
審査していただいた富山視覚総合支援学校の皆様、あゆみ会、ひまわりの会の皆様、センターの皆様、ご協力有難うございました。
また、競技に参加いただいた皆様、有難うございました。受賞された皆様、おめでとうございます。
点字競技会、パソコン競技会の成績は以下の通りです。(敬称略)
[第67回 点字競技会]
・団体の部
1位:県知事賞・毎日新聞社賞 富山市チーム
2位:北日本新聞社賞 射水市チーム 3位 高岡市チーム
・個人総合(一般の部、中途失明者の部の総合)
1位:県議会議長賞 松波律子(高岡)
・一般の部個人総合
1位:日本赤十字社富山県支部賞 松波律子(高岡)
2位 鈴木修博(射水) 3位 佐生真理(魚津)
・中途失明者の部個人総合
1位:日本赤十字社富山県支部賞 塘添誠次(射水)
2位 谷内幸子(富山) 3位 山口 勇(高岡)
・田島杯 岩黒勝義(射水)
[第18回 パソコン競技会](携帯電話も含む)
・パソコンの部
1位 山口 勇(高岡) 2位 田口明美(高岡) 3位 塘添誠次(射水)
・携帯電話の部
1位 梅本直明(南砺) 2位 上坂敏彦(高岡)
成績は以上の通りです。受賞された皆様、おめでとうございます。参加いただいた皆様、有難うございました。
また、審査していただいた富山視覚総合支援学校の皆様、あゆみ会、ひまわりの会の皆様、ご協力有難うございました。
西日本では数十年に1度という豪雨のため、大きな被害が起きています。お見舞い申し上げます。
幸い富山県は大きな被害もなく、今日も朝から暑い日が続いています。暑さのため、参加者が減るのではとの心配もありましたが、昨年同様、約40名の方が参加されました。ボランティアの方の参加もありました。本当に有難うございます。
午前10時から「センタークリーン作戦」を開始。玄関、研修室の窓ガラス磨き、蛍光灯の掃除、書庫、廊下や手すり、トイレの壁など、目新しいのは閲覧室の蛍光灯、エアコンのフィルター掃除でした。
皆さんは各自の持ち場で安全に気を配りながら汗を出し、1年間の汚れを拭き取りました。ロビーや研修室、閲覧室などを掃除をしながら、いろんな機材が増えて段々と手狭になって行くことを今年も感じました。皆さん、早くセンターが増築されることを願っています。
例年は女性部員によるバーベキュー材料の調理と青年部員による鉄板焼きの準備が掃除と並行して行われるのですが、今年は鉄板、ガスコンロの手配などの諸事情により、バーベキューはできませんでした。
お待ちかねの懇親会は12時少し前からオードブル形式で行われました。一汗かいた後の冷たいビールは格段に美味しく、エビチリ、ミンチなど、美味しい料理に舌鼓を打ちながら満腹になり、皆さん和やかに歓談していました。
懇親会終了後、せっかく掃除をした床が汚れていないか、改めて床掃除をしました。
クリーン作戦に参加いただいた皆様、また手伝いや準備をしていただいた青年部、女性部の皆様、本当にありがとうございました。
今年度のボランティアと利用者交流会は富山県視覚障害者福祉センター(ライトセンター)と昨年完成した富山県美術館を会場に開催され、県内各地からの会員、付添の方、そしてボランティアの方は、午前10時までにライトセンターに集合しました。
午後には猛暑となった日でしたが、意見交換会の参加者は利用者49名、付添14名、ボランティアの方57名(うち点訳は15名)と、センターは満員状態でした。
10時過ぎ、塘添会長の挨拶で始まり、オリエンテーションに続いて点訳図書グループと音訳図書グループに別れ、意見交換会に移りました。
