◆令和5年3月9・10日 日視連女性協議会 全国委員会・代表者会議
◆令和4年12月4日(日) 更生相談会・結婚相談室・意見交換会
◆11月26日(土)、26日(日) 北信越ブロック大会(石川県)
◆10月22日、23日 第29回北信越サウンドテーブルテニス大会
◆9月10日、11日 令和4年度家族激励大会と歩行訓練、研修会
◆8月21日(日) 令和4年度点字競技会、パソコン競技会開催
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令和5年3月26日(日)午前10時から、ライトセンター研修室において、理事、監事、評議員、支部長、相談役、そして青年・女性・三療・スポーツの各部長など、29名が参加して令和4年度の合同会議が開かれました。
会議は会長の挨拶の後、特に議長を置かず、気楽な形で進められ、令和5年度の事業計画案、予算案、県への要望などについていろいろと報告、検討がされました。
各支部の情況報告など、意見交換の中では、昨年改定された支部分担金、育成費についての質問もありました。
合同会議を終了後、12時から昼食を兼ねて懇親会が開かれました。調子が悪かった研修室のエアコンは最近修理が終り、爽やかな中での懇親会でしたが、センター利用の制限が四日前に緩和されたばかりとあって、皆さんは静かに飲食を楽しみました。
令和5年3月16日(木)、午後2時からライトセンター研修室において令和4年度第3回理事会が開かれました。
理事10名、監事1名の出席で定足数を確認。はじめに塘添会長は挨拶で、「コロナ禍のため、これまで中止していた行事は昨年から徐々に規模を縮小して実施してきました。今年はコロナウイルスが2類から5類に緩和される予定でもあり、以前のように戻す方向で実施したいが、参加者が少ないのではと心配している。」と話されました。
次いで、議長に安田副会長を選出して、以下の5議案を審議しました。
第1号議案・令和5年度事業計画案、第2号議案・令和5年度予算案
第3号議案・役員、評議員の報酬規定の制定について
第4号議案・理事長先決、および業務執行理事の執行業務に関する規定の制定について
第5号議案・給与規定の改正について
5議案とも、それぞれ質疑応答の後、1議案ずつ挙手全員で承認され、3時に理事会を終了しました。
◆日本視覚障害者団体連合・女性協議会
令和4年度第1回全国委員会・第2回代表者会議
令和5年3月9日(木)午後、女性協議会・令和4年度第1回全国委員会が日本視覚障害者団体連合会館二階会議室で開かれました。
阿部央美会長の挨拶に続き、事前に渡されていた会議内容の検討をした後、日本視覚障害者団体連合・竹下会長を囲んでの意見交換会が開催されました。
竹下会長は挨拶で、3月8日に名古屋市で開催された世界女性デーに合わせて行われた「視覚障害女性の相談会」は盛況だったので、今後も続けたいと話されました。
その後の意見交換会では、
・物価高になって生活が貧困化しているが、助成や手当の値上げをしないのか。
・同行援護のガイドヘルパーの不足や利用時間、条件などについて、改善されないのか。
・交通機関がない。ガイドヘルパーの車がつかえるようにしてほしい。
・世の中、デジタル化が進んでいるが、私たちも使用できるように講習会を開いたり、製品が使いやすくなるよう改良してほしい。
・緊急放送は視覚障害者にもわかりやすいよう、音と音声で知らせてほしい。
・食品の賞味期限や商品の説明は、字を大きくするか読み上げてほしい。
・救急病院や大きな病院など、また入院時の視覚障害者の代読代筆を認めてほしいまた入院時の同行援護を認めてほしい。
・交通困難や高齢化で会員が集まりにくい。
など、活発な意見交換が行われました。
3月10日(金)午前、新宿区のワイム貸し会議室において、令和4年度第2回代表者会議が開かれました。
阿部会長の挨拶の後、議長を選任して次のような審議が行われました。
(1)令和4年度行事報告(中間)、令和4年度収支決算報告(中間)、令和5年度行事予定の3議題について審議され、賛同多数で承認されました。
(2)奈良県で開催される全国福祉大会への提出議題の決定、及び神奈川県で開催の全国視覚障害女性研修大会でのレポートテーマの決定。