これまで音訳グループは2グループに別れていたのですが、自己紹介だけで時間がとられ、皆さんの意見を聴くことができないとのことで、今年はA、B、Cの3グループに別れて意見を交換しました。
テープ利用者が少しずつ減っていく中、今年はプレクストークの普及度や、オンラインでのサピエ図書館の利用法の話題が多かったようです。また、若い方の間ではiPhoneなどのスマフォを使って図書利用をしている方が増えつつあるように感じました。
図書を製作する側、図書を利用する側、ともにパソコンやスマフォを使うことが必要となっていくようです。これも時代の流れでしょうか。
とは言え、「どんな本が読みたいか、どんなことを知りたいか」、「こんな本が読みたい、こんな事が知りたい」など、互いに意見を交換する場が大切なことは今後も変わらないと思います。
「ボランティアと利用者交流会」は大切な行事です。そして、楽しみにしている方も多いのです。
11時30分からの全体会議では、4グループで話し合ったそれぞれの内容が報告されました。
昼食後、ボランティアの方と利用者がペアを組んで(私はつるばみの会の方とペアを組む)3台のバスに分乗して富山県美術館へ移動しました。
美術館は全館がほぼガラス張りだそうで、目前に環水公園、遠くに立山連峰の素晴らしい眺望を楽しむことができるようです。
2階では高野山金剛峯寺の襖絵完成を記念して千住博展が開催されており、ボランティアの方にいろいろと襖絵について説明していただきながら広い広いフロアーを歩きました。
滝、岩、草原などが墨絵だけでなく、いろんな色彩で表現されているそうです。説明を聴きながら、イメージが浮かぶような浮かばないような・・・ 久しぶりに良い運動になりました。
バスで3時にライトセンターへ戻り、堀副会長の挨拶で閉会となりました。
協力、参加していただいたボランティアの皆様、センター職員、会員の皆様、どうも有難うございました。
記.安田
日本盲人会連合結成70周年を記念して第71回全国盲人福祉大会が東京で開かれました。富山県からの先発隊、塘添会長、ヘルパーの方、私の3人は6月11日(月)午前10時05分富山発の新幹線「かがやき508号」で上野へ向かいました。
事前にお願いしてあったので、上野からは駅員の誘導で迷うことなくタクシー乗場まで案内していただき、10分ほどで会議が行われる(今日の宿泊先でもある)「浅草ビューホテル」に着きました。
ここで私がお願いしていたガイドヘルパーの方と初顔合わせ。いろいろ打合せをしました。
最初の会議である平成30年度定時評議員会に塘添会長が出席。次いで開かれたスポーツ協議会代表者会議には、塘添会長と協議会長の濱野さんが出席。あはき協議会代議員会には安田が出席しました。
各会議終了後、午後6時30分ころから北信越ブロックのメンバーで懇親会が開かれ、各県の情報交換をしながら浅草の味を楽しみました。
二日目は浅草ビューホテルで朝食後、研修会が始まる前に、日盲連の便利グッズ展示会を見学しました。新しいプレクストーク(PTR3)のコーナーがあったので、10月14日の当協会の文化祭にプレクストークを展示していただくよう、担当の方にお願いしました。
10時から3階の「祥雲」を会場に、「70年の歴史と先人の思いを語る」をテーマに研修会が開かれました。
日本盲人会連合名誉会長・笹川吉彦、日本盲人会連合相談役・板垣成行、日本盲人会連合女性協議会相談役・新城育子の3氏をパネリストに迎えての研修でした。
3氏とも日盲連の大先輩なのですが、歳を感じさせない元気な語りで、日盲連歴代会長の交代劇のエピソードなど、熱い内容の話しを聴きました。