その後、令和5年度常任委員の選挙改正が行われました。
(3)令和5年8月30日、31日に神奈川県藤沢市で行われる「第69回全国視覚障害女性研修大会関東地区大会」の案内があり、なるべく早めに大会要項を案内すると説明がありました。
3月に入り急に暖かくなり、東京は昼間は上着も要らないくらいで、朝夕の人波が大変多く、また外国の人の多さにも驚かされました。
師走に入り、急に冷え込みが強くなった4日、令和4年度の更生相談会、意見交換会、結婚相談室が午前10時からライトセンターにおいて開かれました。
会員41名(付き添い者含め)が参加して、今年も3密を避けるため、研修室とロビーに分けての開催となりました。
午前10時からの研修会に先立ち、今年度の北信越ブロックで開かれたグランドソフトボール大会で富山県が優勝、STT大会団体では富山県が準優勝した事について、賞状の伝達式が行われました。
続いて塘添会長は、令和4年5月19日成立、5月25日に公布、施行された法律「障害者による情報の取得及び利用並びに意思疎通に係る施策の推進に関する法律」短縮しても「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」という名の長い法律名について説明されました。
*今年12月末発行される「ゆきしろ86号」に詳しい内容が掲載されます。
この法律は、障害者が日常生活や災害時に必要な情報を健常者と同じように得られるよう支援し、格差の解消を目指すもので、日視連をはじめ、4団体が約12年間要望活動をして実ったようです。まさに「継続は力なり」ですね!
会長は「この法律は理念方なので、具体的に進展させるには私たちの要望をしっかりと県や市町村に働きかける事が大切」と強調されました。
次に、12月15日提出予定の「県への要望書」について、1項目ずつ事務局から読み上げてもらい、塘添会長が補足説明しながら皆さんからの意見を求めるという形で会議が進められました。
午後からの意見交換会では、始めに事務局から令和4年度の事業計画案について報告がされ、続いて来年5月に予定されている「第76回日視連全国福祉大会奈良大会」旅行団について、山内副会長から日程などの詳しい説明がありました。
来年は公共交通機関を使い、京都から貸切バスを利用して参加したいとの事です。皆さん多数の参加をお願いします。
最後に短い時間でしたが、意見交換会をした後、お待ちかねの懇親会を兼ねた忘年会に移りました。
昨年、一昨年はコロナ禍の影響で自粛していた忘年会とあって、皆さん久しぶりに静かに親睦と飲食を楽しみ、2時半過ぎに更生相談会を終了しました。
◆11月26日(土)、26日(日) 北信越ブロック大会(石川県)
令和4年11月26日(土)、27日(日)の両日、北信越5県の皆さん約70名が参加して、石川県羽咋郡志賀町の志賀の郷温泉「いこいの村能登半島」において、令和4年度の日本盲人会連合・北信越ブロック大会が開催されました。
昨年の福井大会は新型コロナウイルス感染防止のため、Zoomを利用してのオンライン会議でしたが、今年度はwithコロナという事で、感染防止対策に充分配慮して対面方式で開催されました。
富山県からは12名(青年部2名、女性部4名、執行部6名)が参加し、バスを利用して大会会場へ午後1時過ぎに到着しました。
2時から開会式が始まり、最初に日盲連の歌を皆で斉唱(実際はコロナ感染を防ぐため心の中で歌う)した後、米島石川県理事長から北信越ブロック長としてのあいさつがありました。
例年は開会式の後、すぐに代表者会議、青年部協議会、女性部協議会などが行われるのですが、今年度は諸事情により、研修会と講演が先に開かれました。
研修会では「障がい者割引が適用されるお客さま向けの新たなICカードのサービスの概要について」をテーマとして、講師に東日本旅客鉄道株式会社新潟支社総務部・サービス品質改革室長の下室勝氏から詳しい説明を聞きました。
続いての講演会では、「中央情勢について」と題して日本視覚障害者団体連合・竹下義樹会長の話を聞きました。
研修会、講演会終了後、1時間ほど、代表者会議、青年部協議会、女性部協議会がそれぞれ開かれ、会場の横では用具の展示紹介と販売が行われていました。