研修会終了後、あわただしい中、同じ会場で昼食。12時30分から全体会議が開かれ、次いで1時30分からの生活分科会には塘添会長、バリアフリー分科会には濱野さん、職業分科会には安田が、それぞれ別れて会議に参加しました。
私は事前にもらっていたデータをパソコンで確認、ヘルパーさんに資料を見てもらいながら会議の内容を聴いていました。
皆さん活発でいろんな意見が出、時間の制限もあり、議長は進行に苦労されたと思います。審議は9項目、23議題について検討されました。
視覚障害者の職業はやはり三療が大半です。議題も「あはき」に関するものが多くありましたが、私は視覚障害者と晴眼者では「あはき」に関する考えにズレがある事を感じています。審議の結果、よく似た議題や検討の必要があるものなど、少し訂正を加えながら全ての議題が採択されました。
会議終了後、タクシーで宿泊先である江東区のホテル「イースト21」に行き、富山県からの大会参加ツアー団と合流しました。
例年は宿泊先での夕食、宴会になるのですが、今回は東京の夜景を楽しむことを兼ねて、5時過ぎにバスでホテルを出発。墨田区のスカイツリーへ行きました。
スカイツリーの足元にある商業施設「東京ソラマチ」で食事をしながら、目前での寄席を楽しみました。前座は女性二人による漫才。続いて本番の林家豆平の落語。どちらも早口で軽妙な語りで、聞いていて心地よく、迫力満点でした。
食事と寄席の後は高速エレベーターでスカイツリーの展望台に上がり、東京の夜景を楽しみました。
三日目の6月13日(水)、朝食後、「イースト21」をバスで出発。ツアーの目的である、日本盲人会連合結成70周年記念・第71回全国盲人福祉大会に参加するため、台東区上野公園の東京文化会館へ向かいました。会場に入るずっと手前から多くのボランティアの皆様に歓迎の言葉をかけていただきました。
10時からの式典では、国歌、及び日盲連の歌の斉唱、黙祷に続き、笹川吉彦大会実行委員長の歓迎挨拶、竹下義樹日盲連会長の主催者挨拶があり、秋篠宮殿下の御言葉をいただきました。
日盲連顕彰の表彰式では、北信越ブロックから当協会の堀副会長の奥様、堀ちずゑさんが「光の泉賞(内助等功労)」を受章されました。本当におめでとうございます。
大会後、歩いて会場近くにある西郷さんの像まで行って写真を撮った後、バスで昼食会場の土産店に着きました。ここでは皆さん、かなりの買物をしておられました。
千葉県への途中、東京湾アクアラインでは「海ほたる」で少し時間を取り、眼下の東京湾の眺めを楽しんだり、技術資料館「うみめがね」では海底トンネルを実際に掘った掘削機の先端部分が展示してあるのを手で触れてみました。カッター部分はさすがに摩耗して角が取れ、丸くなっていました。
アクアラインを過ぎると木更津市です。間もなく宿泊先の竜宮城スパ「ホテル三日月」に到着しました。このホテルは「金風呂」が有名だそうです。
実際に「金風呂」に入りましたが、思ったよりも小さく浅い湯槽でした。私には「猫に小判」だったようです。
昨日の夕食はホテルの外だった為か、皆さん今日の宴会は飲んだり食べたり、そして余裕を持ってカラオケを楽しんでいました。
14日は朝食後、再びアクアラインを通って東京へ戻り、両国の食事処で「ちゃんこ鍋」を食べました。そこからは近いということで、歩いて高砂部屋まで行き、朝乃山関と接見することができました。
皆さん朝乃山関と並んで写真を撮ったり、握手したりしてニコニコ顔。私も握手してもらいましたが、やはり関取の手は大きかった!!