各会議終了後、懇親までの時間が少なく、のんびり風呂に入る時間はありませんでした。
楽しみの懇親会は感染防止対策のため、静かな食事会の雰囲気でしたが、景品が当たるジャンケンゲームは盛り上がりました。
翌日は昨日に引き続いて各会議がそれぞれ開かれ、熱の入った討議がされました。代表者会議では、全員自己紹介の後、石川県の岡田氏を議長に選出して議事に入りました。
石川県、富山県から全国大会提出議題3題が提出されていましたが、検討して2題に集約されました。
例年ブロック会議に提案されている「光の泉賞」候補者推薦については石川県の提案が了承されました。
最後に令和5年度の北信越ブロックの行事予定が担当県から報告され、北信越ブロック大会は11月25日、26日の二日間、富山県で開催されます。多くの皆さんの参加を宜しくお願いします。
次いで全体会議に移り、代表者会議、青年部協議会、女性部協議会、スポーツ協議会からそれぞれの報告があり、北信越ブロック大会の日程を終了しました。
富山県勢は七尾の能登食祭市場へ寄って昼食を摂り、帰路に着きました。
11月13日(日)、ライトセンターにおいて三療研修会が開催され、午前は2階の盲人ホーム施術室で、参加者同士がお互いの技術を交換しました。
午後の研修会は約20名が参加して、講師に濱野昌幸さん(当協会理事・理学療法士)をお迎えして「シルバーリハビリ体操(椅子にすわって行う体操)」について学びました。
どのように動かすのか?耳で聞いただけでは理解しにくい複雑な動作もあり、講師に直接指導してもらいながら、手足や体を動かして学びました。かなりキツイ運動もありましたが、皆さんはにぎやかに体操を楽しんでいました。
この「とやまシルバーリハビリ体操」の資料には「肩の上下運動、指組み腕上げ胸反らし運動、肩つかみ僧帽筋伸ばし運動」など、23項目について詳しく説明されているとの事です。
また、この体操は多くの介護事業所で取り入れられているとの事ですが、筋肉をストレッチして関節を動かしやすくする運動なので、高齢者だけでなく若い方にも充分に役立つ運動だと思いました。
資料には「肩や膝など痛い所に応じた体操が選べる」ように記載されているそうなので、自営業の方にも参考になると思います。
久しぶりに体を動かしてにぎやかに学び、楽しい研修会でした。
◆10月22日、23日 第29回北信越サウンドテーブルテニス大会
秋も深まり頬を打つ風にも冷たさを感じるようになり、まだコロナ禍が続く中、長野県松本市において、感染対策をしっかりと行いながら「第29回北信越STT大会」が10月22日(土)、23日(日)の二日にわたり開催され、富山県からは6名の選手が出場して好成績を残して帰宅しました。
22日の個人戦では、STT A(男子)で川口選手が銀メダルを取得され、週末から始まる「全国障害者スポーツ大会」出場へ弾みをつけられました。
STT A(女子)では本江さんが銀メダル。STT B(男女混合)でも徳市さんが銀メダルを取得され、全種目を富山県勢が銀メダルに輝きました。
また、STT A(女子)では柳田さんが3位、STT B(男女混合)では池田部長が3位を取得され、初日の富山県勢は大活躍されました。
23日は団体戦です。富山県の名誉をかけて、昨日の勢いをそのままぶつけました。
その結果 富山県Aチームが決勝戦まで勝ち残り、第28回(富山大会)の優勝チームの長野県チームと対戦することになりました。
長野県チームも前日の個人戦において3種目すべて優勝者を揃えた強豪です。
富山県Aチームは本郷さん、徳市産、川口さんでぶつかっていきましたが、惜しくも勝利することができず、準優勝に終りました。
一方富山県Bチームは、柳田さん、池田さん、林さんで果敢に戦いましたが、惜しくも4位に終りました。富山県勢としては、前例のない好成績を手にし、意気揚々と帰宅しました。
令和4年10月2日(日)は素晴らしい天候に恵まれ、第39回グランドソフトボール大会が午前9時30分から南部中学校グラウンドで開かれました。
昨年のグランドソフトボール大会は同じ所で開かれる予定でしたが、コロナ禍のため中止になり、第48回サウンドテーブルテニス大会はコロナ感染防止に充分注意して実施されましたが、試合前の挨拶やお昼の弁当、表彰式もなく、賞品は後日郵送されるという、寂しい球技大会でした。
グランドソフトボールは2チームを作るには選手が足りず、バッティング練習と守備練習を同時にできる試合形式により、11時半頃まで実施されました。
サウンドテーブルテニスはライトセンターにおいて行われ、午前中はA(アイマスクあり)女子の部、昼食後の1時からは、A(アイマスクあり)男子の部、及びB(アイマスクなし)男女混合の部が行われ、熱戦が繰り広げられました。
以下は球技大会の成績です。(敬称略)
☆☆第39回グランドソフトボール大会
最優秀選手 勝島佑太
優秀選手 濱野昌幸、高橋克人、富山大輔、飛田功平
☆☆第48回サウンドテーブルテニス大会
☆サウンドテーブルテニスA(アイマスクあり)女子の部
優勝 本江とみ子 準優勝 森田恵美子 3位 柳田信子
☆サウンドテーブルテニスA(アイマスクあり)男子の部
優勝 林 大志 準優勝 川口勇人 3位 中西美雄
☆サウンドテーブルテニスB(アイマスクなし)男女混合の部
優勝 池田一義 準優勝 徳市和美 3位 徳市秀晴
受賞された皆様、おめでとうございます。参加された選手の皆様、お疲れさまでした。
又、グランドソフトボール、STT競技にご協力いただいたレディース、センター職員の皆様、どうも有難うございました。
ようやく残暑が収まり秋らしくなった令和4年9月25日(日)、午後12時30分から富山市磯部町の視覚障害者福祉センターにおいて第46回視覚障害者文化祭、及び福祉機器展が開かれました。
一昨年、昨年(44回、45回)は新型コロナウイルス感染症拡大のため中止となりましたが、今回は3年ぶりの開催となりました。
コロナ禍がまだ終息していない事、昼から3時までの限られた時間の開催の事もあり、3年前の約半数の60数名の会員(付添い含む)が参加しました。
ボランティアの方(コスモスの会、あゆみ会、ひまわりの会、声のライブラリー友の会)からは3密を避けるのと、物品販売などのコーナーが縮小になった事もあり、10数名の協力をいただきました。
コロナ禍の開催、午後からの開催の事を考えれば、それなりに盛会だったと思います。研修室において12時30分から塘添会長のあいさつで始まりました。
1時から生きがい教室の発表があり、3年間コロナ禍のため日頃の練習成果を発表する機会に恵まれなかったのですが、久しぶりの発表とあって皆さんハッスルされていたようです。
フラワーコーラスの発表では、会員数が多いので「密」を避けられないため、予め録音してあった4曲を生の声で紹介しながら再生する形で進められました。
続いての民謡は「密」の心配が少ないので、生演奏で6曲が演奏され、最後は「越中おわら」に合わせて踊る方もおられ、にぎやかに締めくくられました。
2時からのカラオケは出場者が少なかったのですが、「飛び入り大歓迎」の呼びかけとアルコールの力?もあり、そこそこの方が飛び入りで自慢のある喉を披露されました。
2階では囲碁体験コーナー、便利グッズコーナーの他、和室では女性部員によるお茶席が開かれ、床の間の掛け軸などの説明を聞きながら、美味しいお菓子とお茶を楽しみました。
便利グッズコーナーでは音声体温計の他、3年前の文化祭の講演「AIスピーカーがあなたの生活を変える」で好評だったAIスピーカー(8インチ画面付)が展示され、皆さん「アレクサ・・・」と声をかけ、返ってくる反応に感心したり大笑いしたり、にぎやかに楽しんでおられました。
好評だった盲人施術室での施術体験コーナーは「密」を避けて今年は見送られました。
1階ロビーの飲食コーナーではコーヒー、お茶券、外の中庭では缶ビール、おつまみ、おにぎりが売られ、皆さん美味しくいただきながら談笑を楽しんでいました。
事前の準備から後片付けまで、多くのボランティアの方々に協力していただき、皆さん楽しくにぎやかな時間を過ごし、3時に文化祭を終了しました。
ご協力をいただいた多くのボランティアの皆様、センター職員の皆様、本当に有難うございました。
令和4年9月10日(土)・11日(日)の二日間、富山支部の担当による会員家族激励大会、歩行訓練、研修会が「呉羽ハイツ」を会場に開かれました。