ツアー最後は江島杉山神社を参拝しました。この神社は管鍼法で有名な杉山和一が奉られています。視覚障害者で三療の仕事をしている人は一度は参拝したいと願っているものと思います。私も参拝できて良かったです。
東京駅では皆さん土産を買うのに真剣、レジでは長い行列が続いたようです。買物を終えて18時04分発の北陸新幹線(はくたか573号)で富山へ帰りました。
来年は北海道札幌市で第72回全国盲人福祉大会が開かれます。北海道は魚やカニが富山に負けないほど美味しい所ですね。皆さん元気でまた参加しましょう。宜しくお願いします。
グランドソフトボール東海北信越地区代表決定戦が富山市城川原公園グランドで行われた。
東海地区代表の三重県と3年連続して代表権を争うこととなり、過去2年善戦ながら勝利することが出来ず、今年こそという意気込みで試合に臨んだ。
地元の利をいかして先制点が欲しいところだったが、そこは百戦錬磨の三重県打線、飛田投手のコントロール抜群の球を右に左に打ち分けられ、守備の乱れもあり得点を与えてしまった。
柳沼投手もきれきれの変化球で三重打線を無得点に抑え、富山の攻撃に勢いが戻ったかに思えたが、無情にもゲームセット。
今年も全国大会出場は叶うことが出来なかったですが、これからも選手19名頑張っていこうと思います。
たくさんの応援ありがとうございました。
ー富山県チーム今年も優勝!ー
平成30年6月10日、第18回全国障害者スポーツ大会グランドソフトボール競技地区予選を兼ねて、第45回北信越グランドソフトボール大会が福井県永平寺町松岡総合運動公園で盛大に開催された。
組合せ抽選は事前に行われていて、石川県と対戦することになった。大会前の練習で、石川県の投手を想定してバッティング練習も行い、万全の体勢で試合に望んだ。
1回表の石川県の攻撃、先発柳沼投手も立ちあがり若干の緊張があったのだろうか?3四球でノーアウト満塁のピンチ、四番打者内野ゴロの間に1点先制されたものの、後続を絶ち最小限の1点に押さえたのはさすがでした。
一瞬、チーム内にも緊張感が走ったが攻撃になればあっさりと相手投手を攻略し、あっという間に同点、そして逆転。
3点、4点、3点と3イニング連続得点で、終って見れば10対1の逆転勝利。
初戦を突破して安心もつかの間、決勝戦。因縁の対戦とはいわないものの長野県と対戦することに。
まれに見る投手戦となり、先発飛田投手をはじめ野手一丸となって先制点を取りに行った結果、誰もが予想しなかったランニングホームランで待望の1点を先取した。
その1点を全員で守りきり、1対0で勝利、今年も優勝する事が出来ました。
「福井しあわせ元気大会」のプレ大会ということもあり、3試合目は開催県である福井県と交流試合を行いました。さすがに疲れていましたがしっかり結果を出し8対0で勝利することができ、この勢いのまま富山チーム一丸となり三重との代表決定戦に臨みたいと思います。
北信越大会参加にあたり、たくさんの応援ありがとうございました。三重戦も頑張りますので引き続き応援よろしくお願い致します。
6月10日午後1時からライトセンター研修室において、平成30年度の定期会員総会が開かれ、式典に先立ち、29年度に亡くなられた会員の方々に対して1分間の黙祷を捧げました。
その後、本協会会長は会員・来賓の皆様に挨拶を行い、まず冒頭で「本県グランドソフトボールチームが今日福井県において北信越大会に参加、まさしく今が試合の最中である」と報告され、エールを送ろうと呼びかけがなされ、満場一致の賛同を得て会長の音頭で、三重県にいる富山県チームに三三七拍子のエールを送りました。
続いて、昨年度から協会が取り組んでいる課題として、
①毎年当協会から県への要望書として提出する項目のうち、ライトセンターの老朽化に伴い、昨年度要望に組み入れた、センターの屋上とバルコニーの改修、書庫の消火設備の二つの課題の予算措置が認められたこと。
②3年前に取り組み始めた「視覚障害者活用ヘルスキーピングモデル事業」の実施が今年度も認められたことに対して、改めてお礼を述べられました。