令和元年に小矢部市の宮島温泉「滝乃荘」で開かれた後、2年度、3年度は新型コロナ感染防止のため中止になりましたが、今回は3年ぶりの開催となり、富山、射水、高岡からバス2台で約30名が呉羽ハイツに集合しました。
全国的にwithコロナが叫ばれている中での開催でしたが、思ったよりも参加者が少ないと思いました。まぁ、2年3年よりも今年の方が桁違いに感染者が多いのですから、仕方がないかも知れません。
まだ残暑が続く10日、午後2時から家族激励大会が大広間で始まりました。山内副会長の開会宣言、塘添会長の挨拶、堀副会長・富山支部長の歓迎挨拶に続き、本来なら来賓の方から挨拶をいただくのですが、今年はコロナ禍のためご遠慮いただきました。
激励大会の後、バス2台に分譲して歩行訓練に向かい、呉羽駅近くの富山市民芸術創造センターでバスを降りました。
ここから姉倉比賣神社(あねくらひめじんじゃ)までの往復約2キロを歩きました。神社へは数十段の階段があり、私には久しぶりの運動になりました。
6時半から待望の懇親会です。美味しい料理とビール、お酒を充分に楽しみながら互いに親睦を深めました。
11日午前10時からの研修会は、講師に呉羽山観光協会副会長・山口五十一氏をお迎えして「呉羽山丘陵の魅力について」(住民から見た呉羽山丘陵)と題して講演していただきました。講演終了後、昼食を摂って二日間の日程を終えました。
来年の激励大会は砺波市で行われる予定です。コロナ禍が終息している事を願い、また多数の皆様の参加をお願い致します。
第68回全国視覚障害女性研修大会(北海道・東北ブロック福島県大会)は「コラッセふくしま」を会場にして、令和4年8月31日(水)9時30分から17時まで行われました。
この夏の猛暑と日本各地に被害をもたらした大雨に女性大会の開催を心配していた矢先、日本中を新型コロナウイルス感染症の第7波が襲い掛かりました。
やむなく会議と大会を8月31日だけの一日に短縮して、リモート会議(ZoomとYouTubeを使ってハイブリッド)で開催されました。
午前の全国代表者会議の審議では、来年の役員改選について3名の役員を決め、また他の議事全てが承認されました。
昼食時には講師・鶴賀イチ先生の講演がユーチューブで配信されて、昼食をとりながら聞きました。
午後は「災害を乗り越えて、今、伝えたい事~震災、豪雨、コロナ禍」というテーマで、6人のリポート発表が行われ、竹下会長と中村前点字図書館館長の助言をいただき、活発な意見交換が行われました。
その後、第68回大会決議では、審議の後に11項目の決議が採択、承認されました。
最後の閉会式では、令和5年8月30日31日に神奈川県藤沢市で行われる予定の第69回全国視覚障害女性研修大会関東ブロック神奈川大会について、代表者から歓迎のあいさつがあり、大会が無事終了しました。
以下に採択された決議を記します。
①食品の賞味期限・消費期限の記載は、視覚障害者にもわかりやすいように、文字を大きくすることを要望する
②スーパーマーケットなどでは有人レジの台数を増やすことを要望する
③セルフレジのカードやお札の投入口などの表示を拡大文字にすること、またはっきりとわかりやすい音声案内をつけることを要望する
④テレビ放送におけるニュース速報の音声化と外国語の日本語吹き替え、字幕の文字拡大と時間延長を要望する
⑤全国どこでも確実に代筆支援が受けられるよう要望する
⑥視覚障害者が操作しやすいスマートフォンなどの情報端末を開発すること、及び全国の自治体において研修やサポート体制を充実することを要望する
⑦視覚障害者にも使いやすいセルフレジ、キャッシュレス端末機器及びATM等の普及を国から民間企業等に働きかけることを要望する
⑧子育て支援を地域格差なく受けられるよう要望する
⑨視覚障害女性が犯罪から自分の身を守るためのツールを開発し、日常生活用具給付品目として追加するよう要望する
⑩災害時の情報伝達・避難・誘導・避難所生活等に関し、視覚障害者のための具体的な方策を要望する
⑪最低限の文化的生活を保障するために障害基礎年金の増額を要望する。
猛暑と思えば大雨が降ったりする気候最中の8月21日(日)、多くの団体の後援、協賛をいただいて、当協会主催による第71回点字競技会、第23回パソコン競技会が富山県視覚障害者福祉センター研修室で開かれました。
昨年はコロナ対策のため、午前中の競技会だけで終りましたが、今年は感染防止に配慮しながら午後からの点字講習会と表彰式も行われました。
午前10時から塘添会長のあいさつ、オリエンテーションに続いて、12名が参加してすぐ点字競技に入り、記憶書き、聞き書き、写し書き、速読みの順に、4種目の合計点で競われました。
最後の速読み競技のため、皆さんが2階へ移動して研修室が空いた後、パソコン競技の準備を始めました。
パソコン競技は朗読文聞き書き、短文聞き書きの2種目で、それぞれ10分の間にどれだけ多くの文章を正確に書けるかで競われます。
今年は7名の参加(携帯参加なし)でしたが、若い女性の初参加があり、出場者の平均年齢がかなり下がりました。うれしい事です。
表彰式の講評では、皆さんが書いた文字数はよく似ていて大差は無いようです。出場者の誰でも入賞できるチャンスはあるようです。
競技会の審査をしていただいた視覚総合支援学校の皆様、音訳ボランティアの皆様、センターの皆様、ご協力をどうも有難うございました。また、競技に参加いただいた皆様、有難うございました。
◎点字競技会、パソコン競技会の成績は以下の通りです。(敬称略)
[第71回 点字競技会]
・団体の部
1位 射水市チーム 2位 富山市チーム 3位 高岡市チーム
・個人総合(一般の部、中途失明者の部の総合)
1位 松波律子(高岡)
・一般の部個人総合
1位 松波律子(高岡) 2位 鈴木修博(射水) 3位 佐生真理(魚津)
・中途失明者の部
1位 塘添誠次(射水) 2位 谷内幸子(富山) 3位 本江とみ子(射水)
・田島杯 安達 実(富山)
[第23回 パソコン競技会](携帯電話も含む)
・パソコンの部
1位 田口明美(高岡) 2位 川口勇人(高岡) 3位 屋敷誠司(氷見)
・携帯の部 今回は参加なし
受賞された皆様、おめでとうございます。
昨年、一昨年はコロナ禍のため中止されていたクリーン作戦ですが、今年度は感染防止に気を配りながら3年ぶりの実施となりました。
感染の不安がある事も影響しているのか、20名弱の参加者でしたが、午前10時からスタートしました。
玄関、研修室の窓ガラス磨き、蛍光灯やエアコンのフィルター掃除など、皆さん各自の持ち場で安全に気を配りながら汗を出し、1年間(いや3年間?)の汚れを拭き取りました。
ロビーや研修室、閲覧室などの掃除をしながら、いろんな機材が増えて段々と手狭になって行くことを今年も感じました。早くセンターが増築されることを願いたいです。
掃除が終わる頃、突然非常ベルが鳴り響いてビックリしましたが、避難訓練と分かり、安心しました。皆さんは見える人の助けを借り、声をかけながら、玄関と2階非常階段の2班に別れて避難しました。
避難訓練が終わりセンターへ戻って落ち着いた後、皆さん静かな雰囲気の中で軽い食事を摂り、クリーン作戦を終了しました。
7月3日、今年もボランティアと利用者交流会を開催することができました。昨年同様に点訳・音訳に別れて、ボランティア側と利用者側から質問や課題についての話し合いがされました。
点訳グループはボランティア6人(3グループ)・利用者8人。音訳グループにはボランティア12人(6グループ)・利用者6人の参加でした。
点訳・音訳共に、利用者がどんな本の訳を希望しているのか、との質問があり、利用者からは郷土色の豊かな地元新聞の特集や雑誌を希望するとのことでしたが、小説などの長編のものについては個々人の趣味が様々で「とりあえずベストセラー」とか「話題作ならなんでも」といった結論でした。
また、広報などのように定期的に発行される読み物の購読者を増やしたいとの意見も多く出されました。これには協会が点訳・音訳されているコンテンツを整理して会員にフィードバックするように準備を進めたいと思っています。
その他にもボランティア・利用者双方から様々な意見や思いが出され、実のある時間になりました。
今年もボランティアさん達とお出掛けを楽しむことはできませんでしたが、これはこれでじっくりと読書バリアフリーを具体的に考える大切な時間になったと思います。
6月12日(日)午前10時からライトセンター研修室において評議員15名の出席を得て、令和4年度定時評議員会が開催されました。