③継続的な課題として、盲導犬の入館・入店拒否対策について、県障害福祉課との連携により、富山県ホテル・旅館生活衛生同業組合へ「宿泊施設における盲導犬の利用等についての要望書」を提出したこと。しかしながら、飲食店頭では今だに入店拒否が起こっている現状で在ること。またこの話題が先ごろ県内のマスコミでも取り上げられたこと。
以上の3点が報告されました。
次いで、来賓の衆議院議員・宮腰光寛内閣総理大臣補佐官、衆議院議員・田畑裕明厚生労働大臣政務官、参議院議員・野上浩太郎内閣官房副長官(代理 秘書)、五十嵐務県議会議員、富山県厚生部長・前田彰久(代理 障害福祉課長・大村政人)、富山県社会福祉協議会長・岩城勝英(代理 専務理事・車 司)、富山県身体障害者団体協議会長・久々江徐作の各氏から熱のこもったご挨拶をいただきました。
式典終了後、2時から総会(議事)に入り、議長に氷見市部の布尾英二さん、副議長に下新川支部の舟川由紀子さんを選んで議事に入りました。
平成29年度の事業報告、決算報告、監査報告について審議し、拍手多数で承認。
続いて平成30年度の事業計画案、予算案の審議に入り、同じく拍手多数で承認されました。
また、この審議の途中に北信越グランドソフトボール大会の結果が会長より報告がなされ、優勝との一言で研修室は大歓声に包まれました。
3時15分過ぎから懇親会に移り、あちこちでにぎやかな談笑が交わされました。
今年度も、総会とグランドソフトボールの試合が重なり、出席者の減少を気にしておりましたが、会員皆様のご協力により70名の参加をいただき、盛大に定期総会を終えることができました。
平成30年5月27日、午後1時からライトセンター研修室において、今年度第1回の評議員会が開かれ、15名の評議員が出席しました。
定足数確認後、議事に先立ち、塘添会長はあいさつで次の3項目について話されました。
①社会福祉法人改革により、理事会は業務執行機関であり、評議員会は年1回の最高決議機関となり、この定時評議員会が最も重要な会議になる。
②今年4月1日から重度視覚障害者に対する同行援護において、報酬改定が行われ、これまでは身体介護を伴う場合、伴わない場合の2段階に分かれていたが、改定により一本化された。
これまでの介護報酬は1時間当たり「身体介護あり」が405単位、「身体介護なし」が199単位だったが、一本化後は291単位になった。
これまでは採算が合わないとの理由で同行援護から撤退する事業所もあったが、報酬改定により、歯止めをかけられるのではないかと期待している。
③今年7月1日から視覚障害の認定基準が70年ぶりに改定される。これまで「両眼の視力の合計」で判定されていたが、「良い方の視力」によって判定されることになる。しかし、これまでの判定より不利益になることはない。
続いて議長に富山支部の池田一義さん、副議長に富山支部の柳田信子さんを選出して、平成29年度事業報告、及び決算報告、監査報告について審議され、両議案ともに挙手多数で承認されました。
議事終了後、山内副会長から視覚障害者国際シンボルマーク、及び啓発のパンフレットについて説明がされ、笹木施設部長からはボランティアと利用者交流会、センタークリーン作戦について説明とお願いがあり、評議員会を終了しました。
午後2時30分からライトセンター研修室において理事9名、監事1名が出席して今年度第1回の理事会が開かれました。
会長はあいさつで、「これまでは評議員会が開かれる日の午前中に理事会を開いていたが、報告事項に修正などの必要が出た場合、訂正が間に合わないため、事前に開くことになった。来年も同じようになると思う。」と話されました。
議長に安田副会長を選んで議事に入り、平成29年度の事業報告、及び決算報告を審議、白口監事から監査報告があり、事業報告、決算報告について、共に挙手全員で承認されました。
議事終了後、白口監事から「財政が逼迫しているようなので、今後の立て直し対策が必要ではないか」とのアドバイスについて検討した結果、会長、副会長、事務局で財政検討委員会を設けて検討していくことになりました。
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