先に同席の理事が紹介された後、議長に富山支部の柳井さん、副議長に下新川支部の舟川さんを選出して議事が進められました。
第1号議案・令和3年度事業報告について高島所長から報告がされ、質疑の後、挙手全員で承認。第2号議案・令和3年度決算報告が作田次長から報告された後、監査報告があり、質疑の後挙手全員で承認されました。
第3号議案・顧問を新しく追加する件について審議され、挙手絶対多数により承認された後、評議員会を終了しました。
午後から定期会員総会が開かれました。昨年はコロナ禍のため来賓出席はご遠慮いただきましたが、今年は3密にならないよう、会場をセンターの研修室とロビーを使い、5名の来賓「参議院議員 野上浩太郎様、衆議院議員 田畑裕明様(代理)、富山県厚生部・部長 木内哲平様(代理)、富山県社会福祉協議会・会長 新田八朗様(代理)、富山県身体障害者団体協議会・会長 布尾英二様」の方々に出席いただいての開催になりました。
午後1時から全員起立して物故会員の方への黙祷を行なった後、来賓の方々から祝辞をいただきました。
塘添会長の挨拶、及び報告の中では、県への要望について来賓の方々にも協力をお願いした事、日視連からウクライナの視覚障害者への支援募金とソーメン購入の協力のお願い、多額の寄付をされた方の紹介などがありました。
総会の議事は、議長に富山支部の柳井さん、副議長に下新川支部の舟川さんを選出して議事に入り、第1号議案・令和3年度事業報告、第2号議案・令和3年度決算報告、監査報告の後、拍手多数で承認されました。
第3号議案・令和4年度事業計画案、第4号議案・令和4年度予算案についても拍手多数で承認され、3時30分に総会を終了しました。
令和4年5月29日(日)、新潟県上越市今泉スポーツ広場・多目的広場において、第49回北信越グランドソフトボール大会、兼第22回全国障害者スポーツ大会グランドソフトボール競技北信越地区予選が開催されました。
参加チームは新潟県と富山県の2チームで、いきなり決勝戦ということになりました。
10時より開会式、その後代表者会議があり、プレー中はマスクなし、ベンチではマスクを着けることに決まりました。
試合は富山県チームが先攻で、11時より始まりました。1回表、新潟県チームの投手がコントロールを乱し、ワンアウト満塁としたあと、タイムリーヒットが出て2点を先制した。1回裏は飛田投手が素晴らしい投球を見せ、三者凡退にしりぞけた。
2回、3回、4回の富山県チームは打線がつながり得点を重ねて7点。一方新潟県チームの2回、3回、4回はヒットを1本ずつ打たれたが、0点に抑えた。
時間の関係で5回が最終回となり、富山県チームはまたもや打線がつながり、3点をいれて合計10点。5回の裏も、飛田投手の投球がさえて三者凡退に抑え、10対0の完封で富山県チームが勝ち、優勝しました。
一日中雲一つない、しかも気温が31度にもあがる大変暑い日でしたが、静かな環境の広々としたグラウンドで大変やりやすかったです。
本大会を開催、運営していただきました新潟県の関係者の皆さん、本当にありがとうございました。
令和4年5月26日(木)、午後2時からライトセンター研修室において理事10名、監事1名の出席により、令和4年度第1回理事会が開かれ、議長に山内さんを選出して議事に入りました。
第1号議案・令和3年度事業報告について高島所長から報告。ほとんどの行事はコロナ禍のため中止となったが、Zoomでのオンライン会議が増え、参加人数を減らして行事も徐々に実施されるようになってきているようです。質疑の後、議長以外全員挙手で承認されました。
第2号議案・令和3年度決算報告について作田次長から報告。本部会計、施設会計、特別会計について説明されました。大口の寄付により黒字決算になったとの事です。次いで高橋監事より監査報告があり、質疑の後、議長以外全員挙手で承認されました。
続いて第3号議案・評議員会の開催について、会長から提案がされ、6月12日(日)に開催する事を決定。
第4号議案・顧問の選任について、会長から県内全般からという提案があり、新しく2名の先生に協会の顧問就任をお願いする事を挙手全員で承認し、理事会を終了しました。
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